6320.2023年を振返り、2024年以降を予測



月曜日有料版2章と3章途中までをお送りします。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2023年を振返り、2024年以降を予測する。2022年から
始まったウクライナ戦争と、2023年から始まったパレスチナ戦
争と大変な年でしたが、この世界的混乱は、2024年拡大してい
くことになりそうだ。   津田より

2.2023年を振り返る
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「p0748.2022年を振返り、2023年以降を予測」で、2023年
は、ロシアが敗北することになると予測したが、まだ残念ながら、
敗北していない。核戦争も起きていないが、今後数年でそうなると
予測したが、その方向で、事態は進んでいる・

ロシアが勝つことはないからだ。としたが、良くても現状での停戦
である。戦争が終わるまでは、戦争と米国景気後退で暗い時代にな
るとしたが、米国の景気も維持している。

今年は、ハマスに資金援助をしてパレスチナ戦争になり、ロシアは
戦争を拡大している。米国はイスラエルに砲弾を供給して、ウクラ
イナへの砲弾供給は減っている。

このため、ウクライナへの砲弾補給が減り、前線は大変なことにな
っている。ロシアの戦略的な工作が成功している。

しかし、ベネズエラへのロシアの工作は失敗したようである。米国
がベネズエラへの制裁を緩和したことで、原油が自由に輸出できる
ようになり、ここで紛争を起こすことは損だと見たことによるが、
今後はどうなるかでしょうね。

3.2024年以降の予測
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2024年に起こりそうなことを列挙して、最悪と最良の形を検討しよ
う。

・ウクライナ戦争
最良の形は、ウクライナがクリミアと南部地域を奪還して、停戦に
なることで、ロシアは5年程度の長期戦に持っていき、消耗戦でウク
ライナの戦力を枯渇させることである。

私の予測では、戦争は継続になるとみる。最悪ではないが、良い形
でもない。

最悪の形は、ウクライナが負けて、ロシア圏の国になることでしょ
うね。

しかし、11月に米国の大統領選挙があり、そこまでには、ウクライ
ナ戦争の停戦でも終戦でも良いが終わらさないといけない。

トランプ大統領に米国がなると、親ロ政権に米国がなり、世界の秩
序が大変革するので、そのようになる前に戦争を終わらさないとい
けないことになる。

バイデン政権と欧州当局者も、ウ軍によるロシア占領地の奪還を後
押しする戦略から、停戦に向けた環境づくりに方向転換しつつある
ようだ。支援の継続性が危ぶまれる中、政治的な幕引きを急ぐ焦り
が出ているもようだ。

・11月5日の米国大統領選挙
最悪の形は、トランプ氏が大統領選挙で勝利して、モンロー主義に
なり、世界に介入しなくなり、民主国が劣勢になることだ。

最良の形は、トランプ氏が大統領にならずに、民主党候補が大統領
になることであるが、トランプ氏でなくても、トランプ風共和党候
補が当選する可能性がある。共和党候補では、ニッキー・ヘイリー
氏がまだ良い位である。

どちらにしても、2024年11月に、世界は変わることになる可能性が
ある。私の予測もトランプ氏が大統領になるとみる。

・1月13日の台湾総統選挙
最良の形は、民進党頼清徳候補が勝ち、中国からの戦争がなく済む
ことである。

最悪の形は、民進党頼候補が勝ち、中国が戦争を始めることである。
この台湾武力統一で、尖閣諸島も一緒に取り返すと中国が言うので
、日本も有事となる。習近平主席は、尖閣で闘争強化「1ミリも領
土譲らぬ」と指示している。

以後は、有料版を見てください。

0.米国と世界の状況
1.日本の状況
4.ウクライナ戦争推移
5.パレスチナ戦争


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