1120.読者の声



医療調停所、常設のすすめ。

現在、医療は高度化し、ベッドに縛られたままの延命は、かなり可
能になった。一方で、尊厳死を望む人間も、日本では、その死生感
のためか、非常に多いいのである。
また、残念なことに、ホスピスも、キリスト教系に頼っており、
充分とはいえないようだ。
医者の友人の話では、患者を治療するという医師の基本的思考のた
めか、若い医師などは、ホスピス勤務をすると、精神がボロボロに
なるそうだ。やはり、人の生死には、宗教者が、積極的にかかわる
べきではなかろうか?

日本の、国民皆保険が、日本社会の安定にどれだけ寄与しているか
、はかりしれない。近年、一部に、これを見直すべきという議論が
あるが、これこそ、金勘定ばかりで、人間と社会全体を見渡すこと
のできない人間の発想であろう。
それほど金勘定にうるさいのであれば、不正請求等のあぶりだしに
有効な手でも、考え出したらどうだと言いたい。

もう一つ問題なのは、医療サイドと患者の側で、信頼感が薄れてい
ることだ。以前なら、「よろしくお願いします。」の一言で、すべ
てが医者側に委託されていた。
医者の倫理感も高かったといえよう。(能力も、むかしは学年の
トップレベルの人達だけが医者になった。)

しかし、今、医者(あるいは病院)の倫理観を、盲目的に信じられ
ないという人間も増えている。私は、カルテとレセプトの患者と患
者の責任者に対しての開示・資料提供は当然だと思うが、医師会は
、やってますよと言いながら、現場的に不快感をかくさないし、
拒否感もあるようだ。

医者のサイドからみると、医療とは、完全なものではなく、さまざ
まの方法や、ケースバイケースでしか対応できないものを、素人に
難癖つけられて、忙しい中の訴訟を受けることの被害の甚大さから
、防御的になってしまうのであろう。

私は、今の医療紛争を、司法裁判所で裁く枠組みに、無理があるの
ではないかと考える。どちらにしても、医療問題は専門性が高度な
ため、法解釈より先に技術側面について、医療側で審議してもらっ
ている状態だ。

医療調停所を常設し、医療側の訴訟対応負担をやわらげ、患者側に
も納得のいく説明を行える機関が必要ではないか。当然立ち入りや
、捜査資料を集める権限も与えるのである。
その上で単なる薮(医療技術の未熟)によるものと、重大な過失や
犯罪的行為を分けて処理し、犯罪的行為にあたると判断した場合、
患者に代わって司法裁判所に告発するというシステムだ。
もちろん薮の場合は、医療側に勧告するということになる。同じ間
違いを繰り返すのは、医者の場合、犯罪だ。

先の、尊厳死の場合も、本人による医療調停所への登録にしてはど
うか、PC時代なら、本人の意思が混濁していても、医療サイドで検
索し、確認できるのではないだろうか。
医療は、信じ合う心が基本である。そうでなければ、治るものもな
おらない。医療不信は相互にとって不幸である。それが緩和される
システムの導入を一刻も早く願う。

                      まとり
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国際戦略BBSに送れません、管理人さん、できれば転送願えません
でしょうか?お願いします。

現在、このサイトもそうであるように、インターネット上での政策
論議や、合意形成の結集が、盛んになっている。隣の韓国での大統
領選挙では、その力をはっきりと見せ付けられた。

それは、無責任なブームや、狭い利益誘導と一線を画している。
もちろん、個々の参加者の意識の向上が、精一杯のことかもしれな
い。しかし、その思考の深まりの手段としては、(異なった、年代
や社会層が、対等に忌憚なく発言できるだけでも)格段の進歩であ
ると思う。

 しかし、これらの討議が、実際の政策としての有効性をもちうる
かについては、遠く山脈を仰ぎみるようだ。まだ、<民>や<政>
の場合、参加者内に、民間企業者の決定権者に近い人間がいて、
影響をおよぼすことはできるだろう。
しかし、<日本>という我々の船の舵を握っているのは、実質的に
は<官>である。

 この、最大、最後の聖域<官>の状態を、どうみるか討議しても
らいたい。
一つには、<官>の合意決定プロセスにおいて、本当の権力的中心
があるのか?(外から見る限り、決定の中枢が、中空にみえる。
次官?OB?族のボス?)
もう一つは、どう変化すべきか、またその方策はあるのだろうか?

