7月6日、今日はとうとう、2万円割れになった。多くの株価が上 限で、低位株に資金が回ったことで、買うものがないという状況に なってきた。マザーズも下落である。新興市場も高値圏である。 この中で買いを増やしていたのが、GPIFのようである。6月末の期 末報告で2万円を維持するために、買っていたようである。7月に 入り、それがなくなったことで2万円を維持できなくなった。 また、景気判断が重要であるが、6月の米雇用統計の発表を7日に 控え、機関投資家は積極的には買えないようである。 また、企業の第1四半期の決算が出てくるが、本当に利益水準が増 益になっているのか、それを確かめようという意図を感じる。 どちらにしても、株価が高値圏にあり、長期に株を追っている人た ちは不安視しているが、どうも一般紙で株価が高いことで儲かって いるという情報で、株の素人が押し寄せていると桜井英明氏は言っ ている。 株ブームということは、株の終わりが近いということのようである。 素人は、今株に手を出してはいけないことを、ここでは申し上げて おく。高値つかみになる。 どちらにしても株の最終局面だ。 野村は1年後20500円と、年末21000円と言っていたが、 予測を落としてきた。また、年末1ドル=120円を118円に落 としている。少し下方修正をしたようである。 さあ、どうなりますか? ============================== 株反落、浮き彫りになった高い「ハードル」 証券部 野村優子 2017/7/6 15:32日本経済新聞 電子版 共有 保存その他 6日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比87 円(0.44%)安の1万9994円と、6月16日以来、約3週ぶりに2万 円の節目を下回った。米金融政策の先行きを占う材料として投資家 の関心が高い6月の米雇用統計の発表を7日に控え、買いを見送る ムードが強かった。値下がりが目立ったのが5日に決算を発表した 銘柄の一角で、日本株相場に課された「ハードル」の高さを浮き彫 りにした。 6日の地合いを象…