月曜日有料版0章途中までをお送りします。 イラン戦争で、米国の政権内分裂が起きている。このため、トラン プ氏はイラン戦争に勝つ必要がなり、このため、積極策を推進して いるが、米軍は苦境に陥ることになる。最後に、トランプ氏は核兵 器の使用をせざるを得なくなる。今後を検討しよう。 津田より 0.米国の状況と世界情勢 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・イラン戦争 米中央軍のクーパー司令官は、イランに対する攻撃は効果が限定的 だとして、ホワイトハウスや国防総省に停止を進言していた。トラ ンプ氏も「交渉に一定の余地を与えようとしている」と説明した。 この攻撃停止の理由は、米軍基地を守るための防空ミサイルが足り なくなるということである。それと、主要精密誘導兵器の戦前備蓄 の約3分の1をほぼ使い果たした。THAADの最大80%、SM-3の半分以上 と、パトリオット迎撃ミサイルは最大61%が使用されたという。 イランは、米軍による攻撃停止を受け、報復作戦を休止したと、陸 軍報道官が26日に表明したが、28日夜イランはヨルダンのムワッフ ァク・サルティ米空軍基地に対して、弾道ミサイルの奇襲攻撃をし た。 この攻撃は、ホワイトハウスでのトランプ・ネタニヤフ会議での共 同戦争計画を無力化するための先制攻撃だったという。 まず、トランプ氏は8月1-2日、イランのインフラとエネルギー施設 を標的とした大規模爆撃を行うとした。これに対して、イランも中 東地域のエネルギー施設を攻撃するという。 そして、トランプ氏は、イランの空爆する上に、海上封鎖を維持し つつ、陸上封鎖も実施する検討をしているが、これを実行するため には、イランの7つの隣国であるイラク、トルコ、パキスタン、アフ ガニスタン、トルクメニスタン、アルメニア、アゼルバイジャンか らの協力が必要で、国境通過点を閉鎖するものだが、周辺国の賛同 が得られるかが非常に疑問である。 と同時に、米海軍の支援にもかかわらず、ホルムズ海峡の南ルート を利用しようとした2隻の石油タンカーのうち1隻が火災に遭い、両 船は引き返した。イランの海峡攻撃能力を潰したというが、まだ、 完全には潰せていないことが明確化した。 そして、イランはドローンとミサイルを使ってイラクのクルド人武 装勢力に対して大規模な攻撃を開始した。 イラン政府高官は29日、同国が、オマーンの提案したホルムズ海峡 の地域共同管理案を拒否した。共同管理がうまくいく見込みはない とし、米国とサウジアラビアは同海峡に関する「非現実的な計画」 を進めるため、オマーンに圧力をかけようとしていると指摘。 サウジアラビアは30日、紅海などの安全保障を確保するため、中東 やアフリカなどの計14カ国で多国籍連合を結成すると発表。同時に サウジアラビアはイエメンの首都サヌアに対して、複数の空爆を実 施した。 それと、モサドとCIAは、イランの最高指導者アヤトラ・モジタバ・ ハメネイ師の所在を積極的に探知しようと試みているが、これまで の所、彼の痕跡を一切見つけられていないという。 イラン戦争に行き詰まり、トランプ氏は安全保障会議の席上で激怒 し、軍事オプションの提示とイランとの取引進展の欠如に苛立ち、 叫び声を上げて罵倒したという。 どうも米国政権内部で分裂が起き、トランプ氏とヘグセス国防長官 、ルピオ国務長官とヘンタゴン、バンス副大統領に割れているよう だ。 トランプ氏は、イランを崩壊させる攻撃を希望するが、米軍は中東 軍の脆弱性と地上攻撃での損失を懸念していて、それにルピオ国務 長官も同調し、イラン戦争に反対がバンス副大統領という図式にな っているようだ。 米国の戦略石油備蓄(SPR)は先週、380万バレル減少して3億800万 バレルとなり、1983年3月以来の最低水準となっているし、米国石油 備蓄は1億800万バレル、つまり26%減少した。このままにすると、備 蓄が枯渇して、石油価格は相当な上昇になる。 このため、国内のインフレが酷く、CNN世論調査によると、トランプ 氏の支持率は34%になり、米国民の半数が「強く不支持」となって いる。このまま行くと、11月中間選挙は共和党は負けることになる。 このため、トランプ氏は焦っている。核兵器の使用を考えているが 、米軍とルピオ国務長官が反対している。しかし、いつまで、反対 でいられるである。徐々に核兵器使用に近づいている。 以後は有料版を見てください。 0.米国の状況と世界情勢 1.日本の状況