NO.826−2 反米・親米 保守派のねじれへのコメント ishizuka 前にも同じ趣旨の論文を書きましたが、親米か反米かというような 国論を単純に二分するような勢力を国内で形成してしまってはだめ で、日本の国益にかなうかどうかで、その都度、親米的な立場をと るか反米の立場を取るかを決めることが重要だと思う。 親米、反米がイデオロギーになってはだめだ。国益にならないのに 「俺は反米だからこういう行動をとる」では本末転倒だ。 また経済においては、相手をたたけば自分が浮かび上がるという構 造が基本にあるのだから、叩かれたらからといって、必要以上に 感情的になっては行けないと思う。 安全保障については、アメリカを同盟国としていることが日本の 国益に合うのだから、これは堅持すべきで、この日米安保の枠ぐみ を超えない範囲で、経済戦を行うべきだと思う。 反米、親米という単純な構図は大衆にとって分かりやすいが、大局 的な戦略がなくて反米的な行動をする人が大衆の気晴らしになって 大きな支持を得てしまうことは非常に危険になりうると思う。 但し外交的に独立すべきと言う点は賛成で、一つの手段に厚木と 横須賀の基地を国内の別の個所に移動させるというのは一案だと思 う。何も首都に米軍の基地を置く必要ななく、北に脅威があるのな ら北海道や日本海側に置くのが本来の姿で、首都の近くでは、例え ばクーデターや大震災の際に日本を再占領する為にあるのではない かと勘ぐってしまう。 ============================== (Fのコメント) 保守での分裂。しかし、日本の国益を考えれば、反米も親米もない はず。ジャパーン・ファーストでしかない。日本の評論家・学者た ちは、無駄な議論をしているように思う。石塚さんの言う通り。 日本の国益はどうであるかの観点で、議論をするべきである。 このコラムは、左翼とか右翼とかを超越した所で議論しているよう に思うが??どうでしょうか?? 日本や世界の問題解決を見出せばいいのですから。