日本改革は、OBを含めた、<拡大官>の改革抜きには考えられな
い。<官>の拡大的実態を報告・分析するとともに、その利点と弊
害について、この場での討論を是非してほしい。
                    まとり
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国際戦略コラム  NO.1113 でも取り上げられている
エタノールを造るプラントはすでに実用化されています。
日揮では、世界中にゴミからエタノールを造るプラントを作ってき
たようです。
 
昨年得た情報によると、山形県の酒田市でエタノール製造プラント
を建設中とのことでした。
 
出来たエタノールは、洗剤メーカーに売るそうです。その洗剤メー
カーもエタノール製造会社に出資しているようです。
 
そのプラント建設には、国、県、市から補助金が出ているようです。
 
詳しくは、日揮にお問い合わせください。
 
Tanaka
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戦略BBSに飛ばそうと思ったのじゃが、飛ばんので、筋違いじゃが
こっちにおくるわい。 

「わからないことばかりだ。今ごろ、日本を占領したい国なんてあ
るんじゃろうか?それなら何のために?日本なんて何の資源もない
じゃろうに。
北朝鮮だって、攻撃してくるとすれば、うらみじゃろうな。日本を
占領できるとは思おとらんじゃろう。

米国さんの普段の軍事思想は、制空権さえ握れば、その国を軍事的
には支配下においたと考えておるのじゃろう。日本みたいに。やれ
やれ、爆音が無くならないはずじゃわい。

ミサイル防衛といっとるが、実戦配備されるまで、金正日体制が続
いておるかのう。やれ難儀なこっちゃ。アメリカさんに金だけとら
れて、年金が少なくなりゃせんか?ああ、くわばら、くわばら。

この時代によその国に攻め込んだら、国際社会から袋叩きじゃろう
。なにせ、ありがたいことに、日本は海を隔てておるからの。間違
ってはいりこみました、とはいかんじゃろうな。

日本の海自は、米軍とリンクしておるそうな。いざことあらば、
すぐに米軍の指揮下じゃ。
しかし、海保とは、連絡もつかんらしい。ああ、わからん。わから
ん。この前の有事法制、日本の土地に相手国がくれば有事らしい。
なら、北方領土は固有の領土で、ロシアが支配しとるから、法案成
立、即、有事じゃのう。
ナンマイダブ、ナンマイダブ。

印度洋までいった隊員は、お勤めとはいえ、可哀相じゃのう。
入隊したときは、あんな、にっぽんから遠く離れたところへ行くと
は思もわんじゃったろう。入隊志願者がへらなきゃいいがのう。
ああ、この世はわからんことばかりじゃ。米国さんの尻馬に乗って
、いけいけどんどんでええんじゃろか。せめて、孫が大きくなるま
で、戦争に巻きこまれんようにと、御先祖さまに線香を奮発して拝
んでおこうか。      合掌  虚風老  」
虚風老
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出来ましたら、杉野 滉さんに御伺いしたいですが、
杉野さん、救急された後入院し回復される迄、
幾れ位期間掛かりましたか? 参考に教えて下さい。
若し杉野さんを御紹介戴けましたら幸いです。

