834−1.読者の声



得丸氏が訪ねて来られました
空です。
得丸氏が白鳥事務所へ訪ねて来られました。元気そうで安心致しま
した。

地球環境問題や青少年の育成に果敢に取り組んでおられる得丸氏に
は頭の下がる思いです。
そこで話題に上った話といえば、原子力発電所の建設が見方を変え
れば日本にとっての原子爆弾を作っているのだとか
なぜ現在の日本が57年前の敗戦国であったと言えないのか
30万人の原爆投下による民間人の被害は国際法違反であったと言
えないのか。また、勝利した国が敗戦国の法律に深く関与したこと
が事実である以上はそこに作り出された決まり事は全て向こうであ
るのだ。と言えないものか?

いまさらに北方四島の返還を諦めるとした意見が出てきていること
から今回の鈴木問題はロシアのリークではなかったのだろうか。

子供の情操教育の必要性を今一度強く訴えなければいけない時期に
来ているのだろう。若者の意識が40〜50歳代の「おっさん」
よりはまともであった事を感じた。永平寺の修行話
たった一時間程度でしたが得丸氏の顔を見ての話は異議あるもので
した。メールも良いが対面談義が最高ですね。

心有る方は是非に対面談義しましょう。
PSIU国際交流促進協議会

白鳥事務所 代表 白鳥 宙(本名 中江 博和)
白鳥事務所 顧問 皆 朋友 (本名 伊藤 志郎) 空
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労働時間                      ford   

山崎さんへ、ご忠告どうもありがとう。掲示版に書くことがはじめ
てでしたので。ただ、私はあなたのことを知りません。
労働時間をきちんと守るのは大企業と役所だけだという意見がでて
いましたが、当方の経験をはなさせてもらいます。
大企業にいた時はほとんど仕事におわれていました。本社勤務でし
たから朝9時から最終電車まで仕事におわれる毎日でした。残業代は
でるにはでたのですが、満額でません。特に海外の仕事をしていた
ときは、勤務時間はほとんど国内の取引先との商談で時間をとられ
、午後6時過ぎから、書類関係の整理や外国との商談のレポートの仕事
におわれていました。その時の経験のおかげで自分で会社をつくる
ことができました。また、特に米国のビジネスマンの仕事振りはす
ごっかった。特に仕事にたいする集中力は一般の日本のサラリーマンが考
えているよりも私が接した人はすごかった。

官僚でも本省に勤務している課長補佐クラスまでは自分の時間がとれな
いほど会社の仕事にとられる。ただ、米国と違うのは日本は管理職
にいくほど仕事をしないということである。米国はトップダウン式であ
り日本はボトムアップ式の違いだろう。

今後は大企業といえども生き残ることはできない世界になるかもし
れない。中小・零細企業に勤めても個人の力が社会の評価になるか
もしれない。また、そういう世の中にしていかないと鎖国しない限
り日本は沈没していく。

労働時間とは社会が評価する単位ではなく、個人がその時間のなか
でいかに個人の地位をたかめていくかだと思う。 
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Re:米国52番目の州         馬借
こんにちは、ford さん
 今の日本の最大のジレンマが、この「民主主義=米国流」という
固定観念じゃないかと思うんですよね。だって、「特権階級の社会
主義国家」を死守している「自民党の・・・官僚の考え」が、「
日本が米国の52番目の州になれば・・・」という発想なのですか
ら。

 思うに、民主主義=米国化と考える必要は無いんじゃないでしょ
うか。
 かつての南ベトナムや、フィリピンのマルコスなど、アメリカに
生かしてもらってる独裁者は多々いました。アジアにはそういうの
が多かったから、なんかアジアの社会主義=民族主義みたいな局面
が出来て、それが実は中国や北朝鮮の共産党ファシズムを生き長ら
えさせてる部分があるんです。

 「民族主義=反民主主義=旧主派」ってのが、左派・市民運動派
の掲げる洗脳標語なんですけど、実際には、西欧の歴史の中では
市民革命は大抵、民族主義運動と一体なんですよね。フランス革命
なんかその典型。

 逆に古代ギリシャでは、コスモポリタニズムで「国の枠に拘るの
は旧い」って言われた風潮は、古典民主主義の衰退と専制政治・・
・アレクサンダー帝国への道とセットになってて、それが結局は
ギリシャ世界がローマに主役の座を奪われる思想的背景になった。
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民主主義について         ford   

馬借さん、はじめまして。
民主主義=米国化とは当方はおもっていません。当方は理工系です
ので政治・経済学にはそれほど詳しくはないのですが、民主主義と
いうのは基本的に多数決にて物事を決めていく考え方だとおもいま
す。

ただ、米国からみた取引しやすい国は自分達とは違う社会で、かつ
米国寄りの考え方をもっている指導者がいる国だということでしょ
う。
また、欧州は考え方が少し違いますが、そのことは、この議題では
ないので先に進みます。
この日本が将来進む道として、具体的な戦略をもつことであり、
それを材料にして各政党、政治家、国民が議論していくことである
のだが、現状川の水が流れるごとしである。
当方の考え方としては、わが国が今後栄えていくためには米国の
52番目の州になったほうがいいと思う意見です。今の官僚組織・
政治家・公務員をかえることは、国内の力では無理だと思います。
大きな変化を与えて外圧によって変えていくしかないと思っていま
す。だからといって、米国型社会が、いいとはおもっていませんが。
現状よりは、良くなるでしょう。

