5898.2万円ならず



日経平均は、朝方、買いが先行し、一時は節目の2万円まであと2円
弱と迫ったが、大台到達には至らず、短期筋とみられる失望売りで
一時下げに転じる場面もあった。

しかし、終値は、1万9919円となり、今後への期待が持てるところで
引けたが、上値が重いですね。少し上がると売りが出てしまう。

2万円は、すぐに達成されると予想したが、予想より厳しい感じも
する。

今日は、トランプ大統領の秘密漏洩事件の報道が、2万円寸前に出て
その情報を機に下げたようだ。海外勢の売りが出た可能性もある。

上場廃止の可能性が高い東芝は、まだ230円と高い。150円程
度になれば、再上場できる2年程度持てば、高値を期待できるが、今
の230円ではあまりにも高すぎる。

短期投資家が手を出せる値ではないですね。上場維持をかけること
は、徐々に難しくなっている。

さあ、どうなりますか?


==============================
日経平均は3日ぶり反発、年初来高値更新
2万円回復ならず失望も、割高感はすでに解消
ロイター 2017年05月16日
[東京?16日?ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、3日ぶりの
反発となった。前日の米国株高などを支援材料に朝方は買いが先行
し、一時は節目の2万円まであと2円弱と迫ったが、大台到達には至
らず、短期筋とみられる失望売りで一時下げに転じる場面もあった。
ただ好業績銘柄を中心とした個別銘柄の買いは継続。指数も持ち直
しの動きを見せた。

日経平均、TOPIXともに年初来高値を更新。業種別ではパルプ・紙が
上昇率トップ。石油・石炭、食料品がこれに続いた。半面、最も値
下がりしたのは鉱業で、不動産や保険など金融セクターが下落率上
位にランクインした。

2万円に接近した局面では戻り待ちの売りのほか、リンク債に絡んだ
先物の防戦売り観測もあり、徐々に上値の重さが意識された。東証1
部の騰落レシオ(25日平均)は140%を超え、短期的な過熱感も継続
している。

一方、国内企業の決算発表を経て、日経平均の予想EPS(1株利益)
は上昇。同時に日経平均の予想PER(株価収益率)は15日時点で15倍
台を割り込んだ。バリュエーション面での割高感解消による「日本
株への効果が出るのには、そう時間はかからないだろう。2万円回復
も時間の問題」(岩井コスモ証券・投資情報センター長の林卓郎氏)
との見方が聞かれた。

個別銘柄ではブイ・テクノロジー<7717.T>が急伸。15日発表の2018
年3月期連結業績予想において、営業利益が前年比84.7%増の100億
円の見通しとなった。有機ELパネル関連での複数の大型案件が収益
増に寄与するという。大幅な増益予想を好感した買いが入った。

半面、 東芝<6502.T>が大幅安。前日比で12%を超す下げとなった。
メモリー事業の売却に関し、合弁パートナーの米ウエスタン・デジ
タル(WD)が国際仲裁裁判所に差し止めを申し立てていたが
、綱川智社長は15日の会見で、売却できない場合の代替案は検討し
ていないと述べ、強気の姿勢を示した。売却手続きの遅れや上場廃
止リスクを警戒した売りが出た。

東証1部騰落数は、値上がり1130銘柄に対し、値下がりが767銘柄、
変わらずが118銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値????? 19919.82 +49.97
寄り付き??? 19953.06
安値/高値?? 19862.41─19998.49



コラム目次に戻る
トップページに戻る