913.印パ核戦争の危険



ああ!!!核戦争を予感せざるを得ない状況に一歩一歩近づいてい
る。米国もロシアも関係ないため、今まで両国で確立している危機
管理プログラムが使えない。    Fより

パキスタン政府もインド政府も、核戦争になるようなことをしたく
ない。核戦争になれば、多くの自国民が犠牲になるのですから、核
戦争をしたくないと両国首脳は思うのに決まっています。このため
、パキスタン政府はイスラム過激派を積極的に逮捕している。イン
ドもパキスタンがテロを防止してくれれば、戦争をしたいと思って
いない。しかし、両国政府とは関係ない勢力が核戦争を起こそうと
しているのです。

ここで、インド・カシミールにある3つのイスラム・ゲリラ組織を
見よう。1つが、ヒズブルでパキスタンやカシミール人が中心。
ラシカレ・トイェバはスンニ派ゲリラ。ハーカット・ウルはアフガ
ン・ゲリラを中心としたアラブ全域から来たゲリラというように、
アラブ全体から派遣されている。

このため、パキスタン政府の意志を反映できない。資金面ではスン
ニ派の盟主であるサウジやスンニ地域のアラブからだと思うし、
ヒズブルはイランからの可能性がある。このように、パキスタン政
府では、どうにもできないゲリラ・テロ組織であるのと、その上、
インドとの軍事対決のため、アフガン国境からパキスタン正規軍を
カシミールに移しているのです。これではビン・ラディンなどアル
カイダの思う壺です。

なぜ、そのようなことが起きるかと言うと、アルカイダやタリバン
とパキスタンの情報機関は繋がっているため、パキスタンのムシャ
ラフ大統領がインドとの戦争を防止しようとしても、このようにア
フガン国境から撤退するなどということをやってしまう。このため
、戦争防止がうまくいかない可能性が大のようなのです。

ビン・ラディンのアルカイダがカシミールのゲリラと図って、イン
ドに攻撃できることになるのですから、パキスタン、インドが戦争
をしたくなくても、アルカイダが持っているとされる核爆弾を積ん
だミサイルをインドで炸裂させることが可能になるのです。

このミサイルをアルカイダは、旧ソ連マフィアから既に手に入れて
いるとのことなのです。

このような見通しを世界的な軍事専門調査会社のジェーンズが言い
、核戦争になると言うのですから、いかんともしがたい。

日本の皆様、インド、パキスタン、ネパール、チベットやアフガニ
スタンには絶対、行かないようにしてください。もし、現在そこに
いる場合でも、なるべく早く待避することをこのコラムでは勧告し
ます。そして、ご家族・親戚や友人の方がいらっしゃるなら、この
コラムを転送して上げてください。そして、強く説得してください。

生誕教会に迷い込んだバカカップルの次に、核戦争に迷い込んだ
バカ日本人たちと世界から言われたくありませんから!!!!
==============================
パキスタン外相、越境テロ対策の強化を表明(日経) 

 【ニューデリー=吉野蔵一】パキスタンのサッタル外相は29日、
同国訪問中の杉浦正健外務副大臣と会談した。会談後に記者会見し
た杉浦氏によると外相は「インドとの国境付近の越境テロ抑止にさ
らなる努力をすると保証する」と語った。具体策については言及し
なかったもようだ。 
==============================
パキスタン、アフガン国境撤収を開始(産経)

 31日付の英紙タイムズによると、パキスタンは30日、カシミ
ール地方への軍部隊配備を強化するため、同国北部のアフガニスタ
ン国境付近に展開していた部隊の撤収を開始した。
 アフガン国境の防衛体制が手薄になれば、ウサマ・ビンラーディ
ン氏のテロ組織アルカーイダ部隊がパキスタン領内へ越境しやすく
なる、と同紙は指摘。米国の懸念が高まるのは必至で、ボイス英参
謀総長も29日、その危険性を関係方面に警告したという。(共同)
==============================
31 May 2002
Al-Qaeda prepares for war

http://www.janes.com/security/international_security/news/jid/jid020531_1_n.shtml

As both India and Pakistan continue to prepare for war, there
is mounting evidence that many of the Al-Qaeda militants who
fled Afghanistan have regrouped in Pakistan with the aim of 
destabilising relations between the two states through a series 
of high-profile terrorist attacks in India and Kashmir. If so, 
then concerns that Al-Qaeda could gain access to nuclear weapons
may be realised.

