6253.国連でのロシアへの非難決議



プーチンは、クリミア大橋攻撃への報復として、ウクライナ全土に
インフラ破壊のミサイル攻撃をした。しかし、その結果は世界から
の孤立化を深めた。今後を検討しよう。    津田より

0.米国と欧州の状況
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、10月7日は29,296ド
ルと年初来安値で、10日は93ドル安の29,202ドル、11日は36ドル高
の29,239ドル、12日は28ドル安の29,210ドル、13日は827ドル高の
30,038ドル、14日は403ドル安の29,634ドル。

先週の株価は上昇した。13日発表のコアCPIは前年同月比6.6%上昇で
前月(6.3%上昇)から伸びが加速した。前月比では0.6%上昇で、
予想0.4%上昇より大きかった。

このため、11月FOMCでも0.75%利上げは確実であり、12月も0.75%利
上げとなるようだ。11月1%利上げも可能性としてはあるかもしれな
い。

しかし、発表時には大幅に株価は下げたが、その後、株価は大きく
上昇した。中間選挙真近であり、13日PKOが入った可能性が指摘され
ている。これに伴い、突然の上昇で、空売り勢の買戻しが大量に入
ることで、株価は大幅な上昇になったようである。買戻し一巡で14
日は下落した。

そして、米株は1ケ月、テクノロジー大手から日用品メーカー、公益
企業に至るまで、あらゆる銘柄が足並みを揃えて、大きく下落して
いる。

しかし、F&Gインデックスも24となり、まだ、パニック状態ではなく
、大底を付けた状態ではない。政府が関与した日柄調整を続けるこ
とになる。

そして、米国株は金利上昇を受けて、企業業績も落ち始めているの
で、今後も一貫して下げる方向である。スーパーバブルの崩壊であ
り、日本のバブル崩壊と同じように、長期の下げ局面であり、下げ
相場のラリーが時々、訪れる。円安の時に損切りして、損を小さく
した方が良いと見る。

JPモルガンのダイモンCEOも、今後世界景気は落ちることになると、
警告しているが、事実、JPモルガンは14日発表した第3・四半期決
算では17%減益となり、貸倒引当金積み増しが重しとなったほか、経
済見通し悪化を受け投資銀行部門が低調だったようである。

このように、金利上昇と企業業績悪化のダブルパンチが米企業に襲
い掛かることになる。株の暴落でQE5が来る迄、株価は戻さないと見
た方が良い。

そして、11月0.75%利上げが確実になり、金利差が拡大したことで、
ドル円は148円を付けて、50年ぶりの円安水準になった。この状態
が続けば、150円も見えてきた。

中国共産党第20回全国代表大会が16日から始まり、この大会は、5年
に1度開催され、次のトップを決めることになり、習近平総書記が、
3選されるかどうかが鍵である。

習政権存続となると、台湾の軍事的解放を掲げるので、欧米日は、
対中政策を封じ込めの方向にならざるを得ないことになる。経済合
理性より安全保障の方が優位性を持つことになる。戦争の時代が、
来る。暗い時代の始まりだ。

1.日本の状況
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日経平均株価は、コロナで2020年3月19日に16,358円まで下げ、2021
年9月14日に30,670円で31年ぶりの高値になり、2022年3月9日は
24,717円の底値になり、10月7日は27,116円で、11日は714円安の
26,401円、12日は4円安の26,396円、13日は159円安の26,237円、14
日は853円高の27,090円。

先週の株価は下げていたが14日の大幅高で、値を戻した。NYダウ上
昇で、日本株も上昇した。つい最近の動きは、26000円から28000円
を往来する相場になっている。

日本が欧米ほどには物価が上がらなのは、1つに国民へのバラまき
が欧米より少なかったことによる。このため、働かなくても金がも
らえることもなく、労働意欲の喪失を起こさなかったからだ。

