6441.イラン戦争の長期化で



月曜日有料版0章途中までをお送りします。 

トランプ氏は、イラン戦争を開始したが、出口戦略がないことで、
戦争終結のめどが立たない。今後を検討する。   津田より

0.米国の状況と世界情勢
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・イラン戦争
ハメネイ師は、自分が死んだ後の指示をしていて、最終戦争、キリ
スト教で言うハルマゲドンの戦いを指示したという。この戦争の中
心的な役割はイラン革命防衛隊になっている。

今のイラン体制をひっくり返そうとするイスラエルと米国の試みは
、失敗に終わる。というより「ヨハネの黙示録」のハルマゲドンを
引き起こしたことになり、聖書原理主義の米国福音派は、トランプ
氏にハルマゲドンを期待して、この戦争を支持している。そして、
米軍内部でもハルマゲドン戦争と士気を鼓舞している。

イスラエル軍と米軍は毎日多数の航空機を出して、イラン各地を爆
撃しているし、イランの防空システムは機能していないので、米軍
に被害はないが、イランはドローンとミサイルで反撃している。

しかし、空母から発信の航空機は、10日程度で弾薬が尽きるし、そ
の補充には、デゴ・ガルシアの英軍基地まで戻る必要がある。ジョ
ージ・ブッシュ空母打撃群派遣は、エイブラハム・リンカーン打撃
群と交代するようだが、1週間程度は掛かる。リンカーン打撃群は昨
年11月にサンディエゴを出港してから帰港できていないためのよう
だ。

そして、スペインは基地利用を拒否し、イラン戦争に関わらないと
した。欧州諸国も当初は米国に協力しないとしたが、イランがNATO
軍基地にも攻撃したことで、その防衛のために、フランスは空母を
派遣したし、英国は英軍基地の使用を許可した。

そして、イランは湾岸諸国にも攻撃している。湾岸諸国には米軍基
地があり、安全保障のために米軍を頼った結果であるが、それが攻
撃理由になっている。その上、湾岸諸国は事前の通告がなく、この
事態に備える十分な時間を与えられなかったという。

湾岸諸国は米国のTHAADで、イランのドローンを撃ち落しているが、
この迎撃ミサイルが底を突き、その後はドローンを迎撃する手段が
なくなる。海水淡水化施設を攻撃されて、水がなくなると生存問題
になる。クウェートは飲料水の90%を淡水化で賄っている。オマー
ンは86%。サウジアラビアは70%。UAEは42%であるが、米軍がイラ
ンの淡水化施設を破壊したことで、イランは自制していた攻撃を行
う可能性が出てきた。

このため、徐々にイラン攻撃回避のために、自国の米軍基地の閉鎖
を要求してくることになる。イランのペゼシュキアン大統領も今後
、攻撃しないと宣言しているが、革命防衛隊の行動を縛れない。

逆に、イラン軍参謀本部はアゼルバイジャンに対して、直ちにシオ
ニストとその資産を追放しなければ攻撃対象になるとした。

それらとは違って、キプロスへのドローン攻撃はイランのものでは
ないことが明らかになり、トルコへの攻撃もイランは否定した。
イスラエルが偽旗作戦をして、イラン周辺国を引き入れたいようで
ある。イランを敵視する国を増やし、イスラエルの味方にしたいの
であろう。

しかし、湾岸諸国・イスラエルへのイランの反撃を止めるには、地
上戦が必要であると、米国はクルド人部隊にイラン西部への侵攻を
要請したし、パキスタン軍にイラン東部への侵攻を要請している。
しかし、イラク・クルド人はイラン戦争で中立を保とうとしており
、その理由がイランのドローンを防御する防空システムがなく、攻
撃されるからだという。パキスタンも同様なことで、参戦を拒否し
ているようだ。
このため、トランプ氏も米軍に地上戦参戦を打診したようである。

イランのアラグチ外相は、ロシアと中国から多大な支援を受けてい
ると言っているが、ロシアからは中東米軍の所在地を教えてもらっ
ているが、中国の支援がわからない。中国からはドローン製造に必
要な部品を貰っている可能性がある。

中国はイランに、ホルムズ海峡での中国船通過を許可してほしいと
依頼したが、イランは米国に言って停戦させてほしいと逆提案され
ているようである。中国はこのままホルムズ海峡封鎖が続くと、原
油などの不足が起きることになる。

以後は有料版を見てください。

0.米国の状況と世界情勢
1.日本の状況
2.ウクライナ戦争と世界情勢




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