5833.2017年予測の番組で感じること



正月は2017年をどう見るかの番組が多いが、今までの枠組みか
ら抜け出た考え方ができずに、常識的な見解を述べているようであ
る。

1930年代と同じようになるとは言うが、実際の予測では1930
年代とは違い、トランプ政権の政策は穏健化して、経済が良くなる
し保護主義は取らないか取っても緩やかになると述べている。

何か、楽観的な意見を述べて、最初に言っていた1930年代と同
じようなことになるという見立てとは違うことになっている。

しかし、それは、あまりにも楽観的なような気がする。

昔から、このコラムでは悲観的に予見してきたが、徐々に、その予
見が実現しているように感じている。

昔から、幻想的に見てきた出来事が現実化しているので、恐ろしさ
を感じているが、この後に及んでも、多くの学識経験者も経営者も
政治家も、楽観的にしか今の状況を見ていない。

どうして、将来を悲観して、対策を打たないのかとイライラするの
は悲観的見方をする私しかいないのであろうか?

しかし、私の予見の方が当たる可能性が高いとも思っている。

さあ、どうなりますか?



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