952.日本の政治機構の問題点



突然、すみません。少しお聞きしたいのですが、日本の政治機構の
問題点をどのように思っていらっしゃるのか
よろしければ、教えてください。
本当に、突然で申し訳ございません。
草谷
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(Fのコメント)
日本の政治構造の問題は、政治家に寄付する仕組みが弱くて個人寄
付のルールもなく、政治家がワイロ性の強い行政介入をして、その
見返りに、企業から政治的な献金をもらっていたり、ODAで諸外
国に援助する際のバック・マージンをこれも企業から政治献金とい
う形でもらっている。これが、どうも日本の政治を可笑しくしてい
るように思う。

この仕組みを、個人献金、企業献金を公表して、その代わりに税金
上の経費扱いにするなど、税金の優遇処置が可能になるような仕組
みを作ることが必要であろう。

それと、企業献金ではなく、経済団体からの一括献金として、企業
性をなくす事も必要かもしれない。
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件名:地方分権について
 
>分権での「権利」の主張・自主性は分かるのですが、逆に地方か
>ら国家国益への貢献方法や義務的なものが、はっきりしません。

地方への財源移譲を求めていますが、地方から国家・国益・国民全
体にどんな内容の寄与を考えていますか?
 
>各地方による財源規模・収入内容の大きな格差、結果的に生ずる
>生活水準の違いは、少数民族の自治領等の場合のように放置する
>のですか?
 
>途上国・中進国等にみられるような、地方差に伴う住民の不平不
>満を解決する方法を、確立しておられますか?自分達の都合の良
>い部分だけの地方分権を押し進めますと、日本国の弱体化を招く
>こと必定で、国家全体としてはマイナスとなる可能性が極めて大
>きいです。
 
>地方分権の極は、江戸時代の藩、少数民族の自治領、アフリカ等
>の部族国家に至ります。
 
地方分権については,少なからず関心があります。地方への財源移
譲は,各地方の自治体運営能力をしっかりと見定めないと危険だと
思います。
故竹下総理の時,「ふるさと創生資金」と称して,各自治体に一億
円ずつ配られました。その時地方がやったことといえば,金塊を買
うだの,全部とは言いませんが,くだらないことに浪費してしまっ
たという苦い過去があることは忘れるべきではありません。
 
また,地方公務員は住民の公僕だという意識が希薄のように感じら
れます。また,能力の点でも国家公務員よりも確実に劣るのではな
いでしょうか?ですから今よりも行政サービスが向上するとは思えま
せん。地方分権により住民への行政サービスが今より悪くなること
も予想されます。
 
確かに現在のように,中央にいちいちお伺いを立てなければ何もで
きないという状態は,改善すべき余地がありますが,国家・国民へ
の寄与という面で見て,地方分権には,いささか不安があります。
各地方による財源規模・収入内容の地方格差に伴う住民の不平不満
を解決する方法を,確立できるのでしょうか?また,自治体内格差へ
の解決策もあるとは思えません。弱い所へのしわ寄せがあるように
思えます。
 
中央官僚が万能だとは思いませんが,地方公務員が中央官僚よりす
ぐれているとも思えません。いずれにしても,官僚側に国民の大切
な税金を扱っているのだという責任感が不可欠であると考えます。
 
恵谷 恒一
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こんにちは、
KENZOさんのメールの内容があまりにも、しっかりして、なおかつ
論理的なので感心しています。
私の知っているHPで、世界のエネルギー事情を書いているHPがある
のですが、KEZOさんの世界のエネルギー事情に対する見方を是非
メールマガジンで公表してくださればうれしく思います。
小池恵理子

参考HP
世界のエネルギー事情
の6月分と7月分の部分です。

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