月曜日有料版0章途中までをお送りします。 米国の財政膨張がものすごく、10年国債金利が5%になり、2028年11 月には、利払い費が2兆ドルに達する。利払い費を抑えるためには、 FF金利を上げられないが、通貨安になりインフレが加速、市場が決 める10年国債金利が急高騰。財政縮小に向かうしかなくなり、軍事 費の削ることになる。今後を検討しよう。 津田より 0.米国の状況と世界情勢 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 先週、株価は900ドルの下落。FRBは0.25%利上げして、3.75%-4.00% にした。ウォーシュFRB議長のジャクソンホールでの演説は実行され たことになり、17日は株価は上げたが、それ以外では株価は下げて いる。 フーシ派とイランがサウジの東西パイプラインを破壊し、バブ・エ ル・マンデブ海峡を支配したことで、原油が100ドル以上の価格にな ったことで、軽油の価格も6ドル/Gになり、輸送費の高騰が大きくイ ンフレは加速し、農家の刈入れ時期とも重なり、不満が大きくなっ ている。 JPモルガンは、イラン戦争が始まって以来初めて、原油相場に関す る基本見通しを提示できなくなったと言い、シェブロンのCEOは、「 大燃料危機」が到来したと述べた。今後、石油は益々高騰し、手に 入らなくなる。 そのため、米国の航空各社は燃料費の高騰を受け、アメリカン航空 、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空は現在、一部のフライト を欠航させている。 そして、とうとう、米国覇権崩壊後を見て、準備をする必要になっ ている。帝国の崩壊は、金利の上昇が起こり、その利払いができな いことで、債務再編やドルの切下げが起き、実質的な財政の急な縮 小となり、軍事費の削減で覇権を放棄し、福祉や年金の実質的な切 下げも同時に実施される。 こうなると、米国債を買う人はいなくなり、国債金利は天文学的な 数値になり売れないことになるし、ハイパーインフレにもなる。 特に中東での米軍の負けが確定した段階で、ドルの信任はなくなり 、ドル基軸通貨制度自体が崩壊する。 こうなることが見え、世界は、米国覇権崩壊後の体制を模索し始め ている。米国は中国との競合関係を解消して、AI分野などで協調す る可能性もあるし、カナダはEU入りの方向であり、準EU加盟国との 位置を得たし、中国はCIPSを拡大して、ゴールドを介した貿易シス テムを作り始めている。 BRICS諸国は、このCIPSを貿易決済に利用し、米国債を売りゴールド に変えている。というように、BRICS諸国は新しい世界秩序を作る方 向で協議をし始めている。 そして、米ホワイトハウスの当局者は17日、中国の習近平国家主席 が23日に米国に到着し、トランプ氏が直接出迎えると明らかにした。 米大統領が外国の首脳の到着時に、直接歓迎するのは異例だ。とい うぐらい米国は中国の仲介が必要になっている。このため、米中接 近による「日本外し」を警戒するため、米中首脳会議前の日米首脳 会議を設定した。 NATO諸国は、核の傘を英仏に変更して、米国の欧州からの撤退を視 野に軍事体制を構築しているし、EUのフォンデアライエン委員長は EU、英国、ノルウェー、ウクライナ、カナダの首脳から成る「欧 州安全保障理事会」の創設を示した。逆に、米軍は欧州から2万5千 人の兵士と、飛行機、船舶、その他の資産を引き揚げることを検討 している。 それと、FRBが利上げしたら、米国の貿易赤字国との取引を全面的に 止めるとトランプ氏は述べていたが、実行する気配がない。とうも 、トランプ氏の発言は、まるで信用力がないことになる。国家のト ップの発言に、これほど信用力がないことも珍しいが、覇権国トッ プの発言に信用力がないことは、世界に米国の信用を毀損させるこ とになる。 また、「財政赤字をなくしたいと思えば、ペン一振りでできる。あ らゆる国を(関税の)対象にすれば、年間1兆5千億ドルを稼ぎ出せ る」とトランプ氏はいう。最高裁で否決されている案を再度持ち出 している。また、米国内のインフレは加速する。 そして、強がりのトランプ氏は、今後も戦争をし続けるので、軍事 費は膨張し続けることが確実で、2028年までには米国経済崩壊にな り、株価は実質的な「平均への回帰」になり、大暴落となると見え る。 今、暴騰している株から早く逃げだす事が必要であり、世界的なAI バブル株からの逃避が必要である。 以後は有料版を見てください。 0.米国の状況と世界情勢 1.日本の状況