6275.バフムト陥落か?



ロ軍が人海戦術でバフムト包囲完成真近で、ウ軍のバフムト撤退開
始という事態である。今後の戦況を検討しよう。  津田より

0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、10月10日は29,202
ドルで2022年年初来安値となり、2月24日は32,816ドルで、27日は72
ドル高の32,889ドル、28日は232ドル安の32,656ドル、3月1日は5ド
ル高の32,661ドル、2日は341ドル高の33,003ドル、3日は387ドル高
の33,390ドル。

先週、株価は上昇した。アトランタ連銀のボスティック総裁が今夏
に利上げ休止があり得ると発言したことを受けて、週後半に米株は
大幅な上昇をした。

2月のISM非製造業総合景況指数は55.1であり、前月は55.2より低い
が、予想値は54.5より高い。新規受注の指数は2ポイント余り上昇
の62.6。21年11月以来の高水準となり、健全な需要を示唆した。

雇用の指数は4ポイント上昇の54と、この1年余りの最高水準であり
、賃金上昇によりインフレは止まらないように見えるが、市場は、
利上げの影響が景気に表れるのは遅くなる傾向があるためだとの見
方のようである。

JPモルガンのカーター氏は「ISMデータでは、基本的に価格鈍
化を伴う健全な成長という投資家が望む内容が確認された」とした。

そして、米債利回りが低下したことで、NASDAQも上昇している。

一方、F&Gインデックスは中立の55のままである。しかし、個人の短
期投資が盛んな状態が続いていることで、株価は上昇している。

1.日本の状況
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日経平均株価は、コロナで2020年3月19日に16,358円まで下げ、2021
年9月14日に30,670円で31年ぶりの高値になり、2022年3月9日は
24,717円の底値になり、2月24日は27,453円で、27日は29円安の
27,423円、28日は21円高の27,445円、1日は70円高の27,516円、2日
は17円安の27,498円、3日は428円高の27,927円。

先週の株価は週末27,927円で年初来高値になった。米株価が上昇し
、2月消費者物価が3.3%と前月より0.6%も下落していることと、デパ
ートなどの売上高が上昇したことで、海外投資家が日本株を積極的
に買ったことが影響しているようだ。

夜の町が暗いように感じる。新橋の裏通りの飲み屋が潰れている。
夜に出歩いている人が少なくなっている。見た目以上に日本経済の
構図が大きく変化しているように見える。夜間人口が減少して、終
電の時間も早くなった。このため、より夜の人口が少なくなるよう
だ。

このため、飲食店から再度、製造業へ人の移動が必要であり、その
ためのリカレントへの補助を国は行う必要があるとともに、製造業
の復活の手助けを行い、スムーズな人の移動の基盤を作ることであ
る。製造業でもソフトの割合が大きく増えているので、昔の製造業
とは違う。

農業も同様であり、日本の食糧確保には、兼業農家だけでは成り立
たなくなっている。専業農家が食糧生産の中心になっている。この
専業農家を育成や規模拡大を支援していく必要がある。

世界の分断が確定しそうであり、国民へのエネルギー確保と農産物
確保が重要なことになる。

人口減少化した社会への準備も必要であり、世界も日本も大きく変
化することになるし、変化に対応した社会を政府が率先して進める
必要がある。

ということで、分断した世界における、新しい資本主義社会を作る
しかないようである。

2.ウクライナ戦争の推移
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ロ軍は、冬の大攻勢の結果が出ている。バフムト以外の攻撃は失敗
しているようだ。このため、結果的に成果が期待できるバフムトに
ロ軍は兵力を集めていることになる。

・バフムトからの撤退戦か
そして、ロ軍大規模攻勢の成果がバフムトだけで出している。ウ軍
は、バフムトから撤退して、チャンプ・ヤールに新しい防衛線を作
り、その準備ができ次第、撤退なりそうである。

