881−2.有事立法と国連について



鈴木 麗加 です。

昨今有事法制のご意見が少ない様ですが?
此の法律の不備な所も多々有ると思いますが、私は賛成しますが
反対している野党の皆さんは責任を持って日本人の安全と国民の
財産を守ってくれるのでしょうか?伺いたいと思います。
与党も今まで日本の国民の生命と財産を守ってきたのかと言えば全
く期待出来ない状況です。日本政府は終戦後のシベリアの捕虜への
無策で多数の日本人を死なせたこと叉遺骨は取集せず、南方の遺骨
もそのままほったらかしで政府は何もしない。

北朝鮮に拉致された日本人をそのままで国交を正常化したい等政府
は無策の連続で中国には国民の税金を多額に援助しても中国国民は
日本の援助等全く知らされず日本はアジア諸国に舐められっぱなし
でいつも内政干渉され、日本政府はどうなっているのだと言いたい。

叉日本の政治家のレベルの低さもどうにもならないジレンマです。
日本国民の生命と財産をどうやって守るつもりか疑わしい状況です。
今の様な政府では日本が戦争に成っても日本国民は命を張って国を
守る気持ちには成らないと思います。

叉なぜ日本人は愛国心を無くしたか、私の考えでは日教組の間違っ
た教育が原因と思う。今の儘の状況で日本はどうなるのでしょうか?
皆さんのご意見を伺いたいと思います。
 祐気学・心気学総合研究所
 師範: 鈴木 麗加
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(Fのコメント)
有事立法は賛成です。しかし、米国民主党やアジア諸国が心配して
いるのは、日本のなし崩し的な変化ではないでしょうか??

これは、法案の説明を米国民主党やアジアにすることで解決するで
しょうから、それはするべきでしょうね。この有事法案は、米国の
イラク攻撃時または中国・台湾紛争時に米軍が出動する時、必要で
、米国ブッシュ政権から求められたものです。そこは知っている
必要がありますね。イージス艦をアラビア海に送って欲しいという
要望が、来るでしょうね。それを日本はどうするかですね。
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最高裁の腰抜けぶり 

 新横田基地:騒音訴訟で市民の上告を棄却した最高裁に憤りを覚
えて、一筆です。また、理論武装のない過激派について、言いたい
こともまとめて見ましたので、よろしく----。 秋好
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(Fのコメント)
どうのような議論になるか期待しています。
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国連は同盟集合体 ふる@鶴川   2002/04/26 15:11 
   
 とら丸さんwrote
>たとえば、現在の国連の政策力向上のために、現在各国代表を同盟
>国家単位にして、効率をあげる等の方法が考えられます。そして
>現在の安保理事会なども、特定の国の独占にするのではなく、同盟
>を通じて、各国が関与し、より公平な組織をつくることで、南北問
>題を解決し力の集中を回避することが望ましいと考えられます。
> 
>そしてこの強化された国連の決議により各保有国に圧力をかけて核
>廃絶に向けて歩むべきであると思います。

 とら丸さんの理想に反対する理由はないのですが、現状の国連で
はよほどのことがない限り、改革も強化も不可能と思います。
所詮、国連は、各国の国益の利害調整の場にしか過ぎません。

とら丸さんも国連の実態を理解された上での提示と思いますが、
どうも、一般の日本人には、政府・マスコミの報道のせいで、国連
を人類の未来を司る機関のように考え、国連に過度の期待を寄せて
いる方が多いので、否定的な見解を述べます。

ところでとら丸さん、国連は生い立ちから、「同盟国家単位」と言
う繋がりにはなっていますよ。
 「国連」について詳しい方もいるでしょうが、生い立ちは、第二
次大戦の日・独・伊の枢軸国に対抗する「連合国」の軍事同盟から
の発展系です。「国連」の英語表記は、「The United Nations」。
第2次大戦の「連合国」も同じ綴りです。
 第2次大戦末期に「連合国(国際連合)憲章」作成のためのサン
フランシスコ会議が開催され、連合国の中心として戦った米ソ英中
4カ国が各国に参加招請状を出しました。
 参加招請状の送付先選定には、「1945(昭和20)年3月1日までに
枢軸国に宣戦布告をした国」という条件がつけられていたため、
会議に参加したいがために、あわてて枢軸国に対して宣戦布告した
国も少なくなかったのです。 
 3月に報道されてご存じと思いますが、スイスが国民投票によっ
て、やっと国連に加盟する道筋ができました。国連の数々の機関の
本部を国内に誘致しながら、スイスがなぜ、今まで国連に加盟して
いなかったのか? みなさんもご存じの通り、スイスは永世中立国
を国是としているがためです。いかなる同盟にも属さないのが
「永世中立」の原則ですので、国連が連合国集合体であるため加盟
していなかったことが理解できると思います。

