月曜日有料版2章途中までだけをお送りします。 プーチンは、ウクライナ東部南部でウ軍に要衝を次々と奪還され、 かつ国内では部分動員で国民の召集忌避が起こり、ケルチ大橋を破 壊され、国内外で苦境に立たされている。プーチンが戦術核使用を 行う可能性が大きくなっている。今後を検討しよう。 津田より 2.ウクライナ戦争の推移 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ウ軍は、オスキル川を渡河して東岸を攻撃して高速P07線をスバトボ に向かっている。ロ軍はセレブレック川で防御線を構築することで きないで後退した。 ・クレミンナ・スバトボ攻防戦 オスキル川東岸のウ軍攻撃部隊は、リマン奪還後、そのまま、何の 抵抗もなく、東に進み、クレミンア周辺に到達して、クレミンナ攻 防戦になっている。 そして、ロシア領バルイキからスバトボを通りクレミンナ、セベロ ドネツクを通る高速P66の補給路を遮断するべく、ウ軍はスバトボと クレミンナを攻撃しているが、既に街間のP66道路を寸断したようで P66上にあるルハンスク州マキーウカ村を奪還した。これで補給路と して使えなくなった。それと、ウ軍はルハンスク州に入った。 南部ロシア部隊は、リマン潰走後、体制を立て直すことができずに どんどん負けている。リマンでは、最強精鋭部隊のGRUスペツナズが 壊滅したし、鹵獲した兵器も多数あり、それをそのまま、ウ軍は、 攻撃に使用している。 このため、ウクライナの戦車部隊の半分以上が露から鹵獲した戦車 で構成されているようで、当初、軽歩兵大隊であった部隊が、途中 で、戦車も装備した装甲歩兵大隊になってしまったという。 それも、VやZの表示の戦車をそのまま戦闘に使うので、ロ軍は友 軍と判断して負けるともいう。ウ軍同士は、画面上にGPSで位置表示 されているので、敵と味方を間違えることはない。 しかし、そのウ軍にも問題が発生した。衛星通信のスターリンクが 前線の一部で使えなくなったようで、ウ軍が急速に前進して、これ までスターリンクが「使えないように設定」された地域に入ってし まったことのようだ。 それほど、ウ軍の進軍が速いことになっている。しかし、VやZの 戦車が使えないようである。このため、クレミンナ郊外のウ軍支配 のデブロバにロ軍が攻撃してきたという。 もう一つ、クリミアとロシアを結ぶケルチ大橋が破壊され、貨物列 車が火災を起こし、道路は路面が崩壊して海に落ちている。ロシア は、ウ軍による破壊工作で自動車爆弾によるという。 しかし、翌日に、ケルチ大橋の鉄道は復旧し、道路も一車線とはい え車が通れるようになり、南部戦線の補給には問題が起こらないよ うである。 以後は、有料版を見てください。 0.米国と欧州の状況 1.日本の状況