それを、今になって、一般家庭全体に金をばら撒くという政策をい
う野党の経済感覚を疑う。勿論、本当に困っている家庭への補助金
は必要があるが、国民全体にバラまくのはおかしい。

それより、物価抑制のために、ガソリンや電気・ガス代、小麦など
の値上げを抑えるために、企業に補助金を出した方が良い。勤労意
欲を削いではいけない。

その上に、日本は、円安とインバウンド、コロナ明けの消費意欲な
どから、企業業績は上向いているし、労働不足問題が出てくること
になる。賃金上昇がこれから起こる。

しかし、今後世界経済の下落になり、このため、海外投資家は強気
になれずに、日本株を売り急いでいる。

チャンスとばかりに、日本の個人投資家が、海外投資が売る日本株
を安値で拾う展開になっている。そして、海外投資家は、NYダウに
連動して売買するので、NYダウが上がると買い戻すことになる。こ
のため、日本株は、大きく下がらない展開で、レンジ相場になる。

世界のインフレのもう1つの原因は、ウクライナ戦争で、中ロと欧
米陣営は、完全に経済的な壁ができる方向であり、この壁の影響で
、物品の供給が不安定になって価格が上昇したことにある。

このため、世界的なインフレを止めるには、需要サイドを落とす必
要から、世界が利上げに向かい、景気が落ちてきている。

ウクライナ戦争を止めて、かつ東西新冷戦を解決しない限り、物価
高騰は止まらない。もう1つが、供給潜在国の供給量を増やすこと
で価格上昇を緩やかにすることである。

現在、新冷戦を解決できないので、日本が世界に向けて基礎物品の
供給を行うことである。そこで問題になるのが、中小企業の淘汰が
進んでいて、基礎部品の補給が弱まっていることで、残った中小企
業に大企業や政府が資金と経営力を提供し、部品製造能力を急速に
引き上げることである。

それが世界のインフレを抑えることになる。

2.ウクライナ戦争の推移
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウ軍は、ルハンスク州で交通の要衝のスバトボに向かっているし、
ヘルソン州では、ベリスラウを奪還して、ムイロベに向かっている。
これに対して、ロ軍は部分動員兵を短期の訓練で前線に投入してい
る。

・クレミンナ・スバトボ攻防戦
ウ軍は、クレミンナ周辺に到達して、クレミンナのロ軍基地に対し
て、砲撃しているが、突入はしないでいる。どうも、スターリンク
の範囲外になっているので、友軍識別が難しいので、スターリンク
の設定変更を待っているようだ。

しかし、イーロン・マスク氏も年間コストが1億ドルになり、これ
以上の提供はできないと述べ始めて、米軍負担とするように交渉中
とのことだが、当分はサービスを無料で提供するという。

ウ軍は、もう1つ、クピャンスクからP07を南下してスバトボに向け
て前進しているが、P07の正面に、ロ軍は、塹壕を作り、ウ軍の攻撃
に備えようとしたが、P66からスバトボに向かうウ軍に挟まれて、塹
壕にいるロ軍は撤退した。

ウ軍は、P66上のフルシフカ、クロフマリネ、ベレストーブを奪還し
て、P66とP07の高速道路の接合領域を奪還した。これで残すは、ス
バトボになり、それへの攻撃準備になっている。

このスバトボ防衛に、ロ軍は、大量の動員兵が配備させているよう
であり、少し形勢が不利になると、ロ軍動員兵は降伏するし、上官
が反対すると、上官を殺して降伏した部隊もあるという。

しかし、南部ロ軍は、リマンからの敗残兵を集めて、体制を立て直
すことができたようであるが、弾薬も戦車も足りず攻撃能力がなく
なり、守備を固めるしかないようだ。

クレミンナ方向へもウ軍は攻撃しているが、今は激しい砲撃を行っ
ているようである。まずはロ軍の火砲を無力化するようである。

・南部ヘルソン州・クリミア
ロ軍は、ムイロベとプラスキンズキーを結んだ線上に塹壕を掘り、
防衛線を構築した。しかし、ウ軍は前進して、ベリスラウを奪還し
、ムイロベへ攻撃中で、次にカホフカ橋の袂の街ベゼルに向けて進
むことになる。

