839−1.今日の財政悪化



今日の財政悪化は、アメリカの望む結果だった せきぐち よう 
   
財政悪化の原因は、90年代にアメリカが日本に公共事業を押し付け
たことが原因。つまり、アメリカに10年間で総額645兆円の公共投
資基本計画を押し付けられたのが原因である。

大蔵省が財政赤字の増加に反対したにもかかわらず、上から無理や
り押さえつけて、お金をジャブジャブ使わせたのが原因。日本が土
建国家であることは自明のことなんだから、そんなことをすれば意
味のない公共事業と莫大な借金が残ることは最初からわかっていた
こと。今の日本の財政危機は、アメリカが意図的に作らせたのだ!

アメリカは今、「ざまあ見ろ、俺たちに逆らうとひどい目に遭うん
だ。わかったか!」と、国力の落ちた日本をあざけ笑っている。

<参考ページ>
日本の財政破綻を招いた公共投資基本計画
http://www48.tok2.com/home/fukushima/koukyou.htm
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(Fのコメント)
米国陰謀説を聞きますが、米国のTVAなどで成功したと思ってい
るため、日本に推薦しただけのようです。勿論、米国の国益を勘定
には入っていたのでしょうが。
もし、日本がその時点で、有効な政策を持っていれば、米国は日本
の政策を支持したと思う。日本の評論家や政策決定者がアポだと、
米国政府要人たちは言っているようですよ。

あまりにも今の日本人は、被害意識が高くかつ、自分で問題の解決
をしようとしない。と米国政府に思われていますよ。

自分で問題を解決しようと、このコラムは主張します。問題解決が
できないで、他人を悪く言うな!!!と日本の評論家に言っていま
す。
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政悪化の原因と対策 AX-1   
   
 ▼原因
国債で調達した資金がどのようにつかわれたかにかかわらず、
出資者が儲かる(元本割れしない)「一番堅い(=硬い)投資先」
である事が財政悪化の原因だと考えます。

国債で資金を調達して公共事業を行い、景気回復の起爆剤に
する手法はよいのですが、後日償還に充てる歳出が増税を
余儀なくさせ、景気の足を引っ張るようでは「元のもくあみ」
です。

国債に「調達した資金の使われ方次第で利率が変わるしくみ」
が無いと、国は財政が破綻する日まで出資者を儲けさせ続け
ることとなり、今日のような経済の低成長期にあっては
(増税の余地に乏しく)財政を改善させるタイミングを得るこ
とが出来ないと考えます。
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(Fのコメント)
社債を買いなさい。国債では儲からないことにしか使われないと思
った方がいい。儲かりそうならPFIで、民間が金を出す仕組みが
できている。そちらを活用すればいいので、非効率な国債を集める
必要がない。

国債は儲からないことに使われるが、必ずしも国債を否定している
わけではない。儲からなくても、必要なものはある。例えば、堤防
とか防砂植林など。

しかし、この10年間が異常であったのです。人の住んでいない山
に国債で得た金を惜しみなく、ばら撒いた。これではたまらない。


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