月曜日有料版0章途中までをお送りします。 パキスタンのイスラマバードでの米イラン和平交渉にイスラエルは 参加できない。参加するのは、両当事者と、中国、ロシア、サウジ 、カタールであり、イスラエルは招待されていない。この交渉後を 検討しよう。 津田より 0.米国の状況と世界情勢 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・イラン戦争 イランは当初、10項目の条件を提出していたが、 1-非侵略へのコミットメント 2-イランのホルムズ海峡に対する支配の継続 3-ウラン濃縮の容認 4-すべての一次制裁の解除 5-すべての二次制裁の解除 6-すべての国連安全保障理事会決議の終了 7-すべての理事会決議の終了 8-イランへの補償金の支払い 9-地域からの米国戦闘部隊の撤退 10-すべての戦線での戦争の停止、包括的にレバノンのヒズボラに対 するもの。 でしたが、トランプ氏が「交渉」に同意したイランの条件は、 1- すべての攻撃の終了。 2- 制裁の完全な解除。 3- イスラエルによる攻撃の停止(ヒズボラを含む)。 4- 再建支援。 5- ホルムズへの安全な輸送。 6- 将来の攻撃に対する保証。 対価として、イランはホルムズ海峡の再開(各船あたり約200万ドル の手数料)を行う。 というように、要求を緩和している。 トランプ氏は、「イランを石器時代に戻す」と核兵器使用を仄めか したが、これにより、米国憲法修正第25条4項の副大統領と閣僚の過 半数が、大統領が職務を遂行できないと判断した場合に該当すると 米国議会が騒ぎ始めた。 同時に、バンス副大統領、ルビオ国務長官は、ヘグセス国防長官の 解任をトランプ氏に要求した。核兵器使用については、米軍将校、 将軍も命令拒否をしたことで、実行できない事態になったようだ。 そして、それと同時に北朝鮮、中国、ロシアが核兵器を米国が使用 した場合には、米国本土に核兵器を打ち込むと脅されて、イラン攻 撃での核使用ができないことになった。 このため、交渉に向かうしかないことになった。 UAEは、この交渉に呼ばれなかったことで、パキスタンにUAEからの 35億ドルの融資返済を迫ったが、サウジとカタールが急遽50億ドル の融資を行い、即刻UAEに返済した。UAEも米国と組んでイラン攻撃 をしたことで、難しい立場になっている。 イランが要求するウラン濃縮については、平和利用について容認す る可能性がある。クシュナー氏は容認し、バンス副大統領は容認し ないとしている。戦争を続ければ、イスラエルの亡国になることを 、ユダヤ人のクシュナー氏は心配しているようだ。 イスラエルが交渉に参加できない状況で、イスラエルの国益を代表 するのがクシュナー氏のようだ。仲介のパキスタンは、イスラエル と国交を結んでいないことで外交パスがない。このため、イスラエ ルは交渉に参加できない。 そして、米国が交渉条件で大きく譲歩した理由は、イスファハンの 核施設から核濃縮物運び出しのために、130人程度の特殊部隊を送り 込んだが、失敗して大きな損失を出したことと、米艦艇が正確なミ サイル攻撃が予想できるホルムズ海峡に近づけないことなど、地上 作戦が無理なことで、トランプ氏が中国に頼んで、イランを説得し たからのようだ。トランプ氏は戦争を終結させたいのである。 しかし、イスラエルのネタニアフ首相は、参加できない交渉を妨害 するために、イラン攻撃を行う可能性があり、これに対して、パキ スタン空軍は、戦闘機とAWACSの支援により、イランとペルシャ湾全 域に「保護シールド」を構築し、イスラエルによるあらゆる不測の 事態からイラン代表団を守った。 到着後、イラン国会議長ガリバーフは、交渉開始前にイスラエルの ヒズボラ攻撃の中止とイランの凍結資産の解放を要求したが、即刻 、イラン凍結資産70億ドルの解除が行われたが、イスラエルのヒズ ボラ攻撃中止はトランプ氏がネタニアフ首相に要求した。 この見返りに、ホルムズ海峡が解放されるはずが、機雷の位置が分 からなくなり、解放できないとイラン革命防衛隊は表明した。ホル ムズ海峡は解放されないままになっているが、米中央軍は「ホルム ズ海峡」での「機雷除去任務」の開始し、複数の米海軍艦艇が11日 にホルムズ海峡を通過した。この行動に革命防衛隊は攻撃するとの 警告を出した。 イスラエルのネタニアフ首相は、トランプ氏に電話して戦争の続行 を要求したが、現状の状況では戦争に勝てないし、中国とロシアが イランをバックアップしているので、このまま戦争を続けると、米 国・イスラエル対中露イラン・トルコ連合軍との戦いになる可能性 があり、世界的な核戦争に発展する可能性が出てきたことで、ネタ ニアフ首相の要求を蹴っている。 その上、中国がレアアースの輸出を止めただけで、米国兵器は製造 できなくなり、米軍が上陸作戦を行えば、ロシアはチェチェン軍を 送り込むという。そして、米国が上陸作戦を行えば、ロシアはウク ライナ戦争でウクライナの条件での停戦を行うとプーチンからウク ライナのブダノフ大統領府長官に電話があったとも言う。 それと、上陸作戦を行えば、中国は台湾進攻を始めて、台湾の半導 体工場を潰すとトランプ氏を脅している。AI半導体が亡くなる危機 でもある。米国は武器製造で脆弱である。 そして、第1回目の直接協議が終了した段階で、パキスタンでの交渉 は行き詰まりに達したようで、イランは海峡の支配を維持し、通過 船に通行料を課したいと望んでいる。一方、米国は共同管理を強く 求めているが、イランはそれをきっぱり拒否している。しかし、決 裂はしていない。交渉は続いている。 以後は有料版を見てください。 0.米国の状況と世界情勢 1.日本の状況