904.中国領事館の亡命事件の報道



件名:総領事館の対応  
中国での北朝鮮人の総領事館駆け込み事件についてはここでは取り
上げられていませんが、自分は事件の報道があった直後、「真相は
、総領事側が中国官憲に要請したのであろう」と周囲の人には話し
たが何処にもアップしなかったので一寸残念に思っています。
事態は段々と予想どうりになって来ていますが、もっと残念なのは
、日本の報道も、コメントをする有識者とやらも、そういう疑いは
全く持っていない様子なのは情けない。
 
緊急事態に対する日頃の教育云々ではなく
日頃から全く逆の意味で”そういう”教育をしているのでしょう。
つまり、面倒にならんようにする事が最優先で、北朝鮮人を5人も
総領事館内に抱えては後が大変で、速やかに官憲が取り押さえてく
れる事がBEST。 
失敗はビデオに撮られているとは気がつかなかった事で、その点は
正に危機管理が拙い事になる。
 
モニタの撮影はしていたが録画はしていない、等は笑い話にもなら
ない。つまり、不利な映像なので”消した”のが真相でしょう。
 
そもそも、自国民の保護すらしない在外公館が北朝鮮人の保護かん
がえますか?
ありえない。
kiyo883
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(Fのコメント)
この問題は今までの難民に対する外務省・大使館の対応から類推で
きるため、事実関係がはっきりするまで、論評をしませんでした。

やはりという感じですね。日本の難民政策をはっきりしたと、現場
の大使館は、動きが取れないと思う。また、大使館警備も、米国の
海兵隊警備と同様に、自衛隊で行うことを考えるべきでしょうね。

そうすれば、地元警察が大使館内に踏み込むことはないでしょう。
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件名:亡命事件  
 今回の中国領事館の亡命事件の報道、ニュースを見て、何だこれ
は、日本は中国に完全になめられている。
今まで数々の日本に対する中国の発言、の延長戦状である。

「領事関係に関するウィーン条約」の問題ではない、又領事館の対
応も可笑しい。中国警備員の帽子を拾ったり、ただ傍観している態
度。もっと毅然とした態度がどうして取れないのか。
 
直ちに領事館員は解雇すべきだろう。中国の対応によってはODA
の援助打ち切りにすべきだ。

 日本は中国(中華民国)と戦争したのであって、現在の中国政府
に賠償する義務はない。

台湾に亡命した中華民国である。中国に住んでいる国民に対しての
義務はあるだろうが。
だからと云って、何時までも、現在の中国政府に援助する事はない
だろう、又いくら援助しても、労働者は低賃金で使い。一部特権階
級が良い思いをしている。

インドネシアなどは賠償を要求していなかった。
東南アジア諸国は、我が国が統治した結果、長い植民地から解放さ
れたところもある。 

 賠償という名目ではなく、政府援助、つまりODAとして続いて
いる。此の認識は、戦後60年改めるべき時期であろう。

 ODAを打ち切り、賠償問題が出てきたら、そんなもの破棄すれ
ばいい。今まで国民の税金を湯水のごとく使い援助するのも、現況
の日本経済では、無理な事だろう。
我が国民を優先すべき事で、なにも中国に気を使う事などない。

 今回の事件、中国政府の対応によっては、直ちに援助を打ち切る
べきだろう。

実に情けない日本になってしまったか。怒りを感じる。ニュースは
海外で報道され海外にいる、日本人はどんな気持ちだろう。ロスの
友達も電話で嘆いていた。 
Kenzo Yamaoka
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件名: 領事館対する日本の反応  
 今回の事件に対して色々の発言を聞いていると。

 外交の本質を理解していないようだ、外交官とは「母国の為に
海外でウソをいうべく派遣された正直な人物」という定義がある。
つまり白を黒といいくるめるのが外交の仕事の一つなのだ。今回み
たいにビデオがあっても白が黒といいくるめられるのだ。

 「副領事同意」「武装警察への謝意表明」といった中国の主張も
、それを踏んだものだろう。
おかしな事に日本には、何とも言えないお人好しな馬鹿な政治家や
ジャーナリストがいる。

 民主党の鳩山由紀夫代表は「中国の言い分にも分がある」と述べ
たと云う、又朝のテレビの新聞紹介のテレビ番組でも同じような事
を口にだした司会者がいた。

 今回の日本領事館の対応はお粗末極まりないものだ。これを厳し
く批難され、批判されるべきであろう。

 中国に言い分に同調してしまうのはどう云うわけだろう。たぶん
外交の何たるかが解っていない。日本の外交が外国からあなどりを
受ける事になる。

 私が何時も提言している国益に反する。どんなに意見や考え方が
分かれていても、防衛と外交に関しては足並みををそろえる事が、
「国家の生きる道」の基本であり、国益を守る事になる。
 
