6432.米侵略戦争と台湾有事の始まり



月曜日有料版1章途中までをお送りします。 

米国のトランプ氏は、ベネズエラやイランに戦争を仕掛けている。
一方で中露に対しては融和的である。トランプ氏は、話題を作るた
めに戦争を持ちだしているようにも見える。一方、中国も台湾武力
統一を実施するという。今後を検討をしよう。
                 津田より

0.米国の状況と世界情勢
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ドルの基軸通貨としての重みを無くなっている。中露は米国債を売
り、ドルでの外貨準備から金などに変更しているし、欧州も米国が
敵視するので、米国債を買わない。英国だけが買っている。日本も
米国債の益が出ているので、日本国債の損を埋めるために、生損保
や地方銀行が売っている。このため、円以外の通貨ではドル通貨の
下落になっている。米国の影響力も落ちている。

この状況下で、トランプ氏は、支持率が低下して自分の存在感を作
る必要になっている。今まで実施した民主党支配の州への州兵派遣
が連邦最高裁で違法との判決になり、それに変わるMAGA派の人たち
に喜んでもらえる新しい政策を必要としている。

このため、ベネズエラやイランに軍を派遣して、戦争を仕掛け始め
ている。トランプ氏は、イランでの大規模な抗議デモを巡り「イラ
ンが平和的な抗議者に発砲し、暴力的に殺害すれば米国は救出に駆
けつける」とSNSに投稿した。「我々は準備できている」と介入を
示唆した。

ベネズエラのマドゥロ大統領は、麻薬対策に関して米国と本格的に
協議することや、米企業からのベネズエラ産石油への投資を受け入
れるとしたが、中国の特使がマドゥロ大統領と会った日にベネズエ
ラ首都カラカスを空爆した。

米CBSは、「トランプ大統領が、ベネズエラ国内の軍事施設を含む標
的に対する攻撃を命じた」と報じた。そして、首都カラカスに米特
殊部隊を投入し、マドゥロ大統領夫妻を拘束し米国に移送し裁判に
かけることで、ベネズエラの政権転覆に成功し、トランプ氏は適切
な時期まで「(ベネズエラの国家を)運営する」と述べた。これに
より、ベネズエラの石油260兆円の利権を手に入れたことになる。

パナマ以外の中南米諸国首脳は一斉に反発し、国連総長も国際法が
順守されていないとして強い懸念を示した。

このベネズエラへの攻撃は、権威主義国家に「ルールに従え」と呼
び掛ける根拠を失わせることになるし、米国が権威主義国家のいう
自己の生存権という考えになったようだ。

今年の11月の中間選挙に負けると、レームダッグになり、有効な政
策ができなくなる。支持拡大のために戦争を始めたようだ。戦争を
しない大統領と思われたトランプ氏も戦争を始めた。覇権国から権
威主義大国になってきている。

そして、南北アメリカ大陸が米国の支配する地域というモンロー主
義に戻ったことを、世界に示したことになる。特に中国特使がベネ
ズエラに到着した時期に攻撃したことは、中国に南米へ手を出すな
との警告でもある。

そして、中国が台湾武力統一の準備をしていることは、米国も感知
している。そのため、日米同盟を堅持する必要にもある。米軍だけ
では中国軍に負ける可能性があり、日本の自衛隊の力が必要である
からだ。しかし、どこまでを米国が守る範囲か、トランプ流モンロ
ー主義の範囲かが問題である。

以後は有料版を見てください。

0.米国の状況と世界情勢
1.日本の状況
2.ウクライナ戦争と世界情勢




コラム目次に戻る
トップページに戻る