At first glance, Pakistan stands to lose most from a conflict 
with its neighbour. India has a larger nuclear arsenal as well 
as superiority in terms of conventional forces. However, 
military analysts agree that both sides are likely to suffer 
horrendous casualties if the present clashes escalate into a 
nuclear exchange. So the obvious question is: who stands to 
gain if Pakistan and India do go to war? 

The answer could be Al-Qaeda and its militant followers. 
Despite repeated claims by the government of General Pervez 
Musharraf that Pakistani security forces have secured the 
border between Afghanistan and Pakistan (for which US Congress 
recently allocated an additional $75 million in aid), the evidence 
is clear: members of both the Taliban forces and Al-Qaeda have 
escaped into Pakistan where very limited efforts have been 
made to track them down. In turn, intelligence reports indicate 
that significant numbers have attached themselves to the 
extremist groups responsible for launching attacks against 
Indian targets both in the disputed region of Indian-administered 
Kashmir and in India proper. 

The two main militant groups which have been bolstered by the 
arrival of the fugitives from Afghanistan (many of whom are 
believed to have trained in the camps operated by Osama bin 
Laden and his associates) are the Jaish-e-Mohammad and the 
Lashkar-e-Toiba. The former is alleged to have been behind 
an attack on the regional state assembly in Kashmir last October 
which left around 40 people dead, while the latter has claimed 
responsibility for suicide bomb attacks against Indian targets 
and is calling for jihad or 'holy war' to 'liberate' the whole 
of India from Hindu rule and restore Muslim control. 

Despite repeated pledges from General Musharraf that he will 
launch a crackdown against these militant groups, western 
intelligence experts suggest that it would be impossible for 
the extremists to operate as effectively as they do without 
some degree of collusion with the notorious Inter-Service 
Intelligence agency (ISI) which is known to have had close 
links with both the Taliban regime in Afghanistan and Al-Qaeda. 
As JID has been warning for months, the real risk that 
Bin Laden's group may obtain access to weapons of mass 
destruction (including nuclear missiles) comes not from 
illicit deals with the Russian mafia, but from Al-Qaeda's 
close relationship with Pakistan's military and security 
services. 
==============================
<印パ情勢>最悪の場合死者1200万人 米国防省、核戦争懸念

 米国務省が31日、外交官を除くインド滞在中の米国人に国外退
去を勧告した。勧告はインドとパキスタン間の緊張が「深刻なレベ
ルに高まった」と指摘。本格的な戦争状態が発生しうるとの判断を
下したとみられる。ロイター通信は米国防総省当局者の証言を引用
し「最悪の場合、死者は900万人〜1200万人」と伝えた。
(毎日新聞)
==============================
蘇れアインシュタイン!

終末時計がカシミールを見つめ、午前零時を目指し刻々と刻みはじ
めた人類が闘争に疲れる時は、まだ来ないのだろか
闘争に疲れ果て、真の平和を求めようとするその時は、まだ来ない
のだろうか
武力や金力でなく、国々の歴史を超越した真の平和は、まだ来ない
のだろうか

核と核とのぶつかり合いがどんな悲劇を生むのか、思い起こしてほ
しい日本の56年前のあの暑い夏の日を!
一瞬にして何十万人もの命を奪い、無残に焼け爛れた町の姿、後世
まで怯える被爆の苦しみ

核の恐ろしさを誰よりもよく知る日本民族が、今こそ大きな声で
うったえる時なのか
原爆投下の衝撃が、日本人の魂を変え、失語症の国民にしてしまっ
たのか
今こそ勇気をもってカシミールに向かって叫ぶ時なのかもしれない

日本人はもう闘争に疲れているのだ
真の平和を求めているのだ
核開発ができないのではないのだ
核を持ちたくないのだ
真の平和を求めたいから

「世界は進むだけ進んでその間、幾度も闘争が繰り返され、
最後に闘争に疲れる時が来るだろう。
その時、世界の人類は必ず真の平和を求めて、
世界の盟主をあげねばならぬ時が来るに違いない。
その世界の盟主は武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を超越し
た最も古く、且つ、尊い家柄でなければならぬ。
世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰り、それはアジアの
高峰、日本に立ち戻らねばならぬ。
我々は神に感謝する。
天が我等人類に日本という国を造っておいてくれたことを」

アインシュタインよ!蘇ってきてほしい!

fukube202


コラム目次に戻る
トップページに戻る