6335.ウ軍の劣勢と中東戦争開始



月曜日有料版3章途中までをお送りします。

ウ軍が各地で攻め込まれている。ミサイルと砲弾不足で、制空権を
ロ軍に取られて、空爆が止められない状態になっている。それと同
時に。イランがイスラエルを攻撃したことで中東戦争が勃発した。
今後を検討しよう。 津田より

3.中東情勢
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ネタニヤフ首相はガザ地区の南部ラファへの軍事侵攻について日程
が決定しているとしたが、イスラエル軍は南部から撤退した。これ
がイランやヒズボラなどからの攻撃に備える必要があるからで、そ
れが終わったら、ラファーへの攻撃を再開するという。

イスラエルの極右勢力が、ラファーへの攻撃をしないネタニヤフ氏
であれば、首相から引きずり下ろすということで、ネタニアフ首相
もラファー攻撃を取り下げることができないようである。

その中、12日米国は、ラマダンも終わり、今後48時間以内にイラン
がイスラエル本土への攻撃を行う可能性を示唆した。

この警告で、イスラエルは、全国の学校を閉鎖し、軍を完全警戒態
勢に置いた。

この攻撃に対して、バイデン大統領は、「イスラエルはイランの攻
撃からイスラエルを守るために米国の全面的な支援を期待できる」
として、米海軍は少なくとも2隻のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐
艦と他の数隻の艦船をイスラエル沖と紅海北部に急派し、米国と同
盟軍をイランの攻撃から守る準備をした。

そして、イランが攻撃したなら、イスラエルは「EMP(電磁波)爆弾
」を世界で初使用すると警告した。EMP爆弾は、対象エリアの電子機
器を無力化し、一瞬で石器時代に戻すとされている。核爆弾を上空
で爆発させて、電磁波を大量に発生させる兵器である。核戦争の始
まりとも見える。その結果、核の応酬になる可能性がある。

イランの国営通信は13日、中東にある海上交通の要衝、ホルムズ海
峡付近で、イラン正規軍がイスラエルに関係のあるポルトガル船籍
のコンテナ船MSC ARIESを拿捕したと。イランの非友好国にはホルム
ズ海峡封鎖を意味するようだ。

また、13日にレバノンのヒズボラからイスラエルに向けて30〜50発
のミサイルが発射された。

13日夜にイランが自国領土からイスラエルに向けて数十機のドロー
ンを発射したが、イス軍と米英軍は、ドローンをイスラエルに到達
する前に迎撃するが、すでにイス戦闘機がヨルダンやシリア上空で
自爆ドローンを迎撃し始めた。続いて、14日朝、地上攻撃型巡航ミ
サイルが発射されているし、最後に複数の弾道ミサイルを発射した
ようだ。

フーシ派もイエメンからミサイル攻撃を行っている。イスラエルへ
の飽和攻撃で、イランおよび同盟国は一致して行動を開始したよう
だ。

この攻撃で、イラン最高指導者ハメネイ師は「悪意あるシオニスト
政権は罰せられるだろう」とし、イラン革命防衛隊は、ダマスカス
領事館へのイスラエルの攻撃に対する報復を開始したと発表した。

以後は、有料版を見てください。

0.米国と世界の状況
1,日本の状況
2.ウクライナ戦争推移
4.中国の動向



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