6263.ゼレンスキー大統領の前線視察と訪米で



月曜日有料版2章途中までだけをお送りします。

ウクライナのゼレンスキー大統領が前線視察と訪米した。前線兵士
に勲章を授与したことでの前線での攻勢と、共和党の議員から、ウ
クライナ支援の量を少なくして、米国民に支援を回す必要があると
提案があったが、それを抑えることができたかを検討しよう。 
                   津田より

2.ウクライナ戦争の推移
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ウ軍の戦略の方向性が見えてきている。しかし、欧米諸国のウクラ
イナ支援疲れに対して、ゼレンスキー大統領の動きが重要になって
いる。

・ドンネツク・バフムト方面
ロ軍は、この地域を最重要攻撃地点としている。精鋭部隊の多くを
この地域に集めている。ロ軍の多くの戦闘資源をここに集めている。

しかし、損害無視の攻撃で、バフムト市内に取りつくことができた
が、ゼレンスキー大統領が、バフムト前線でウ軍兵に勲章を授与し
たことで、士気が上がりバフムト市内にとりついたロ軍陣地を奪い
返した。その後もウ軍は郊外にあるロ軍陣地も攻撃している。

ロ軍は数か月の時間と多くの犠牲を出して取った陣地を数時間で、
ウ軍に奪い返されたようだ。

その上、バフムトのロ軍司令部と兵器弾薬保管庫を空爆して破壊さ
れた。ウ軍は、縦深防御で、ロ軍に多大な損害を与えつつ、後方に
予備兵力がいて、攻撃に出ることもでき、どこかで攻守は逆転する。
このフェーズに入り始めている。

そして、ウ軍は、オザリアニフカの西700m(バフムート南13km)にあ
る塹壕線を奪還した。ウ軍が積極攻撃に出ている。

クデュミフカでは、ウ軍は運河の閘門と橋を奪還したが、市内の半
分をロ軍が占拠しているが、市内のロ軍にも攻撃を開始したようで
ある。

ウ軍は、ピスキーを奪還し、バセルを攻撃している。ロ軍はアウデ
ィーイウカ要塞包囲作戦が失敗したようである。ここも多大な損害
をロ軍が出していた地域であり、それを短時間にウ軍に奪い返され
たようである。

以後は、有料版を見てください。

0.米国と世界の状況
1.日本の状況



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