米国ダウ平均株価は、2万ドル台でもどんどん上がるが、それに比べ て、日本の日経平均のグダグダした値動きはどうしたことでしょう かね。 フリン補佐官が辞任して政治的な混乱でも米国株は強い。一方、政 府的な混乱もない日本は、グタグタである。日本の実体経済は弱く 、米国経済は強いことも示している。移民や難民を受け入れている 経済と受け入れていない経済の差は、大きいことを示している。 イエレンFRB議長も、移民を止めたら経済が弱くなると議会で証言し ている。まさに、これは、今の日本のことですよね。 「移民を入れない日本は、貧しくなるから、平等に貧しくなろう」 という上野千鶴子氏の発言に炎上しているが、それなら、移民を入 れるべきですが、それも反対で、不平等に貧しくなろうと言うので しょうかね。日本人の感性がわからない。 113円台と円安の水準であるのに、114円台から落ちたことで 90円も下落してしまった。外需依存であるために、円高への警戒 感が強い。 皆が、日米経済対話で、日銀の量的緩和の金融政策が維持できずに 、円安誘導を止められると見ていることを意味している。安倍首相 も、対話で金融政策を話すと言っているので、それを裏付けている。 ということで、対話がある程度進んで、円の水準がどうなるか分か るまでは、19500円から18800円のレンジを行ったり来た り、するということになるのでしょうかね? ということは、当分、日本市場は大きな動きがないことになる。 その間に、米国株はすっ飛んでいるような気がする。 日本株は寝ているしかないのですかね。または、レンジ幅での取引 をするのか? さあ、どうなりますか? ============================== 東証大引け、反落 節目手前に戻り売り 円安一服が重荷 2017/2/16 15:37 保存 印刷その他 16日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比90 円45銭(0.47%)安の1万9347円53銭だった。外国為替市場で円安 進行が一服して新たな買い材料に乏しい中、3月の決算期末が近づ いた機関投資家からの売りに押された。下げ幅は一時170円を超えた。 JPX日経インデックス400は反落し、前日比24.38ポイント (0.17%)安の1万3917.90だった。東証株価指数(TOPIX)も 反落し、2.62ポイント(0.17%)安の1551.07だった。 15日の米国株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が最高 値を更新し、日本株には追い風となった。もっとも、心理的な節目 である1万9500円を前に「機関投資家の売り意欲は強い」との見方 が多く、小幅安で始まった日経平均は徐々に下げ幅を広げた。「日 本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は堅調」(大和住銀 投信投資顧問の門司総一郎経済調査部部長)との見方は根強く、下 がった場面では収益の伸びが見込める銘柄に買いが入り、下値を支 えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆2549億円。売買高は20億2794万 株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1045と全体の52%を占めた 。値上がりは774、変わらずは182銘柄だった。 ファストリやソフトバンクが下げた。トヨタも安い。ANAHD も下落した。取引時間中に物流センターの火災発生が伝わったアス クルは大幅に反落した。 半面、米長期金利の上昇を背景に東京海上など保険株が上げた。 韓国子会社が製品を一括受注したと伝わったローツェは昨年来高値 を更新。スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のリニューア ルが報じられた任天堂が買われた。 東証2部株価指数は続伸した。FDKやフライトHDが上げ、シ ャープやマーキュリアが下げた。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