日経平均は、今日152円高、トランプ次期大統領が登場しなけれ ば、米国の景気は上昇しているので、円安ドル高になりやすいので 、115円と円安になり、日経平均は押し目買いが優勢となり、上 昇する。 トランプ氏の企業非難ツイッターがあると、下がることになる。 トランプ政権ができるまでは、実際的な政策が出ないので、株価は 一進一退になり、トランプ政権が始まる1月20日以降、保護主義 政策の概要が公表されて、株価は調整モードに入るような気がする。 もう1つ、米国経済にとっては、保護主義の方が製造業の工場が増 えるので、実際の政策が実行される前は、見た目には景気がより良 くなる雰囲気がでる。トランプ氏も宣伝するので、あたかも景気上 昇と見えるはず。 このため、米国株価は上昇するが、関税35%になる中国やメキシ コ、そして名指しされた日本は輸出ができずに景気は悪くなるイメ ージで、株価の調整が起き易い。 実際に高関税になれば、輸出できなくなるので、ダメージが決定的 になる。 米国は、関税分の物価上昇になり、米国の物価が上がりインフレに なるので、FRBは金利を上げ、金利上昇で景気腰折れになり、米国も 遅れて株価の調整局面になる。 しかし、2018年には減税やインフラ投資の効果が出てくるので 、米国経済は、景気が良くなる。その時までには日本も日米FTAを締 結しているので、金利差での円安になり、日本も米国景気の恩恵を 受ける可能性がある。 というようなシナリオでしょうね。 さあ、どうなりますか? ============================== 東証大引け、反発 円高一服で心理改善、業績拡大期待も 2017/1/13 15:30 保存 印刷その他 13日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比152 円58銭(0.80%)高の1万9287円28銭だった。外国為替市場での円 高一服を受け、投資家心理が改善した。前日に下落した反動から自 律的な反発を期待した買いや企業業績の拡大を期待した押し目買い が入った。 野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは 「世界的な景気回復や日本の業績拡大への期待が根強い」と指摘す る。前日、急速に進んだ円高・ドル安が落ち着き、株式市場では買 い戻しが進んだという。 JPX日経インデックス400は反発し、98.90ポイント(0.72%) 高の1万3842.86で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反発した 。終値は9.48ポイント(0.62%)高の1544.89だった。 東証1部の売買代金は概算で2兆2566億円、売買高は16億20万株 だった。東証1部の値上がり銘柄数は1211、値下がりは613、変わら ずは180だった。 前日に好決算を発表したセブン&アイやファストリが上昇した。 早ければ13日にも欠陥エアバッグ問題を巡り、米司法省と和解する 見通しと伝わったタカタに買いが集まった。ソフトバンクやトヨタ 、ファナックも高い。 13時に新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の価格を発表した 任天堂は売りに押された。米投資ファンドのサーベラスが保有する 株式の一部を売却したと伝わった西武HDも安い。新日鉄住金や神 戸鋼などの鉄鋼株の一角や住友鉱など非鉄金属も売られた。 東証2部株価指数は3日ぶり小幅に反発した。フュトレック、マ ーキュリア、朝日インテクが上昇し、シャープやインターアクが下 げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