6414.財政出動は経済合理性に反している



ネットでは、財政出動をいう候補が優勢と言っているが、財政出動
は現在の状況では、経済合理性に反している。日本を危険な道に送
り込むことになる。その検討。  津田より

現状の日本状況はインフレであり、アベノミクスが始まった時点は
デフレであり、マネーサプライM2を増やしてもデフレ脱却が必要で
あり、民需が縮小していた。

現在は、インフレでありマネーサプライM2を小さくしてでも、イン
フレを小さくする必要にある。

現在も民需は少ないが、その原因は、少子高齢化で労働人口が少な
く、高齢者は年金で生活しているので、大きな消費をしないことに
よる。

その解決には労働人口を増やす移民政策などが必要になるが、国民
はこれ以上の移民を拒否している。また、国民は減税を要求してい
る。

この2つを解決するには、国家運営コストを削減して、人口減少に合
わせた規模の国家像を描き、それに向かって政策を行う必要がある。

アベノミクスは経済合理性があったが、今、同じ政策は経済合理性
に反しているので、日本を破綻に招く心配がある。江戸時代の東北
諸藩がいい例だ。

このような政策を掲げる人を首相にしてはいけないと思う。この人
以外の人は、経済合理性を尊重しているので、その人たちから首相
を決めてほしいものである。

また、財政出動候補を押す経済学者や評論家は、学者として失格で
あり、評論家も経済音痴であろう。

さあ、どうなりますか?



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