シリアの化学兵器攻撃に対する人道主義に基づくミサイル攻撃を、 シリアの空軍基地に対して行ったとトランプ大統領は声明したが、 この軍事行動はリベラル的であり、アメリカ・ファーストの意味と は、相容れないような気がするが、米国第1主義とは、米国の覇権を 守ることの意味なのであろうか? 攻撃対象は、シリアのホムズ近くのシャイラート空軍基地であるが 、ここからの戦闘機が化学兵器攻撃をしたと疑われている。 しかし、シリアには、ロシア軍もいるので、この攻撃に対してロシ アはどのような反応をするのかが、心配な所である。 ロシアが反応すると、黙示録の展開が始まるような気がするが、ど うであろうか? 東京市場は、この攻撃の報道で、下落になり、午前終わりで19円 安の18577.92円である。円高に振れ、110.10台になっていた。 さあ、どうなりますか? ============================== トランプ大統領「シリアでの虐殺を終わらせるよう求める」 4月7日 11時36分 トランプ大統領は、アサド政権の軍事施設に対し巡航ミサイルによ る攻撃を実施したことを受けて、「私はすべての文明国に対してシ リアでの虐殺と流血の事態を終わらせるよう求める」と述べました。 また、「シリアの独裁者アサドがおそろしい化学兵器を使って罪の ない市民を攻撃した」と述べました。 トランプ大統領は「今夜、化学兵器の攻撃を行ったシリアの飛行場 への攻撃を命令した。化学兵器の使用と拡散を防ぐことはアメリカ にとって安全保障上の重要な利益だ」と述べました。 そして、「シリアが化学兵器禁止条約の義務に違反し、国連安全保 障理事会の求めを無視して禁止された化学兵器を使ったことには議 論の余地がない。アサドの行動を変えさせるための何年にもわたる これまでの取り組みは大きな失敗に終わった。その結果、難民危機 は深まり、地域の不安定な状況は続き、アメリカや同盟国の脅威と なっている」と述べました。 また、トランプ大統領は「すべてのテロ行為を終わらせる。傷つき 、また亡くなった人たちに祈りをささげる。アメリカが正義の側に いるかぎり、最後には、平和と調和が勝利することを望む」と述べ ました。 そして、「アサドは無力な男性や女性、子どもたちの命を奪った。 それは大勢の人にゆっくりとした残忍な死をもたらした。この非常 に野蛮な攻撃でかわいい子どもさえ残酷に殺害された。どんな子ど ももこのような恐怖を味わうべきではない」と述べました。