棚橋前事務次官の話題が以前でていましたが、最近表にはでてきま
せんが、石油関連で活発に動き始めています。経済産業省は、人事
の流れをみてわかるように、国売り省であることは、間違いないで
しょう。ただ、彼らは、そのことが、日本のためだと思っているの
かもしれません。財務省は、どうでしょう。経済産業省とは、反対
の考えを持っているのかもしれませんね。小泉政権は、財務省内閣
(旧大蔵省)であり彼らの主導によって運営されています。よって、
国家戦略を組むよりも、今の財政を形ずくることしか頭にない。

日本が、米国の州になればおのずと他の人種がしてきたように、
日本人として今後戦略を組むようになる。
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Re:民主主義について        馬借   
こんにちは
「米国の一部になる」事には、賛成はできません。それは米国の利
益を我々の利益と見なす事であり、それを要求される事だからです
。「国を売る事が日本の利益」だと、通産官僚がもし本気で思った
のだとしたら、それこそ彼等の「愚かさ」の証で、それを「国を思
って」の事だからと、とても肯定はできません。

 本当の意味での「米国型の社会」は、米国の一部になる事で達成
は出来ません。何故ならそれは、それを成さしめるプロセス・・・
つまり、民衆による自己改革にこそ、その本質があるのであり、
誰かにくっついて、形だけ米国のようになったとしても、それは偽
者です。かつて敗戦で日本は「民主国家」になりましたが、結局は
それは受身で行われたが故に「誰かが決めてくれる」という甘えを
消せなかった。今「52番目の州」になっても、同じ事だと思いま
す。

 要は我々みんなが「自分達全体の利益」のために、国レベルで発
言し行動できるか・・・。私は左翼のような「日本人が産まれつき
の劣等民族」だと鼓吹するような人種差別を信じません。 
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腐れ族根性                ford
手痛い意見恐縮です。
民衆による自己改革こそ、本当の本質という意見は賛成です。しか
し、日本は、いままで民衆が動いたことがありますか。飢饉とかで
民衆の乱がありましたが。
現在の日本社会を考えて見ましょう。
小泉政権になり、田中前外務大臣が更迭されNGOの問題、鈴木議
員の問題がとりざたされている。問題の本質は、自民党ひきいる
小泉内閣である。しかし、鈴木議員の問題ばかりで内閣の責任問題
もおおきな声ででてこない、外務省がこれだけ腐っているのに今の
組織を破壊するだけの改革はない。
官僚の天下りは、なくならない。医療改革の抜本改革もできない。
政治家への不正献金はなくならない。
また、地方に権力を移譲することも10年も前から議論になっている
のに変わらない。
金融機関の不良債権がいまだに明確なされていない。警察にいたっ
ては、不祥事はおこすは、暴力団と同じような商売で天下りを作っ
ているは。数え切れないくらい変わらないことがある。
国レベルで発動して行動できるか。今の小泉内閣でできますか。でき
れば、NGOの活動の邪魔をしますか。NGOの人達こそ(一部は
除く)そういう行動をしている。しかし、現実は小泉政権は妨害し
た。
この日本を変えたくないなら今のままでいいでしょう。変えたいな
ら具体的な方法を考えなければならないでしょう。 
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Re:腐れ族根性 馬借   2002/03/06 00:28 
こんにちは、 ford さん。
何故、そうなったか・・・が問題でしょう。
西欧の市民革命のように「日本人全体の利益」を考える事がタブー
視され、肝心のマスコミが、あれですからね。
NGOを言いますが、彼等だって、かなりの団体が「欧米の日本攻
撃」の尖兵を務める有様です。自然保護と言いながら、中・韓漁船
に荒らされる日本近海の漁場を、困ってる日本人漁民と一緒に何と
かしようと・・・いう話を、聞いたことがありません。

先ず、そうした「障害の除去」を考えるのこそ、大前提ではないの
ですか?それを考えずに「今まで無かったから、これからも無い」
では、話になりません。
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やはり中国はテロ支援国 馬借 
 中国が、北朝鮮工作船の引き上げに反対を表明。

つまるところ、中国は工作船引き上げにより、自分達が北朝鮮の非
合法工作に加担している証拠が出てくるのを、恐れているのだろう。
同じ型の船が、中国の港に寄港しているという話もある。

端無くも、彼等は北朝鮮工作の解明を妨害する事で、自分達が日本
人拉致も含めた、北朝鮮のテロ行為に、加担した「テロ支援国」で
ある事を認めたのだ。

彼等はこの工作船事件で、それに対する日本の断固とした措置を、
カビの生えた「戦争問題」を臭わせて攻撃した。

「日本がまだ戦後処理をしていない」などという嘘が持つ意味が、
これでますますはっきりした訳だ。
その「嘘がまかり通る」歪んだ環境が、その歪み故に邪悪な目的で
利用されている。
というより、そうした邪悪な目的に利用するために、
この歪んだ環境が再生産されているのが、つまり今の「国際環境」
なのだ。

それは中・韓・鮮の不当な対日優位への固執であり、それを対日「
噛ませ犬」として太らせてきたアメリカ自身の罪でもある。
北朝鮮において、日本人拉致なども含むテロ行為を産み出している
のもまた、そうした不当なパワーへの固執の産物だ。

歴史カードの嘘には寸分の正当性も無く、その邪悪な目的と反論理
は多くの災いの元凶だ。それはまさに「人類に対する罪」だ。

今までは日本のみを害する「少数苛め」であったが故に、非道にも
公認されていた、このようなものを流布し続ける行為は、今後は明
白な「テロ支援行為」であり、国際正義により指弾を受けるべき存
在である事を知るべきだろう。

その邪悪は、アメリカにも深く根を張っているのだ。
彼等は先ず、自国内にいるテロ支援者を処理すべきではないのだろ
うか。


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