ロ軍は、クレミンアの攻撃要員もバフムトに回した可能性がある。
この方面での攻撃が少なくなっている。人海戦術ということは、人
的資源を集中して、ウ軍の数倍以上の人員を集める必要がある。

ウ軍も大増援部隊を出して、ロ軍の人海戦術に対抗するので、ロ軍
も人員を集める必要になる。そして、人的被害を無視して進撃スピ
ードを上げるしかない。ワグナー軍は巧みに前線を突破してくるが
、その戦術もワグナー軍のマニュアルを鹵獲したことで明らかにな
っている。

ウ軍の陣地正面に多数の10人程度の小隊を突撃させて、ウ軍の機関
銃をその迎撃に向けさせている間に、その外側を機甲部隊がすり抜
けて、後方の陣地を攻撃して、手前の陣地を無力化することで、前
進させるという戦術のようである。

ワグナー軍は、M03号線を超えて西側のベルキウカを占領し、トボボ
バシリフカを攻撃している。そこを超えて、地方道00506線を切りた
いようだ。しかし、今のところ、トボボバシリフもカザリジネスク
の街も、ウ軍が防衛している。

また、ロ軍とワグナー軍は、パラスコビイウカを全面的に占領して
、M40号線を超えてヤヒドリウカも占領した。そしてステプキー駅周
辺も占領した。

ウ軍はスタフカのダムを破壊して、ロ軍の侵攻を遅らせる手段をと
っているが、前進が止まらないことで、とうとう、ウ軍陸軍司令官
のシルスキー大将が、バフムトを訪問して、さらなる増援で撤退戦
の支援をするようである。今までに6個旅団を投入したが、追加で数
個旅団を投入するようである。ヤヒドリウカから攻撃してくるワグ
ナー軍との戦闘にウ軍国際旅団も投入した。

ウ軍機械化部隊は、M03号線を東に進軍したが、ロ軍の装甲部隊に、
パラスコビウカで阻まれた。ワグナー軍とロ軍空挺部隊の混成軍の
戦術は柔軟性に富んでいる。このため、ウ軍装甲部隊は押し戻され
た。

ワグナー軍の歩兵数も少なくなっているが、その穴埋めとして、ロ
軍空挺部隊が参加したようであるが、戦術と指揮はワグナーの司令
官が行っているようだ。戦術の柔軟性が高いので、ウ軍もおちおち
できない。

ワグナー軍の中核は、今や南ア軍退役者になっているようである。
このため、柔軟な作戦指揮ができるようである。ワグナー軍を侮っ
てはいけない。

これにより、メインのM03補給路だけではなく、地方道00506道も切
断される可能性が出てきた。

ワグナー軍トップのプリゴジンは、すでにバフムトを包囲したと豪
語したが、この状況でロ軍は、ワグナー軍の撤退を命令して、バフ
ムトの前線からワグナー軍を排除して、手柄をロ軍だけのものにす
るようであり、プリゴジンは、今ワグナー軍がいないと、前線が崩
壊すると苦言を述べている。

この状況で、ウ軍は当初バフムト撤退を決断したが、ワグナー軍を
前線から撤退させるのかを見るようである。セベロドネツクでの撤
退遅れの過ちをしないように撤退も視野に入れているが、様子見で
ある。

撤退なら、整然と撤退の方向であり、多くの部隊に撤退命令が出し
たが、踏みとどまっているようである。バフムト市内を流れるバフ
ムトフカ川の橋を破壊したことで、バフムト市東部からは撤退した
し、チャンプ・ヤールの東の橋も破壊したが、補給路としてT0504主
要道を取り戻した。

バフムトの南側のイワニフカに攻めていたロ軍を反撃して、道から
遠ざけて、T0504主要道を確保したことで、まだ十分補給ができるよ
うになったことで、バフムトの撤退を延期した可能性もある。