しかし、ウ軍が奪還したイシチェンカをロ軍が攻撃しているという
ように、ここのロ軍は手ごわい。ウ軍も精鋭部隊で対応しているが
、まだ、状況は予断を許さない。

ロ軍は、カホフカ橋の袂の街ベゼルに要塞を作り、カホフカ橋を渡
り撤退できるように最後の拠点を整備した。

それと、ウ軍は、南部ヘルソン州とザポリージャ州の対空ミサイル
S300の全部を破壊したようであり、特にトクマクのS300を無効化し
たことで、この地域でのウ軍航空機の活動ができるようになった。
このため、1日20回程度も攻撃機がロ軍陣地を空爆している。

ロ軍の劣勢状況から、ヘルソン州の親ロシア派は「これからウクラ
イナ側との戦いが本格化する」として住民に退避を呼びかけている
。ウ軍も冬になる前にはヘルソンを奪還すると述べている。

クリミアとロシアを結ぶケルチ大橋が破壊され、プーチンは怒り、
ウクライナ全土に対して、ミサイル攻撃をした。10日はミサイル84
発打ち、43発をウ軍は撃墜したし、11日は30発打ち、21発を撃墜し
たが、各地で爆発が起こた。それもインフラ設備を狙った攻撃であ
る。世界各国からロシア非難の声が起きている。

この攻撃を防止するために、急遽、欧米など多くの国から対空ミサ
イルの供与が急ぐことになった。ロ軍の無差別攻撃を完全に防ぐ必
要がある。

欧米が供与する対空ミサイルは、モスクワを攻撃できるものもある。
勿論、弾薬が少ないので、大きな損害を出せないが、届くものが提
供されることは大きい。

一方、ロシアは精密誘導ミサイルの2/3を使い、残り609発しかない
とレズニコフ国防省は述べている。

このため、プーチンは、ウクライナ各地への大規模なミサイル攻撃
について、当面は行わないといる一方、ウクライナへの軍事支援を
続けるNATOに対して「分別のない行動に踏み切らないことを願って
いる」と主張し、強くけん制した。精密ミサイル枯渇と、ウ軍に対
する対空ミサイルの供与や特に中距離以上のミサイルの供与を抑え
たいようである。モスクワを射程範囲にできるミサイルを恐れてい
る。

そして、原因のケルチ大橋の破壊で、片側一車線は使えるが、トラ
ックの走行はできず、フェリーになるが、港は900台のトラックが列
を作り、数日掛かるようである。また、ロシア政府はケルチ大橋の
修理完了目標を来年7月と、当分使えないことになった。このケルチ
大橋の修理は、中国の業者が請負うようである。

・バクムット方面・その他
ロ軍の精鋭部隊が少なくなり、バクムット周辺に攻撃を絞るしかな
いようであり、突撃の人海戦術の攻撃になったが、ロ軍は前進でき
ないようだ。このため、ドネツク方面の精鋭部隊をバクムット攻撃
に充当し、動員兵で守りを固めるようだ。

このバクムット攻撃ではTOS-1のサーモバリック弾を市内に打ち込ん
でいる。このため、徐々にウ軍が押されているようだ。

また、14日以降、ベルゴロド州にあるロシア国家親衛隊の軍事基地
や変電所、石油貯蔵施設で爆発が発生した。ウ軍のミサイル攻撃だ
と思われる。

・ロ軍の状況
ロ軍の人的被害が、ロシア機関からの情報で9万人以上と出てきた。
戦死者と行方不明者、戦線復帰できない負傷人員の合計値であるが
、ウ軍発表のロ軍戦死者6万人との関係が分からない。