さて、とら丸さんは
>現在の安保理事会なども、特定の国の独占にするのではなく・・・
と述べられていますが、安保理事会は、いわゆる五大国に独占を許
しているから機能しているようなものです。自国の利害を押しつけ
ることが出来る「拒否権」を将来五大国が手放すことはとても考え
られません。
 これは、その他の加盟国の圧力で、改革できるものでもありませ
ん。五大国すべてが自発的に、人類の未来永劫の平和のために
「拒否権」を手放すことがあり得るでしょうか? とても考えられ
ませんね。
 従って、五大国の国益を中心とする安保理事会の理念のみが、
唯一、その他の各保有国に圧力をかけて核廃絶に向けて歩むだけな
のです。

 国連の事務総長の権限だって、ただの「事務局長」に過ぎず事務
屋の親父にしか過ぎませんし、現状の国連の更なる発展は期待でき
ません。
 ただ、戦争も様変わりしてきましたし、各国国民の意識も変化し
てきましたから、ダイナミックに国連が変化する可能性も無いわけ
ではないでしょうが、いずれにしても五大国が国益を離れて国連の
改革を求めない限りは、可能性のない話しと考えます。 
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Re:国連は同盟集合体 とら丸   2002/04/26 18:37 
   
 ふる@鶴川さんへ

レスありがとうございます。ご指摘のように現状での国連に対して
は過度の期待はできないと思います。緒方氏をはじめとする方々の
努力で戦後国連はある一定の役割は果たしてきましたが、同時に
さまざまな局面で調整能力の限界を見せ付けてきたのもまた事実で
あります。

従い現在の国連に対してふる@鶴川さんご指摘のように過度の期待
は出来ないものの、しかし戦後の2極化構造から多極化へと向かう
現在の国際情勢下においては、今後は国連の調整能力が相対的に
向上する政治的要因もあり、また世界情勢それを期待する方向に向
かう可能性があります。

従いわが国は国連の組織や権限など現状の問題を分析し、わが国及
び多数の国々にとってより好ましい改革案の事前研究を行ない、
これを積極的に提案し、わが国の経済事情で国連協力金が今後どの
ようになるのかも不透明であるので、今後より国際政治力に頼るし
か方法が無いように思われます。

またこれらの政策は一国のみでなく、互い利益の共通する(アジア
を想定)国々と連携し推進することが効果的であると思われます。
今すぐ現状を変えることは極めて難しいが、情勢は変化しており、
そのタイミングをうまく捕らえて、適切に主張を繰り返し、協力国
を得て、国連理念を通すことは、今後経済援助もままならぬわが国
の情勢を見ると、今後検討すべき一方針(案)であると思います。

世界政治は結局は利益の調整でありますが、どちらかが得をすれば
、どちらかが損になる。ばかりではなく、理想主義的と批判を受け
るかもしれませんが、両得の方策は必ずあると思います。そして
国際政治もこの両得を求めて、結論的に国際連盟変革へと進む可能
性もゼロではありません。時代の流れがはその方向に向かう可能性
もあり、熟した柿が落ちるようなこともあるので、その下にいるこ
とが得策ではないでしょうか。また逆に困難であっても、それに
見合う戦略効果が得られるのであれば、実施する理由はあると思い
ます。

しかしこれらの考えは、自分の単なる憶測ですので、当然間違って
いる可能性はあります。しかし研究する価値はあると思うので、先
の意見を提案しました。そして先の私の拙文では、国連に頼りきる
のではなく、「国連を補完的に利用する」との意味であります 。

しかしいずれにしても自分の勉強不足は自覚するところではありま
して、しかしそれでは永久に発言できない可能性もあるので、自分
の能力不足は承知の上、発言させていただいております。

ここのコラムでは優れた考えの方が多くおられ、勉強させていただ
いておりますので、今後とも、ふる@鶴川様、はじめ皆様よろしく
お願いします。


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