北から攻めてくるワグナー軍には負け気味であるが、南のイワニフ
カを攻めるロ軍は弱いとして、ウ軍精鋭部隊は、積極的にロ軍を叩
いたようである。その意味では、プリゴジンの言うとおりであり、
ワグナー軍を前線から撤退させたら、ロ軍全体は崩壊する可能性が
否定できない。

ということで、ウ軍は、ロ軍とワグナー軍の仲間割れに期待する方
向のようである。ロシアは、政争でこの戦争に負けた可能性も否定
できない。ジョイグ国防相とプリゴジンの戦いがあり、そして、プ
リゴジンのクーデターもプーチンは意識しないといけない事態にな
る。ロシア国内対立を見る必要がある。

しかし、撤退時は、ウ軍の殿を務めるのは第93機械化歩兵旅団のよ
うで、撤退のために、T0504主要道の周辺を確保している。

バフムトの北のフェドリフカ攻撃のロ軍もバフムトに移動したよう
であり、攻撃がない。ビロホリフカのロ軍攻撃は続行しているが、
ウ軍が撃退している。

当分、戦況が揺れ動く事態になる。このコラムは、3月5日朝時点で
の記事であり、今後の展開は変化する可能性がありますので、ご容
赦ください。

・ドネツク方面
ドネツクのボハレダラとマリンカでは、ロ軍は大きな損害をだした
が、攻撃は失敗している。バフムト以外では、ロ軍の攻撃力が弱い。

アウディーイウカ周辺でもロ軍は攻撃しているが、撃退されている。

・スバトボ・クレミンナ攻防戦
ロ軍は、この方面で大損害を出して、攻撃を中止したようであり、
部隊をバフムトやボハレダラに回しているという。

しかし、クピャンスクに向けて、ロ軍機甲師団と機械化歩兵旅団の
1万人で攻めてきている。このため、ウクライナ政府は、クピャンス
クの町からの全住民の避難を命じた。砲撃量の増加で危険だからだ
という。バフムトの次のロ軍攻撃箇所は、クピャンスクのようであ
る。

・その他
ロシア西部ブリャンスク州に、ウクライナから武装集団が300kmも
侵入したと、ロシア政府は非難したが、ウ軍は否定した。この侵入
について、「ロシア義勇軍」が実施したと宣言した。

モスクワ州コロムナでウ軍ドローンを撃墜したとロシアが発表した
し、クラスノダール地方の都市トゥアプセの製油所付近で爆発があ
ったが、これもウ軍ドローンやミサイルであったようだ。モスクワ
州のは、弾頭重量75kgの1000kmを飛ぶドローンの「UJ-22」であり、
クラスノダールのは航続距離110kmで弾頭重量が220kgの「ビルハ-M
」対空ミサイルであろう。ロシア領内への攻撃がウ軍もできるよう
になったようだ。

そして、クリミア半島でも、ヤルタ、バフチサライ、セヴァストポ
リ近郊で爆発が起きたというが、これもミサイル攻撃であろう。ロ
シア領内やクリミアでもミサイル攻撃を受けるようになっている。
多数のGLSDB弾もウ軍に到着するので、クリミアも本格的に攻撃でき
るようになる。GLSDBを用いてのロシア領内への攻撃はできないが、
こちらはUJ-22とビルハーMがある。

ベラルーシのマチュリシチ飛行場でロ軍のAー50空中警戒機がパルチ
ザンに破壊されたが、この攻撃で、運用可能なA-50はロ軍に6機とな
る。そして、ベラルーシの防空能力を強化する必要になっている。
それと、ベラルーシのA-50は検査のためにロシア本国に移動した。

それと、ロシア連邦ペルミ州で鉄道輸送されているロシアの軍用車
両をみると、古いトラックやBTR-50の古い装甲車しかなく、戦車は
なかったようである。どんどん、装備が古くなってきたことがわか
る。ベラルーシから訓練が終わった動員兵を載せた列車がロシアに
帰還しているが、その兵員とともに、T-64戦車が載せられている。
こちらも古い戦車である。