 今までの新聞報道はバラバラで、何も国益を考えていると思えな
い。ある時は中国に同調し、又韓国にも同調した事を書く。又政府
を無責任に非難する。もっと建設的な提言が出来ないか。
 
 日本国内での無責任な発言は日本の将来にとって禍根を残す。
世界になめられ、国益に反する事が解っているのか。過激に云えば
彼らの発言は国賊としか云いようがない。
 実に嘆かわしい事だ。
Kenzo Yamaoka
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件名:領事館の態度  
今回領事館の態度を見て、何か日本人の日常行動が目に浮かんだ。
 
 電車の中で大騒ぎしている酔っぱらいを見ても、誰も注意しない。
又暴漢に襲われても、周りの人は知らん顔する、関わりない態度を
する。

領事館員も戦後生まれの平和惚けの、危険な事を避ける現代の国民
感情が出ているような気がした。

 戦後生まれが全部そうだと思わないし、思いたく無い。しかし
最近の日本人怒る事すら出来ない。政治不信が有っても行動すら出
来ない(私を含めて)情けない事だが、通常の行動があのような態
度になったのではないだろうか?

 危機感が無いと外務省を攻めるが、危機感を体験した事がない外
務省にそれを期待しても無理だろう。たぶん今後もこのような事件
起きる可能性がある。
せめて勤務には緊張感が要求される、又日本人の代表者と云う認識
の欠如だろう。

 非難するのは簡単、反論するのも簡単、一番重要なのは行動であ
る。どんなに正論を言っても行動出来なければ、なんの価値も無い。
Kenzo Yamaoka
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件名:自らの姿勢を正す  
 両国政府の調査結果が正面からぶつかっている。この勝負、
公平にみても中国側に軍配を上げざるを得ない、何故なら、

 中国側主張は、実名入りで現場のやりとりを再現、説得力が
あるのに対し、日本側の主張にはあいまいさが付きまとう。
宮下副領事は武装警官が勝手に入ったのを気が付かなかった。
 
 「言葉を発する間もなく」と日本側はしているが、抗議や
阻止行動をしていないのも事実。中国側に同意を得たと解釈
する余地を与えた事は確かテレビ映像に映っていた、中国側が
門内に入った一点だけが日本側に分がある。

 その映像も宮下氏の武装警察の帽子などを拾う行動によって、
その後「協調的態度」を裏付ける印象を持たせる結果になった。
 
 最初の調査報告では書簡を渡された事実はなかった、事実の隠
蔽なのか、聞き取り調査の不備なのか、日本側への疑問を抱かさ
れる。日本の外務官僚のもたれ合い隠蔽体質は、機密費問題でも
も暴露され、今回の問題でも身内の責任が及ぶの事実を隠蔽する
意図を疑わせる面がある。

 中国側は抗議撤回ばかりか陳謝さえ求める強気の構えである。
最近のマスコミの報道、ますます中国に強気の態度取らせる結果
になった。

 それを招いた外務省調査の責任は重い。実に情けない、真剣に
国益を考えているのだろうか?日本の国益を守るためには命がけ
の気概があるのだろうか?
 
 此からは外務省の検査は部外者にやらせた方が良い、内部調査
は、何処の省庁でも、信用出来ない。検事の不祥事もしかり、他
にも法務局の事気になる事がある、

 彼らの制服は決まった業者から購入しているようだ、拘置所
刑務所に入っている業者の癒着があるんでは、ないだろうか。
是非調査して貰いたい。
 
 ようするに日本は癒着の構図になっている、昔赤坂の料亭へ行っ
た事があった、芸者が口を滑らした。検事さんのお客がいると、
そのときは何とも思わなかった。
事実としたら法曹界も信用出来ない。最高裁の判事も国側が8人 
民間7人になっている、
 
 議員定数問題でも必ず8対7で破れる事は裁判する前から解る、
国民に知らせる場として効果があるかも知れない、生涯をそれに掛
けている、越山康弁護士には頭が下がる。

 此の腐りきったなれ合いの日本をどうしたら変わるだろうか、私
には変える力もない。
日本の今までの体質を根底からひっくり返さない限り難しいだろ。

 可笑しいのは外務省だけでない、日本の省庁全体に云える事かも
知れない。なれ合いは企業でも云える、企業間では賄賂は常識にな
っている、いろいろ接待しなければ、仕事を貰えない。ある大手不
動産会社の会長(故人)近くに住んでいる人がいた、偉くなったら
大きな家を造って引っ越しをした。ずいぶん儲かるのね、と云って
いた。

