6361.イランが弾道ミサイルでイスラエル攻撃



月曜日有料版3章途中までをお送りします。

とうとう、中東で本格戦争がはじまりそうだ。イランがイスラエル
を弾道ミサイルで攻撃し、イスラエル軍がほとんど迎撃できずに、
着弾した。ネタニエフ首相は報復すると言明。今後を検討しよう。
               津田より

3.中東情勢
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イスラエルはヒズボラの最高指導者ナウララ師をバンガーバスター
80発で殺害し、ヒズボラ指導者の後継者ハシェム・サフィディン氏
も殺害したようだ。そして、レバノン北部に地上侵攻した。まだ、
少し侵攻しただけなのに、すでにイス軍は8人が戦死したが、この戦
いでヒズボラ440人を殺害したという。

ヒズボラの要塞地帯であり、無数のトンネルがあり、どこから敵が
出てくるかわからない地域である。相当にイス軍も戦死者を出すこ
とになる。

そして、とうとう、イランも反撃に出て、イスラエルのネバティム
空軍基地などに180発以上の弾道ミサイルで攻撃した。イスラエルは
、アロー防空システムで迎撃したが、基地に32発のミサイルが着弾
して爆発した。

この攻撃で空軍基地にあったF-35戦闘機が20機以上破壊されたとも
いうが、それをイスラエルは否定している。

その上、米軍は4日、イエメンを拠点とする武装組織フーシ派の拠点
15カ所を攻撃した。イスラエルと米国は一体で動いているとイラン
には思われている。

このため、ネタニアフ首相は、イランへの報復をすると明言してい
る。米国もイスラエルの反撃は認めるが、イランの核施設や石油施
設への攻撃について、協議をしているという。

ということで、報復の連鎖が止められない状態になっている。イラ
ンはイスラエルが攻撃したら、今後はイスラエルのインフラに攻撃
すると述べている。イスラエルのミサイル迎撃能力は非常に限定的
で、弾道ミサイルのほとんどが着弾することになる。

もし、この攻撃を止めようとすると、イスラエル軍は地上部隊をイ
ランに入れて、ミサイル発射場の全てを破壊する必要がある。これ
は無理である。

ということは、イスラエルに大きな被害が出る。そうすると、イス
ラエルもイランの核施設や石油施設だけではなく、インフラなどへ
の攻撃を行うことになる。

その後、イランはどう出るか?

以後は、有料版を見てください。

0.米国と世界の状況
1.日本の状況
2.ウクライナ戦争の推移 
3.中東情勢



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