ロシアは、秋の動員数30万人ではなく、2022年9月以降、52万人以上
のロシア人を動員したようである。このため、まだ、新しい動員は
必要がないが、1日に700人の戦死者が出ているので、そう遠くない
将来には、次の動員が必要になる。

クレバ宇外相は、「プーチンは再び、大敗を喫した」と述べた。ウ
クライナへのインフラ攻撃で、停電が起きたが、ウクライナ人は耐
え、冬の恐怖に打ち勝ったと。そして、現在、電力不足はなくなっ
ているという。

ロシアのプーチンもロシア崩壊について語り、戒厳令の可能性も言
い始めている。戒厳令により、2024年3月の大統領選挙を、中止する
可能性が出てきたようだ。事実、3月末までにドンバス地方を完全制
圧することは無理である。今後、ウ軍のレオパルト2戦車で攻撃さ
れたら、南部には精鋭部隊がいないので、長くは持たない。

もう1つ、ロシアの蓄えた戦費が2023年中には、底を突くことにな
り、その面からも長くは戦えないと、オルガルヒの1人は言う。

それと、前回、陽動作戦に翻弄されて精鋭部隊をヘルソン州に集め
たが、東部ハリキウ州を攻撃されているので、その手に乗らないよ
うである。南部は動員兵中心に守るようである。

しかし、精密砲撃により、塹壕戦での防御が難しいことはロ軍でも
分かったようである。このため、要塞を各所に作る必要があるが、
それは無理で、拠点防衛しかできない。

・ウ軍への支援
親ロ派と思われていたセルビアが、第三者カナダ、トルコ、スロバ
キアなどを経由して、ウ軍に3500発のグラッドロケットを売却した
。セルビアは、とうとうロシアを見限ったことになる。

スロバキアは、ミグ戦闘機11機のうち10機をウクライナに引き渡す
ことになった。このミグ戦闘機には欧米製ミサイルの発射装置が取
り付けられているので、英国供与の射程距離300キロメートルの空中
発射巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」を発射できる。

ポーランドも60機のミグ戦闘機をウ軍に供与することになり、欧米
製戦闘機の供与はなくなったようである。短期にクリミアを航空攻
撃が可能になり、クリミアの孤立化ができるようになる。

スイスは134両のレオパルト2戦車を運用中で、さらに96両を保管し
ているので、ドイツはスイスからレオパルト2を買い取りウ軍に供与
することを検討中とのこと。300両以上の戦車が揃うことになる。

155mm榴弾で韓国の備蓄分を買い取り、ウ軍に提供することを検討し
ているが、どうも成立したようである。現在、砲撃量でロ軍はウ軍
の4倍もある。それだけ、ウ軍の砲弾不足が深刻な状態になってい
る。バフムト前線でもロ軍の砲撃が大変なことになっているという。

逆に、米国はM1エイブラムスの供与は、1年半先になると述べている
。バイデン大統領は、当初供与しないと述べていたが、ドイツ説得
のために、供与を決定したが、劣化ウランを装甲に利用しているの
で、その装甲を変える必要があるので、遅くなるという。

独ラインメタル社はウクライナ国内にパンター戦車を年間400両生産
できる能力を持つ戦車工場建設を提案した。対ロ戦の前面にいるウ
クライナは、今後も防衛能力を必要とするという見極めであろう。

徐々に、ロ軍撤退での停戦後体制の構築も始まっている。

・ロ軍への支援
中国は、ロシアのGPSグローナスが余り機能していないので、中国版
GPS北斗をロ軍に使わせている可能性があり、それと、中国の衛星が
得ている情報を与えているようだ。

中国はベラルーシのルカシェンコを北京に招いて、中国は直接ロ軍
への軍事支援はしないが、ベラルーシ経由で軍事支援をするようで
あり、ベラルーシに経済援助や武器工場の技術支援を行うという。