 ある財界人は新規ゴルフ場募集の時必ず理事になる。裏金で一千
万以上の金を貰う、喜んで理事になる。こんな人がテレビもっとも
な事云っていると、バカバカしくなる。

 今は不景気で接待費は少なくなったが、一人7万もする高級クラ
ブは接待で利益を上げている現実。何時も満員みたい。たいした
ホステスがいるでもないのに、ただ有名だと云うだけで行きたがる
。つまらない見栄を張るのは止めた方が良い。

 省庁を責めるのも良いが、自らの姿勢を正す事が要求される。 
Kenzo Yamaoka
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件名:連行事件  
一本のビデオとその後の日本側の調査の甘さによって、
日本外交は世界に恥じをさらした。連行事件は、日本に取って、
チャンスになるかも知れない。

 今までの日本の対中国・土下座外交を改める好機だと思う。
元寇は文永、弘安の役だったが,今回の事件によって侮辱的な
対中姿勢を直す事が出来ればプラスになる。外務省官僚
の見せた醜態は目を覆わしめるものがあるが、注意しなけ
ればならないのはことは、「謝謝」と云った・云わないな
どと云う問題ではない。
 
 それと日本の主権(不可侵権)が侵されたかどうかと云
う問題である。この二つの重大さの違いは、比較にはならない。
にもかかわらず調査の差異をとりあげて『中国の方が正しいではな
いか』などとしたり顔で云う識者が出始めている。何度でも云うが、

それは事件の本質と、中国の強弁と、日本の国益を忘失した浅薄な
見方だといわざるを得ない。今回の日本側の対応には、戦後の対中
関係の問題点がすべて出てきていると云っても過言ではない。

中国べったり外交を牛耳ってきたのは外務省の「チャイナスクール
」と呼ばれる人脈であった。

又これにはメディアの責任もある。文革当時から「日中友好を阻害
する論調はよくない」と中国に都合の悪い記事は書かない新聞があ
った。

これらの新聞が世論をミスリードし、又世論におもねて外務省も動
いて来た。今回の事件は、そんな戦後の悪弊を吹き飛ばす風としな
ければならない。

政府の毅然たる態度が一番要求されるところである。世論も毅然た
る態度をして貰いたい。絶対に中国に利があるような発言は国益を
そこなうばかりか。
日本の将来に禍根を残す事になる。日本の将来を考えるなら軽薄な
意見を云うべきだないだろう。したり顔で云う識者、いい加減しな
さい。
Kenzo Yamaoka
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件名:不可侵権侵害  
中国は、亡命者連行の処理に対して、強硬な態度を変えていない。
又日本の非難を中国の国際的な名誉を損ねたと日本を非難している。
亡命者連行は問題だが、日本の領事館に入った事が一番大きな問題
である。この問題に日本は妥協しては駄目だ。

領土不可侵を侵した中国を厳しく非難して、中国自信が今回の侵犯
を正当化するなら、日本は報復行動をする、覚悟を持って、中国に
対して強行な姿勢を示すべきだろう。勿論中国に対する援助をただ
ちに中止すべきである。

不可侵権侵害をうやむやにしての決着は国際社会で笑い者になる。
日本政府は中国側に侵害の問題の継続協議を要求しているが、何を
いまさら協議するのか。侵害したのは事実なのだから、協議する事
は何もない。

中国が日本に対して即刻謝罪すべき事で、それ以外ない。
呆れるのは日本政府は交渉のテーブル設定の可能性を模索している
ようだ。中国が模索すると云うなら解るが、日本が模索する事ない
だろう。

日本政府の対応は、中国を付けあがらせるだけで、日本の国益にな
らない。実に情けない骨抜きの国家になり下がってしまった。

瀋陽総領事館の即刻閉鎖、撤去(どうせ有って役にたたない)をす
る。日本は何を恐れているのか?

国益は命掛けで守るものである。事件から10日もたっているのに
何の進展もない。
中国の体面を考えて決着しようと日本政府は思っている。
川口外務大臣は協議するような事を云っている、福田官房長官は
時間を掛けて解決すると云っている。

小泉首相は笑いながら抗議していますと云っている。10時NHK
ニュース。
協議など此方から打ち切れ、対抗処置を取れば云い。だらしがない
対応は止めて貰いたい。
Kenzo Yamaoka
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(Fのコメント)
山岡さん、冷静に問題を見てください。これは日本の難民政策が、
難民拒否になっているため、領事館としても、このような対応しか
できなかったのだと思う。領事館に同情したくなります。
そして、山岡さんは難民の受け入れは反対ですよね。矛盾している
と思うが。


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