812−2.所属部署の利益を優先



Fさんへ

(Fのコメント)
国家より省。省より課。課より自分と、だんだん考える範囲が小さ
くなっている。これは役人だけでなく、大会社の会社員も同じ。

自分の課の成績だけが重要になっている。そうしないと、その課全
体がリストラされる可能性や他の会社に売却される可能性が出てき
たためです。ああ、とうとう日本も米国と同じになったようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記のFさんのコメントは、少々耳に痛いものです。

当方も世間で言う大会社に勤務する会社員ですが、その指摘通り
会社全体の利益よりも、自分の所属部署の利益を優先しています。
それを上手くやった人が社長になっているのが現代日本ですから、
経済界の低迷はしばらく続くことでしょう。
目先の利益に終始し右往左往する、今の経営者は少年院出身のあの
矢吹丈でも考えた「布石」というものを打てなくなっています。
10年ほど前に「事業化に10年も掛かるものは止めなさい」と指示を
出して、10年後の現在「なぜ研究所から新規事業が育たないのか」
と、不満を漏らす経営者がいます。(笑い話ではありません)

Pukadon
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
日本の問題の多くは、日本企業の弱体化ですから、この再構築をす
る必要があるのです。再構築の中心がイノベーションです。新しい
考えに基づく、新製品を出していくことです。知的企業しか、今後
生き残らないと思います。このためには、企業と個人が信頼関係を
築く必要があるのでしょうね。また、企業と社会との間に信頼関係
を築く必要があるのでしょう。信頼関係が必要であるというのは、
「信無くば立たず」フランシス・フクシマ著、加藤寛訳、三笠書房
1996年がいい。
==============================
いつも有益な記事有難うございます。
 
 さて、最近、外務省や雪印食品などの不祥事がマスコミで連日報
道されています。これらを倫理観の欠如だと嘆く声も聞こえますが
、私も全く同感です。
しかし同時に、我々はこれらの問題を対岸の火事のように見ている
のではないかと疑問に思います。

 話は少々脇にそれるのですが、第2次世界大戦の初期、我々日本国
民は日本軍の快進撃に酔いしれたと言います。
それが、戦後一転して軍部に騙されていたのだと言い訳します。
 外務省で不祥事があれば、役人はどうなっているんだと言い、
小泉首相が田中元外相を更迭すると幻滅したと言います。
共通しているのは、我々に当事者意識が欠落している事です。
外務省の不祥事は、それを放置した政治の責任であり、政治の責任
は政治家を選出した我々の責任です。
また、雪印の不祥事は一民間企業で起きたものであり、その腐敗体
質は雪印に特有だと言い切ることは出来ません。

 我々が役所を「お上」と呼ぶのは、我々は政治の主体ではないと
言ってるのと同じだと思います。
現在の政治制度が西欧の歴史の中で生まれたものである以上、日本
の社会の矛盾は当然かもしれません。
しかし、これからはもう少し当事者であると言う意識の元に生活し
たい。自戒を込めて。
spring 29歳
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
政治を政治家に任せたために、このような日本の現状があるのです
から、政治家をチャント監視して、反日政治家、日本を悪くする
政治家は落選させることが必要です。自民党の政治家に反日の人が
いることが日本を悪くしたように思う。どうか、皆様、政治に関与
しようではありませんか??
問題のある政治家を指摘しようではありませんか??
そうすれば、もう少し、日本がよくなると思う。

また、政治家と同様に評論家も勉強していないか、米国や中国の回
し者としか考えられない人がいる。これも指摘していこうではない
ですか??国民がチャント監視する体制が必要です。
反日評論家、政治家、マスコミの存在を許してはいけないのです。
それが、国民としての義務なのでしょうね。


コラム目次に戻る
トップページに戻る