朝鮮攻略 (秋好) 1.半島の戦後史 21世紀にはいっても、半島には韓国、朝鮮の2ヵ国がある。 20世紀後半---ベトナムは解放戦争で、まずフランスを駆逐し、 つぎにアメリカを追い払った。 ドイツは西独がNATOに守られて いたので、東独、ソ連も手が出せないうちに、ソ連自壊で無血併合 となった。 しかし、朝鮮は韓国に解放戦争をしかけたが、韓国に 解放戦線ができなかったので、米軍の参戦で押し返され、中国も参 戦して押し戻し、もとの木阿弥で終った。 全く無益な同胞の流血だった。 2.独裁退治 王国に反乱を起こして独立した米国の世界史的使命は「民主主義 の普及」いいかえれば「独裁退治」だろう。共産独裁だったソ連を 軍拡競争に引きずり込み、破産まで追い込んだ米国は無敵となった。 かつて、韓国を侵略した朝鮮は、クエートを侵略したイラクと同 じ侵略国であるから、この危険な両独裁政権をなんとかして退治し たい。 そこで、フセインを挑発して侵攻に踏み切らせたように、金正日 を挑発しだした----「悪の枢軸国」。 3.朝鮮の戦略 独裁を維持するためには、外敵を明確にして国民の不満を、絶え ず外に向けておかねばならない。そこで、朝鮮は「鬼畜米英」に「 東洋鬼:日本」を加えて、テポドンやらスパイ船やらで、敵対行動に 余念がない。 金大中の太陽政策では困るのだ。ピョンヤンを訪ねた大中を歓迎 したのは正日の権威を高めるのに好都合だったからだ---「見よ、向 こうから握手を求めて来たぞ!」と。しかし、中国がチベットを解 放したように、朝鮮は韓国を解放したがっているが、何しろ米軍が 駐在していて、迂闊に手が出せない。残る手立ては、韓国内の反米 感情を煽り「ヤンキー・ゴーホーム!」へ世論を扇動することだ。 フィリピンのように、米軍引き揚げを国会で通させれば、しめた ものだ---。 4.米国側の戦略 旧日本を叩く時、真珠湾攻撃を誘導し、太平洋艦隊を犠牲にして 、「真珠湾を忘れるな!」で、米国民を対日戦争へ引きずり込んだ 米国。 ベトナムで北爆を開始する時には、トンキン湾事件をでっち上げ た。半島北部の北爆開始にも、同じ手口を考えているだろう---巡洋 している米艦が攻撃を受けたので報復する、と。「悪の枢軸」は予 告編なのだ。 フランスなどは「単純過ぎる」などと非難しているが、単純なほ ど国民を納得させ易いし、フランスはアフガンでも口ばかりだった 。 ドイツがEUを欧州連邦へ発展させよう、といのにも反対している。 旧社会党のように、反対の多い、頼りにならないフランスである。 スパイ船の引き揚げは米国の対鮮攻略には追い風になるので、 断行すべきだろう。大戦後、3ヵ国あった分裂国家はいまや一つ--- そろそろ、朝鮮人民を独裁から解放してあげる時期だろう。(チベ ットはダライ氏には気の毒だが、手遅れのように思える。なぜなら 、中共の移住計画で、漢民族の方が多くなっているようなので、満 州同様、中国からの独立はもはや無理だろう)ブッシュ訪韓の日、 記す ============================================================ 間抜けなペンタゴン (秋好) 米国軍部の総本山:国防総省ことペンタゴンの間抜けぶりに呆れ たのは、小生だけではないでしょう。 なんと、アフガン:テロ戦争に貢献した国々に、日本の名を忘れ た、というのだ---26ヵ国も並べたのに。 真っ先に護衛艦隊を出し、実戦した英国の次に貢献し、さらにア フガン復興では、主導権を発揮して東京会議を成功させているのに 、何と言う間抜けぶりだろう! しかも、イラク再征では英国と並んで支持している最も忠実な同 盟国であるのに! そういえば去年、沖縄米軍の総指揮官が「知事は腰抜けだ!」 などと言ったメールを部下に送ったのを暴露されて謝ったが、原潜 の練習船撃沈(?)といい、この頃、米軍のたるみが目に余る。 大敵ソ連が滅びて、気が抜けているのだろうか? by Mr. akiyosi ============================================================ 経済音痴でも、支持 (秋好) どうも、小泉内閣は本コラムニストには、不評のようですが--- 年金暮らしの小生には、物価安のデフレは有難い。 テレビで竹中先生や塩爺のやさしい顔を見るとほっとする。 株も国際もたいして持っていないので、安くてもていして苦にな らない。 それよりも、真紀子サンを切ったので、人気が落ちた事---一番の 心配です。なぜかと言えば、純チャンにはあと3年ばかり国政を執 って貰いたいからです。 クリントン時代に五六人、首相がころころ代わり、ろくな政治が できなかった90年台を思えば、この新世紀、じっくり純チャンに 改革して貰いたい、と考えるのです。 半年、1年で「あいつもダメだ」と、短兵急な期待と失望の繰り 返しはもう、やめよう!革命でさえ、数年かかるもの。ましてや、 無血の改革には時間が必要と思うが、いかがなものか? 小泉改革には行政、財政、経済だけでなく、国民の意識構造の改 革も含まれている、と思われる。 靖国参拝、護衛艦の戦時派遣や首相公選、憲法改正への議論解禁 など、これまで、自民党がタブー扱いだった事へ、ずんずん踏み込 んでいる。 子孫からの借金である国債をさらに増やせ! という考えがどう もよく判らない。どなたか、財政音痴の小生にわかり易く説明願え ないだろうか? 3.6 Akiyoshi ============================================================ 多発反テロ (秋好) 多発テロに対抗する、米軍特殊部隊の派遣先が4ヵ所になる。アフ ガン、フィリピン、グルジアそしてイエメンだ。 無論、敵は基地団(アルカイダ)だ。 2年前、この国に寄港した米巡洋艦コールが自爆テロを受けている。 米軍の駐留を認めなかったイエメンが、その軍事支援を求めたの は国内の頻発するテロを自力解決できない、と判断したからだろう。 世界の保安官として、頼まれればどこにでも出向く、頼もしい米 軍である。しかし、来日したカルビー外相は、イラクへの攻撃には 反対する、と言う。さらに、日本はアフガン復興支援のような政治 的行動力をもっと示して欲しい、とも言ったらしい。 悪く見れば、言いたい放題だが、良く見れば、是々非々である--- 米国は反テロで軍事支援、日本は復興に経済支援を! という、恐 らく日米の分担に対する、世界の平均的な期待でもあるだろう。 破壊無くして、建設無し。ならば、米国は壊し、日本は建てる。 カンボジアでも、アフガンでも、それで巧くいった。 数日前、自衛隊工兵隊が東チモールに上陸した。 日本外交はODAのカネばら撒きから、汗をかく再建で日の丸を見せ る方へ、シフトを替える時期だろう。 3.6 Akiyoshi