6316.税制体系をどうするのが良いか



月曜日有料版4章途中までをお送りします。

防衛費の増額が必要で、増税を行うというが、多くの国民は反対で
あり、無理して増税をすると、自民党は政権を失うことになる。ど
うすればよいかを検討する。         津田より

4.税制体系をどうするのが良いか
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日本政府の官僚や自民党議員が考えないといけないことは、民主主
義国家では、中間層を維持して、下位20%の人たちを救うことで、政
権が維持できるという原理を知ることである。

事実、自民党が増税を掲げて選挙したときは、すべて負けている。

それは、1人1票ということで、政権維持には数の多い層の支持が必
要だからである。金融資産1億円以上の富裕階級の割合は、高々3%程
度であり、大企業社員数は上位20%であり、その層から支持されても
民主主義では、政権党にはなれない。

今までは、リベラルで親中、親ロ的な野党と保守的で親米的な自民
党であり、安全保障上の対立があり、この原理が明確ではなかった
。しかし、維新の会や国民民主党など、安全保障上での違いがない
野党が出てきて、とうとう、原理に沿った政策が政権党でも必要に
なっている。維新の会は、中間層と下位20%層に支持される政策を大
阪で行っている。自民党の政策は上位20%層の物であり、中間層を取
り込めていない。

そして、連立を組む公明党は問題であり、親中的政党であり、安全
保障上でも自民党は不利なことになりかねない。公明党を外して、
国民民主党や維新の会と連立するべきである。百田氏の保守党もで
きて、下位層の保守的な人たちは、そちらに行く可能性もある。自
民党は心するべきである。

どうしても、自民党も中間層と下位20%の人たちの支持を基盤にする
必要がある。この層に有利になるという政策説明も必要である。


以後は、有料版を見てください。

0.米国と世界の状況
1.日本の状況
2.ウクライナ戦争の推移
3.パレスチナ戦争


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