普通は戦死者の2倍以上の負傷兵がいるということになると、戦死
者3万人、負傷兵6万人となり、ウ軍発表と合わない。

このように人的被害が大きく、兵士が足りないために、ロ警察は手
当たり次第でショッピングモールや地下鉄の駅などで動員の対象に
なる男性に召喚状を渡しているとか、モスクワ市内のホテルに宿泊
していた18歳から55歳までの男性客40人を軍の徴兵事務所に連行し
たとか、サンクトペテルブルクでは、ぜんそく患者の男性が治療の
ために総合病院で診療を予約したところ、医師から召喚状を渡され
るなどの事例が続出している。ノルマ達成に軍や警察は躍起になっ
ているようだ。

このように、ロ軍が動員を急ぐ理由は、戦局が不利に傾き、それを
挽回する手が動員しかないからだろう。すでに南部ヘルソンで、ロ
軍の動員兵が500人ほど戦死したとウ軍は述べているし、東部では5
人の戦死をロシアの報道機関は報道している。ロシアの軍事ブロガ
ーも動員兵の訓練不足を問題視している。

そして、ベルゴロド州のソロチのロ軍演習場で15日、乱射事件があ
り、ロ国防省によると11人が死亡、15人が負傷したが、動員兵3名
が突然発砲した。近々、激戦地に送られることに反対していたよう
で、短期の訓練で前線に送られることに不安が高まっている。

このため、ロシアはベラルーシ軍の基地を動員兵の訓練に使うよう
であり、教官もベラルーシ軍人になるようだ。ロ軍軍人は欠乏して
いるが、ベラルーシ軍軍人がいるということである。

このようにロ軍弱体化で、前線の維持は徐々に難しくなってきて、
ベラルーシを活用する方向のようだ。ベラルーシも、戦闘に参加す
るより、ロ軍の後方支援の方が良いということのようだ。

そして、ベラルーシも、公式には動員を行わないと発表したが、非
公然動員を開始するようだ。特に運転手と料理員が対象のようであ
り、ロ軍の兵站要員が不足しているので、ベラルーシが要員を送り
込むようである。

それと、ベ軍とロ軍の合同軍も創設した。この合同軍は、ウクライ
ナ国境近くに配備したが、ウクライナへ侵攻できるのであろうか?
ウ軍は準備万端である。

北朝鮮は、工兵を中心に10万人を東部ロシア占領地域に送り、復興
作業を行う予定であるが、この工兵の逃亡が多発しているという。
東部地域は、いつ戦場になるかも分からない地域であり、戦闘要員
として駆り出される可能性が強いためであろう。

そして、イラン革命防衛隊がロ軍に、複数のイラン製ドローンの使
い方を教えているが、ロ軍は自国オルラン10ドローンの製造ができ
ずに、ドローンをイランから導入して、攻撃している。

日本の斉藤製作所のエンジンが直接輸入できずに、数が作れないよ
うである。

イラン国内では、自由を求める国民の声が強くなり、デモが盛大に
行われている。体制変更もあるのではないかとも言われている。
裏には米英のカネが動いているようにも感じる。ロ軍への支援を止
める必要があるからだ。

そして、Tー62戦車を800両を近代化改修して、前線に送るという。
また、ベラルーシからも大量の戦車・装甲車がロシアに送られたと
いう。このように、装甲車と戦車が不足して、1960年代の戦車を倉
庫から持ち出して使うようである。T-90、T-80、T-64の戦車は既に
使い切り、残すはTー62戦車以前のものしかないということである。

ロ軍前線司令官は、弾薬不足と戦車などの兵器不足があり、まとも
に戦えない状態であることを知っていると英国諜報機関がいう。こ
のため、大規模攻撃もできずに、ウ軍の攻撃を防御するだけになっ
てきている。

とうとう、国内でも、ロ軍の惨敗を批判していたロシアの軍事ブロ
ガーが、警察につかまり始めて、そこからの情報を得ることができ
なくなってきた。国内でもプーチンの味方がどんどん少なくなって
いる。国内でも恐怖政治になり、正常な批判を許さない政治に移行
するようだ。

