6268.ウ軍に欧米戦車が供与で



月曜日有料版2章途中までをお送りします。

ロ軍が人海戦術でウ軍を押し、それに対抗するためにウ軍に欧米戦
車が供与されることになった。今後の戦況を検討しよう。
                 津田より

2.ウクライナ戦争の推移
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ロ軍本体も、1ケ所に大量の歩兵を集めて、波状攻撃をする人海戦
術を実行し始めた。ウ軍も対抗上、戦闘員を集めているが、人命重
視のウ軍は押されている。ロ軍より優秀な兵器が必要であり、ゼレ
ンスキー大統領は、欧米戦車、欧米戦闘機、長距離弾道弾などを切
望していた。

この内、欧米戦車の供与が決まった。ロ軍はウ軍に戦車到着までに
大規模攻勢を仕掛けて、ウ軍を攻撃する必要になっている。

・バフムト方面
ロ軍・ワグナー軍はソルダーを占領し、ウ軍は撤退している。ソル
ダーの西にあるシイル鉄道駅を中心としたエリアに陣地を作ったが
、ワグナー軍はそこに攻め込み、ウ軍はT1503号主要道の西側まで後
退した。

その後、バフムトフカ川までロ軍は来たが、その渡河でロ軍は大損
害を出して、補充が効かなくなり、そこで停滞している。渡河する
ために浅い場所を選んだが、そこがボトルネックになっていて、ウ
軍砲撃隊に狙われたようだ。やっと、ウ軍の防衛体制の準備が整い
、攻撃を止めることができたようだ。

ブラホダテやクラスノ・ホラなどのバフムトの北側にもロ軍は昼夜
の攻撃を人海戦術で実施してくる。ウ軍は防戦しているが、疲労困
憊状態であり、一層の増援が必要になっている。この少し西のパラ
スコビウカにもロ軍が前進してきた。しかし、ここでも人員の損害
が大きく、人員補充ができなくなったのか、攻撃が鈍ってきた。

バフムトの南側のクリシチウカ、アンドリウカへもロ軍が攻撃・占
領して、西にあるヴァフレダールにロ軍が攻めてきたが、ここはウ
軍が防衛している。

ここで止めないとコンスタンティニフカを取られる。コンスタンテ
ィニフカは、バフムトへの補給路上であり、ここを取られるとバフ
ムトへの補給が難しくなる。このため、執拗にロ軍は攻めてくる。
そして、まだ南側のロ軍は、人員補充が効いているので、人海戦術
攻撃を止めない。

もう1つ、ロ軍は、地上部隊に航空支援もしているが、多数のヘリ
や攻撃機が撃ち落されている。空軍も損害無視の航空支援になって
きたようである。1日でロ軍は、1個大隊程度の兵員を失っているが
、気にしないようで、どんどん部隊を投入している。

以後は、有料版を見てください。

0.米国と世界の状況
1.日本の状況



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