月曜日有料版3章途中までをお送りします。 とうとう、中東で本格戦争がはじまりそうだ。イランがイスラエル を弾道ミサイルで攻撃し、イスラエル軍がほとんど迎撃できずに、 着弾した。ネタニエフ首相は報復すると言明。今後を検討しよう。 津田より 3.中東情勢 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− イスラエルはヒズボラの最高指導者ナウララ師をバンガーバスター 80発で殺害し、ヒズボラ指導者の後継者ハシェム・サフィディン氏 も殺害したようだ。そして、レバノン北部に地上侵攻した。まだ、 少し侵攻しただけなのに、すでにイス軍は8人が戦死したが、この戦 いでヒズボラ440人を殺害したという。 ヒズボラの要塞地帯であり、無数のトンネルがあり、どこから敵が 出てくるかわからない地域である。相当にイス軍も戦死者を出すこ とになる。 そして、とうとう、イランも反撃に出て、イスラエルのネバティム 空軍基地などに180発以上の弾道ミサイルで攻撃した。イスラエルは 、アロー防空システムで迎撃したが、基地に32発のミサイルが着弾 して爆発した。 この攻撃で空軍基地にあったF-35戦闘機が20機以上破壊されたとも いうが、それをイスラエルは否定している。 その上、米軍は4日、イエメンを拠点とする武装組織フーシ派の拠点 15カ所を攻撃した。イスラエルと米国は一体で動いているとイラン には思われている。 このため、ネタニアフ首相は、イランへの報復をすると明言してい る。米国もイスラエルの反撃は認めるが、イランの核施設や石油施 設への攻撃について、協議をしているという。 ということで、報復の連鎖が止められない状態になっている。イラ ンはイスラエルが攻撃したら、今後はイスラエルのインフラに攻撃 すると述べている。イスラエルのミサイル迎撃能力は非常に限定的 で、弾道ミサイルのほとんどが着弾することになる。 もし、この攻撃を止めようとすると、イスラエル軍は地上部隊をイ ランに入れて、ミサイル発射場の全てを破壊する必要がある。これ は無理である。 ということは、イスラエルに大きな被害が出る。そうすると、イス ラエルもイランの核施設や石油施設だけではなく、インフラなどへ の攻撃を行うことになる。 その後、イランはどう出るか? 以後は、有料版を見てください。 0.米国と世界の状況 1.日本の状況 2.ウクライナ戦争の推移 3.中東情勢