このような経済制裁逃れを欧米はどう見るかが問題になる。

ドイツは、中国への経済依存度が大きいのに、米国に中国への経済
制裁をドイツも同調することを依頼されたが、ドイツのシュルツ首
相は、訪米するが晩さん会も記者会見もしないという。

ドイツの方向はどうなるかで、今後の欧米諸国の中露対応が変化す
る可能性がある。

・世界の状況
習近平国家主席が和平提案したが、米国は欺瞞であるという。独仏
は、中国の和平提案に同調する方向であったが、米国が独仏に中国
制裁を呼びかけたが、ドイツ経済は、中国依存が高いので、米国に
行って、反論するようである。

もし、ドイツが米国に同調すると、中国はロシア支援に本腰を入れ
ることになる。そして、欧米と中露の分裂が本格的になり、世界が
2つに分断した経済圏になる。

米国経済も中国への依存度が高いが、その見直しを行う必要になり
、日本や韓国への期待が増すことになる。

逆に、プーチンは長期戦になる方向で体制を立て直すにも、中国の
支援が必要であり、軍事援助はベラルーシ経由でよいが、経済援助
を期待することになる。ルーブルが下落して、世界に通用しなくな
り、人民元を共通通貨として利用するしかない状態である。ドルで
持つと差し押さえになるので、ドル資産は持てない。

ということで、世界が2つに分断することになり、その準備を日本
も本格的に行う必要になる。

中国への経済制裁も徐々に厳しくなり、中国からの輸入物品などを
、日本企業の東南アジア工場に求めることになる。低価格で高品質
な物品を日本企業に求めることになる。

もう1つが、ウクライナ侵略戦争の長期化で、欧米諸国の防衛産業
の増産が必要になり、そのための素材産業や電子部品産業など、関
連企業の業績もよくなる。このことで、景気後退を止めることがで
きる可能性がある。

経済の中心を民需から軍需に変えることで、中央銀行バブル崩壊を
何とか切り抜けられないかと欧米諸国は思い始めていたが、ウクラ
イナ戦争は、軍事産業拡大の大義名分を与えたことになる。

欧米諸国の動きに「グローバル・サウス」の諸国は冷ややかな目を
向けている。欧米諸国側に着くと、不足気味の小麦やエネルギー価
格が高騰するので、中露サイドに着き、制裁を受ける安価なロシア
産小麦やエネルギーを得た方が良いということになる。

もう1つが、南アや北朝鮮、イランなどは、軍事物質や軍を派遣す
ると国家財政が潤うことになる。このため、ワグナーに自国軍人を
売りつけている。南ア共和国がすでに始めているが、チャドやマリ
などのアフリカ諸国や北朝鮮でも国軍がワグナー軍に参加すること
になる。このため、アフリカ諸国は、ウクライナ戦争非難決議に棄
権するが、実際は、ロ軍への軍事支援を行うことになる。

このときの賃金の支払いは、人民元になるので、大本は中国となる
ので、こちら側の経済の中心は、中国となる。中国もバブル崩壊を
グローバル化で乗り越えられる可能性があり、それにかけてくる。

このように、欧米陣営と中露陣営に世界は徐々に分裂してくること
になる。韓国、台湾やパキスタンなどは、欧米陣営になるが、多く
の国が中立になる。

その結果、米国の世界における影響力の減退になり、その分、中国
の影響力が増すことになる。この戦争は世界の構図を大きく変える
ことになることだけは、確かである。

2024年は、台湾総統選挙であり、国民党が勝てば、台湾は中国陣営
になる可能性もあり、分からないが、もし民進党が勝つと、その後
は台湾有事への備えが必要になる。

そして、台湾有事で核戦争になりかねない。21世紀は、地球滅亡の
世紀になる可能性もある。

さあどうなりますか?


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