790−1.9.11テロルの意味



9.11テロルの意味へのコメント
ishizuka
例によってmondさんの論文の趣旨から外れてしまうのですが、表題
から私が感じたことを書いてみます。

テロについて、誤解を恐れずにいえば、世界の情勢がテロや戦争に
傾けばテロが正しいのだし、逆に穏健なほうに時代の天秤が傾けば
、同じことが過失になる。ということだと思う。

趣旨が例によって、ずれていきますが、では、時代の天秤つまり
世界の世論とは何かといえば、それは現実においては、国連であり
、CNNやUSA TODAYでありアメリカの議会であると思う。もちろん、
世界はアメリカだけではないのだが、世界の世論を情報によって一
番操作しているのは、これらの機関などであると私は思う。断じて
日本のマスコミではない。
かえって、日本のマスコミをみて、これら他の機関を見なければ、
世界の世論から隔離してしまうこともありうる。

政治について議論する時に、一番留意しなければならないことは、
国益が一番重要なことであって、時代の変転がはやければ早いほど
、一つの理念や政策に殉ずるのではなく、時代が目まぐるしく変化
して行くならばそれに応じて政策も「ガラリ」と変わっていかなけ
れば、ならない。国益に直結したある政策に、周辺の状況が前と
変化しているのに、「我々が正しくて、現実がおかしいのだ」と殉
じているのではそれはイデオロギーになってしまう。

こう言った状況の変化に目まぐるしく対応する外交政策が日本の道
徳、武士道の「武士に二言はない」と反するので、変化してしまう
政治家を風見鶏とかバルカンとか一貫性が無いなどマスコミがレッ
テルを張ってしまう。これは良くない。

外交は一般の庶民にとって分かりにくいのは、世界的な事実だと思
うが、世界の情勢と国民の関心を結び付けられるのは、唯一マスコ
ミだけだ。
日本のマスコミの進歩が無ければ、日本の外交音痴は絶対になくな
らないと思う。
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(Fのコメント)
日本の外交についての意見は賛成です。しかし、マスコミが悪いた
めに、このようなコラムが必要になり、かつインターネットにより
多くの方たちが、このコラムを見ることによって、マスコミの報道
を正しくチェックできるようになったのでしょうね。(自画自賛?)

また、海外の報道も自由に検索できるために、米国以外の国際情勢
もわかるようです。
米国報道機関以外のアルジェジーラのように、イスラム圏を代表す
るような報道機関もできて、今後は米国が全体の世界世論を操作で
きなくなるような気がする。


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