811−1. 国際情勢分析と政治改革



コラム「802-2国際情勢分析」を読んで
 
じわじわと押し寄せてくる戦争への不安。
平和への願いを持ちつつ、個の生活の充実を追い求めることによっ
て、無理やり戦争からの逃避を続けているのに・・・。
戦争はもうたくさん!
ひたむきに生きてみたって戦争が始まれば、その先には苦しみしか
ない。

ブッシュ大統領の日本訪問の目的は、「日本の経済回復の提言」と
新聞ではみました。
でも、このコラムでの訪問目的は「戦争への準備か?」となってい
ます。どちらが本当なの?
 
「一般教書演説」「悪の枢軸」を読むと「戦争への準備か?」の不
安がよぎります。NATOも『米国が(イラクなど)他の国々が同
時テロに関与しているという明らかな証拠を示せば、欧州諸国も深
い関心を持つだろう』と新聞の世界の論調にあり、『日本・韓国は
当然、北朝鮮攻撃には反対でしょうから』『日本も韓国に追従して
いるが、強くない』とコラムではなっています。強くないどころが
何も言っていないのではないですか?北朝鮮攻撃になれば相当な影
響が考えられると思うのですが?
第1次朝鮮戦争のような戦争景気など考えられない、悲惨な状況が
教養のない私にも想像がつくのに、小泉総理からは何の表明もない
と思いますが?「国民の生命・財産」をどう守ろうとしておられる
のでしょうか。ここにきて”はっきりしない国民性なので!”とい
うことは通用しないと思いますが、どう考えておられるんでしょう
ねぇ。『それにしても、中国の対米戦略が柔軟路線に変更されたよ
うなので、米国の北朝鮮への攻撃にも、あまり大きな反発を表明し
ない可能性がある。』北朝鮮を取り巻く国々の意見が、こんなに違
っていて大丈夫なのでしょうか?とても不安です。
 
こういう押し迫った状況が、日本に刻々と迫っているというのに、
小泉総理や外務省は何を考えているのでしょうか?
裏情報に心躍らされている私がいけないの?国民に正確な情報を伝
えず、いきなり戦争がはじまったら、総理の責任は重大だと思いま
す。
勘違いしないでくださいね。いち国民として日本の事、そして自分
の事が心配なだけです。
 
子どもの頃、米国とソ連の冷戦時代について勉強をした時、”この
均衡が崩れて戦争が起きると、地球は終わりになるかもしれない”
と教わりました。幸い地球崩壊を回避できました。今、『テロとの
戦い』で地球崩壊の新たな不安がでてきました。破壊から幸福は生
まれるでしょうか?エゴから人類は幸せになれるでしょうか?あの
すばらしかったアフガン復興会議はなんだったのでしょうか?
 
ブッシュ大統領殿
大統領の決断ひとつで決まります。どうか戦争はしないでください
。お願いします。
kingin107
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
日本は、強く反対できない。どうしてか??北朝鮮と日本人拉致問
題を解決するしかないのですが、これが一向に進展しない。
この日本人拉致問題で、日本は北朝鮮との戦争を決意する事項なの
です。国家の大きな目的は国民の保護ですから、日本人を多数拉致
されるということは、国家としての恥です。
もちろん、それだからといって、戦争を肯定はしません。反対しま
す。しかし、米国からはそのように言われて、日本の反対を封印さ
れたようです。

戦前の日本は、中国で日本人襲撃事件が起きると、軍隊を派遣して
いたのですから、今でも米国は米国人襲撃事件に対し、軍隊を派遣
しています。テロ事件後は、その可能性を封鎖するために、大兵力
を投入するというのですから、大変です。どうも、江戸幕府体制に
世界はなったようですね。幕府に楯突く藩はお取り潰しになるよう
です。
==============================
       なぜ政治改革は延々と続くのか
                      Domoto
8日に衆参両委員での代表質問が終わった。鳩山民主党代表は、小
泉政権の経済政策を「失政だ」と言い、退陣要求を突きつけた。

いつになったら日本の野党はネクスト・キャビネット(影の内閣)
になれるのかと思う。債務超過の銀行を一時国有化してどうしよう
というのだろう。経済についての突っ込んだ議論はなかったようだ
。最重要問題で質問討議をしていないのだから話にならない。
政府は、「不良債権処理の先送り政策」をやっている。いよいよ来
月は3月を迎える。
市場は日本を適正に評価するだろう。日本はもう先進7カ国から脱
落している。

この先、国が破産してIMF管理下入りにしてもらっても、国の立
て直しはうまくできないと思う。もう何十年も延々と政治改革を
この国ではやっている。田中真紀子外相が更迭されたら、また「コ
ップの中の政争」が活発になってきた。時代と世界は先に進んでい
く。

憲法第9条がある。やはり自分の国を自分で守らずに、実質的に
よその国に守ってもらっているシステムでは、政治家も官僚も企業
経営者も無責任化し、依存性が強い国民性が形成されていくのでは
ないか。
Domoto
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
今まで、大成功であったため、政治家も政府も誤解している。日本
企業は強いと。
特に1980年代、日本が強すぎて、世界からクレームが出たため
に、日本を弱くする政策を横行した。その弱くする政策が今、強烈
に日本を弱くしている。年間労働時間の短縮や超勤時間の短縮。
米国半導体の強制的な購入。産業育成策を積極的にしないなどの諸
政策。その他諸々の企業弱体化の政策。そして、困ったことに、
そのような政策は失敗と反省していない。このため、今もその政策
を継続している。

米国の1992年以降のクリントン改革と同じことをすれば、成功
するというのに、その助言も聞かない。日本の政治家はどうかして
いる。
==============================
http://www2.plala.or.jp/TAX/plalaboard/
所得税と収入税と経費税のどれがすきですか?
kajikawa kiyosi
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
読者の皆様、どうでしょうか??


コラム目次に戻る
トップページに戻る