一方、ウ軍は、どんどん兵器と弾薬が欧米諸国から送られてきて、
かつロシアの戦車や装甲車や弾薬を鹵獲するので、装備が良くなっ
ている。

ウ軍の優位な状態が、確実になってきたことになる。もう1つが、
この戦争で世界全体が戦争時代に逆戻りした観がある。どんどん、
戦争の影響が広がっている。

そして、米国の中国への半導体輸出規制は大きい。米中間の対立も
拡大している。イヤな感じになってきた。

・ロシアの孤立化と行き詰まり
国連総会(193ケ国)でのロシアのウクライナ4州へ併合に対する非難
決議は、日米など143ケ国が賛成で採択した。反対はロシア、北朝鮮
、ベラルーシ、シリア、ニカラグアの5ケ国にとどまり、中国やイン
ドなど35ケ国が棄権で、残りは投票に参加しなかった。

このように、ロシアへの非難が多く、インドや中国も棄権したよう
にロシアに賛成する国は少ない。今まで、ロシアを非難しなかった
イスラエルも、この件では非難し始めた。

このため、プーチンは危機感から、国際会議を多数開催して、ロシ
アの孤立化を防ごうとしている。14日も、カザフスタンの首都アス
タナで、旧ソ連諸国で構成される独立国家共同体(CIS)の首脳
会議に出席したが、この中でロシア非難決議に反対したのは、ベラ
ルーシしかいない。モルドバは賛成で、後は、棄権と投票に参加せ
ずである。この会議では、カザフスタンのトカエフ大統領から「国
境問題は、平和的手段で解決するべきだ」と述べられて、苦い顔を
した。

また、タジキスタンのラフモン大統領は、プーチンに対し「旧ソ連
時代のように中央アジア諸国を扱わないでほしい」と述べ、属国扱
いではない対等な関係を望んでいるとした。このようことを言われ
るのは、ロシアの立場が弱くなっている表れだ。

プーチンは、核攻撃を仄めかしていたが、NATOと米国は、戦術核で
ウクライナを攻撃したら、NATO軍がロ軍を全滅的攻撃すると宣言さ
れて、それは脅しではなく、確実に実行するとした。そして、それ
をプーチンにも伝えているという。

このため、プーチンも核使用を述べなくなっている。

・停戦は
ラブロフ外相が「核はロシアの存亡の危機にしか使わないし、首脳
会談の提案があれば、応じる」と述べたが、トルコのエルドアン大
統領がアスタナで、プーチンと首脳会談を開いたが、停戦の話はな
かったという。

エルドアン大統領は、事前にウクライナのゼレンスキー大統領と話
をしたが、プーチンとは交渉しないと言われて、停戦の話もできな
かったようである。

このため、米バイデン大統領も、今はプーチンと首脳会談をする気
がないとしたし、プーチンもないとした。まだ、プーチンはロ軍を
立て直すために、時間が必要であることを知っている。このため、
停戦で時間を稼ぐ必要がある。

しかし、プーチンの思惑を読んで、ウクライナは停戦しない。停戦
するのは、ロ軍がウクライナ領土から完全撤退した時であり、プー
チンとは、それ以外での停戦はないという。

これにより、立て直しができず、ロシアが再起不能になるまで、戦
争は続くことになる。しかし、この最終的に追い込まれた段階で戦
術核を使用する可能性はある。

ということで、中国政府は、ウクライナの自国民に対し出国を要請
したが、核ミサイル攻撃を想定した可能性もある。

それより前で停戦協議を始めてもらいたいと思う。そうしないと、
核戦争になり、少なくとも、ロシアは、ロシア人もろとも完全崩壊
する。一方、欧州・日本なども核攻撃される。

さあ、どうなりますか?



コラム目次に戻る
トップページに戻る