796−2.社会倫理の欠如について



社会倫理の欠如が由々しき問題になり始めたようだ。このままであ
ると日本の衰退は、決定的になる。 Fより

雪印食品の不正問題は、企業倫理の崩壊をまざまざと明らかにした。
法を守るという基本的な企業倫理がここまで崩壊しているのです。
そして、その責任者たちの年齢は40から55歳までの社会の中核
にある人たちである。

自分たちの行為が、悪いことと知ってやっている。今までの日本人
のメンタリティとは違う人種がそこにある。とうとう戦後教育を受
けた倫理観のない人たちが社会の中核部を占め始めるようになった
のだ。

心配したようにモラルの荒廃は、その受けた教育体系によるのであ
ろう。戦後教育では、社会的な倫理を教えていない。日本の伝統的
な倫理である道徳は悪であると日教組は言ってきたし、そのような
教育を潰してきた。この結果が今の日本の倫理観のなさを作ったの
です。もう、そろそろこれが問題であると気がついていいのではな
いですか?この観点が新聞にない。

そして、日本の社会倫理の基本を学校で教えてもいいのではないで
すか??
会社に入ってから、お客さまへの礼の仕方や企業倫理が大切である
と教えている。どうしても、これはおかしい。学校教育でその辺り
は教育するべきではないですかね。

余裕のない企業はそのようなことを教えている暇がないはずである。
すると、雪印のような人間が社会的な責任意識もなく犯罪を犯すこ
とになるのです。どうも、日本にはまだまだ沢山、このようなこと
があるような気がするが。倫理の欠如は、信頼観をなくして、無用
な稼動を、そのチェックのために掛けることになり、企業や社会効
率を著しく低下させることになる。

戦後教育の見直しをするべきだ。倫理教育を復活するべきである。
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      資本主義の限界     Fより
どうも、米国の戦争志向が自由な移動を制限し始めたような気がす
る。戦争は、自由な行動を制限する方向に働く、安全の方が重要で
あるから致し方ないが、米国国内の航空機利用が著しく時間がかか
るようになっている。
このままでいると、自由主義ではなくなり、個人の自由を制限する
ようになってしまう可能性がある。効率が落ちることは間違いない。

ITによる情報の取得も敵に情報を取られると思えば、公開しない
情報が増えてくる。資本主義の発展はITにより一層、世界的に自
由な取引ができることであるが、戦争が起こるとその制限が当然に
出てくる。戦争主義と自由資本主義とは相反した考えではないだろ
うか??

資本主義を壊す方向に米国は突き進んでいくことになる。そのお供
を日本がするのであろうか??日本も大変なことになると身構える
しかないですね。2002年度は大変だ!!!


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