朝方は、19500円台に乗せたが、最終には19459円と80 円高で終わった。 10日の日米首脳会談では、米国側から円安をけん制する姿勢など がみられず、無難通過となり市場に安心感が広がったが、もう少し 上昇すると見ていたが、思ったほど、伸びなかった。 まだ、警戒感があるように見える。 トランプ大統領は、壁の問題や入国制限、カナダとのNAFTAの 見直しなど、当分、問題山積であり、円安誘導を制限させるのは、 ペンス副大統領に任せたので、見ない可能性もある。 ということで、鬼の居ぬ間の円安とならないかとは思う。 ここ当分は、円安基調になるような気がする。 さあ、どうなりますか? ============================== 2017年 02月 13日 15:32 JST 日経平均は続伸、日米首脳会談の無難通過で安心感 一時1万9500円台回復 [東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した 。10日の日米首脳会談では、米国側から円安をけん制する姿勢な どがみられず、無難通過となり市場に安心感が広がった。取引時間 中としては1月5日以来、1カ月ぶりの水準となる1万9500円 台を寄り付きで回復したが、その後は戻り待ちの売りが出て伸び悩 んだ。 日米首脳が友好関係をアピールしたことを市場は前向きに評価した 。前週末の米国株も主要3指数の終値がそろって過去最高値を更新 。日本株に対しては良好な外部環境を好感した買いが優勢となり、 日経平均は一時140円高となった。 ただ首脳会談前の前週末に一足早く、日経平均は470円を超す上 昇となっていた。寄り高後は利益確定売りが出て伸び悩んだが、終 始プラス圏は維持。相場の底堅さを印象付けた。JPX日経400. JPXNK400は取引時間中の昨年来高値を更新した。 業種別では原油相場の上昇を受け、鉱業、石油・石炭が上昇率上位 に入った。自動車の一角もしっかり。銀行業は朝高後に伸び悩みな がらもプラス圏で取引を終了した。一方、下落率トップは不動産。 証券、情報・通信がこれに続いた。 丸三証券・投資情報部長の牛尾貴氏は「首脳会談では日米同盟の揺 るぎなさが確認され、円安誘導との批判もなかった。この先はトラ ンプ米政権の具体的な経済政策への期待がどう高まっていくかがポ イントとなる」と話す。 個別銘柄では市光工業(7244.T)がストップ高比例配分。2017年 3月期通期の業績予想を上方修正したと10日に発表し好感された 。国内での受注増や、生産拠点での合理化効果などを織り込んだ。 半面、シチズン時計(7762.T)が反落。10日発表した2016年4 ―12月期決算で、連結純利益が前年同期比35.4%減の117 億6900万円と低調だったことを嫌気した。インバウンド需要の 縮小などで国内販売が減少したほか、海外販売も伸び悩んだ。 東証1部騰落数は、値上がり1444銘柄に対し、値下がりが436 銘柄、変わらずが121銘柄だった。 日経平均.N225 終値 19459.15 +80.22 寄り付き 19513.78 安値/高値 19418.18─19519.44