月曜日有料版1章途中までをお送りします。 TICADで、アフリカ諸国と多くの提携を行っている。日本が世界秩序 の中心になる始めた証のようだ。今後を検討しよう。 津田より 1.日本の状況 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 日経平均株価は、コロナで2020年3月19日に16,358円まで下げ、2025 年8月15日は43,378円最高値更新で、8月18日は336円高の43,714円で 最高値更新、19日は168円安の43,528円、20日は657円安の42,888円 、21日は278円安の42,610円、22日は23円高の42,633円。 先週、株価は1100円の下落。米国の半導体株の下落を受けて、日本 の半導体関連株の下落になっている。 日本国債金利が上昇してきた。財政出動を掲げる自民党保守派と国 民民主党、参政党が政権を取ると、国債の大量発行になり、国債金 利は急上昇になると見えるので、売りが優勢の状態になっている。 来年予算では、国債金利を年2.6%と想定して、30兆円前後の国債費 を積み増して、予算要求は120兆円前後となり過去最大になっている 。そろそろ限界に達してきたようである。 また、7月の消費者物価指数は3.1%に上昇し、8か月連続で3%台に なり、円安のままで145円から150円のレンジにいることで、輸入物 価が上昇して、国民から怨嗟の声が出ている。 約束した5500億ドル(約80兆円)の対米投融資は、日本の能力限度 を超えるために、米国で疑義が出ているようであり、自動車の15%へ の関税引き下げが、なかなか実現しない。 今までの路線継続で政府は、政策を打っているが、限界に来たよう である。このまま、持続はできない。 ということで、戦後の国家戦略が行き詰まってきたようである。大 幅な国家戦略の見直しを行い、新しい日本の戦略を構築する必要に なっている。 戦後の日本は土建国家化したが、田舎に高速道路を作るのは止める べきで、土建国家を止めて、土木・建築は海外に出ていくことであ る。世界では、まだインフラが足りない地域が多くあり、中進国で は、建設コストが払える所も多い。日本国内ではインフラの更新を 行い、費用をそちらに向けるべきだ。 それと、人口減少を踏まえた日本の縮小化が必要である。特に議員 数が多すぎである。一院制議会にして、議員数を半分にするべきで ある。国家経費を下げ、税外収入を増やして、国民の税金を減らし て、支持を維持しないと、財政拡張主義の政党が出て、デフォルト になり、最後にはハイパーインフレで日本没落になる。 しかし、ピンチはチャンスでもある。 チャンスは日本が世界から請われていることで、日本の使命として 、世界の平和と全地球人の幸福を構築することだ。 日本神道のアミニズムが重要な局面に来た。このコラムでは、欧米 の独善的な行為は、その内、世界からの支持を失くすと述べてきた が、とうとう、その時代になってきた。 米国が崩壊途上で、中国が軍備拡充はできたが経済的な衰退局面に なってきた。金融資本主義も独裁資本主義も限界に来ている。世界 に対して、支援できる国家がなくなり、TICADをみても、多くの国が 日本に期待している。 以後は有料版を見てください。 0.米国と世界の状況 1.日本の状況 2.ウクライナ戦争の動向と世界情勢