施 性榮   San Diego(米) 在住   12-17-02

国際戦略コラム    NO.1100
> 件名:私も心室細動
> 霞ケ浦に住む、杉野さんからのメール。転送します
> 、----------ここから原文----------
>
> 高円宮様が 私の六年前と同じ特発性の心室細動で亡くなられました。これ
> はなんの前触れもなしに突然に心肺停止してすぐ適切な処置をしなければ約
> 3分後から脳細胞が破壊され始めて7〜8分で蘇生の可能性が無いという
> 病気です。宮様がスカッシュ 私は弓道と種目は違いますがいずれも運動中
> の出来事です。私の場合は幸いにも周りに全国から集まってきた大勢の人が
> 居てしかもすぐそばにあの東京医大の榊原心臓外科で総婦長をしていたとい
> う70過ぎの方が居られ 現役の看護婦と山梨医大の医学生2人に助けられ
> ました。ダミー人形を使って心臓マッサージと人工呼吸をやる様子をテレビ
> などで見た事があるかとおもいますがあれです。救急車が来るまでそれをや
> り続けなければ まず助かりません。
>
> うちのかカミサンから ”宮様のような大切な方が亡くなられてアンタは生
> きているのネ” といわれて気分を壊して昨夜は不て寝しました。
> あとで ”ワタシには宮様よりアンタが一番大切ョ” なんて歯の浮いたよ
> うな事を言われて………。
> 杉野 滉
> Kenzo Yamaoka
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『亜空間通信』463号(2002/12/20)
【右も左も役立たず日本絶望状況でわが電網宝庫に外交安全保障戦
略会議設置決定】

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 転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

本日(2002/12/20)、わが電網宝庫に、『亜空間通信』「イラン」特集を新設し、「中
東問題総合リンク」の目玉商品の最新情報とし、これをもって、「日本外交安全保障
戦略会議」の設置決定の通告に代えることとした。

 イラン特集を先頭にしたのは、すでに何度か発したごとく、アメリカによるイラク
攻撃ありかなしかの緊迫した状況下、古代ペルシャ帝国の末裔、ランが、実に微妙な
資源外交を展開しているからである。

 日本の財界も政界も、実は、イランに向けて、そこそこの動きを見せてはいる。し
かし、何せ、右も左も恐米畏縮症患者の腰抜けばかり、最近会談した同年代の元日本
国高級官僚も、しきりと嘆く状況で、ついに、私は、憂国の至情止みがたく、率先、
上記会議の設置を決意するに至ったのである。

まずは、現在の世界の焦点、中東問題に関して、本日、以下の資料整備を開始した。

http://www.jca.apc.org/?altmedka/tyuutou-sougou.html
2002.12.20開設
中東問題総合リンク

主な内容・関連リンク等

2002.12.20設置 イラン  
1998.3.8開設 イラク イラク〜湾岸戦争(今なぜイラクの城)
2002.12.20設置 パレスチナ  
1998.3?開設 イスラエル リンク集:イスラエル核疑惑国って何?
リンク集:シオニスト謀略「ガス室」神話
(ホロコースト神話総合リンク集) 他

中東三部作
Web公開『アウシュヴィッツの争点』(全文入力済み)
Web公開『偽イスラエル政治神話』(全文入力済み)
Web公開『湾岸報道に偽りあり』(全文入力済み)

http://www.jca.apc.org/?altmedka/iran.html
2002.12.20開設
イラン

わが電網宝庫を訪問、参照されたい。

 以上。

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木村愛二:国際電網空間総合雑誌『憎まれ愚痴』編集長
ある時は自称"嘘発見"名探偵。ある時は年齢別世界記録を目指す生涯水泳選手。
木村愛二書店(↓):木村愛二作品の本とヴィデオを電網宝庫で販売中
http://www.jca.apc.org/?altmedka/hanbai.html
(2002.12.02.ヒット数5,342)
E-mail:altmedka@jca.apc.org
URL:http://www.jca.apc.org/?altmedka/
(2002.12.02.ヒット数82,081)
altmedka:Alternative Medium by KIMURA Aiji
Big big name, ah, ah, ah........


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