6266.ソルダー攻防戦



月曜日有料版2章途中までをお送りします。

バフムト・ソルダーの攻防戦で、ロ軍は、ウ軍を押し切った状態で
あるが、今後を検討しよう。          津田より

2.ウクライナ戦争の推移
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ロ軍の装備増強が必要であり、軍需企業に装備の早期増産を強制し
ている。人海作戦でも装備がなく、負けているからであり、かつ、
前線部隊や動員兵たちからも不満が出ていることで、戦争に行き詰
まっている。

弾薬枯渇が深刻で、攻撃地点を絞るしかないし、装備が不足してい
るため、ロ軍は、ますます歩兵突撃攻撃を行うしかない。

ウクライナのアンナ・マリャル国防次官は、ロシアがドネツク地域
で自国の軍隊を強化するために、ロシアやベラルーシの訓練場から
、比較的長く訓練された動員兵を投入してきている。このため、従
来より、ロ軍の防御・攻撃が厳しくなっているという。

・バフムト・ソルダー方面
ロ軍は、バフムトに戦力の大半を集中させているが、バフムトから
ソルダーやバクムツクに攻撃重心を移し、ロ軍正規部隊とワグナー
軍が合同でソルダーを攻撃してきた。この攻撃が、犠牲覚悟の突撃
の波状攻撃で、ソルダーのほとんどを制圧するという成果を出して
いる。

ワグナーとロ正規軍との反目で、このままでの指揮がまずいと、総
司令官のスロビキンを副総司令官に格下げして、ゲラシモフ参謀総
長が総司令官になった。この人事を見て、危ないとワグナー軍は必
死に攻撃した結果である。

ソルダーでの戦いは市街戦になり、両陣営の激しい戦いになってい
る。最初、ウ軍国境警備隊が、ワグナー軍とロ軍に挟み撃ちになり
、退却し第46空挺部隊の増援を受けて、ワグナー軍を押し戻した
が、ワグナーも再編増強し、ウ軍を市内西部まで再度押し戻した。

以後は、有料版を見てください。

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