月曜日有料版0章、1章途中までだけをお送りします。 ウクライナ戦争で、ロ軍がハルキウ州で総崩れの状態になり、アゼ ルバイジャンがアルメニア本国を攻撃、しかし、ロシアは集団安全 保障締結国アルメニアの出動要請を拒否。今後を検討しよう。 津田より 0.米国と欧州の状況 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、 2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、6月17日は29,888ド ルと年初来安値になり、9月9日は32,151ドルで、12日は229ドル高の 32,381ドル、13日は1276ドル安の31,104ドル、14日は30ドル高の 31,135ドル、15日は173ドル安の30,961ドル、16日は139ドル安の 30,822ドル。 今週の株価は1329ドル下落した。物価が石油価格の下落や小麦価格 の下落で、インフレは収まったと市場では見られたが、CPIが予想 8.1%UPが8.3%とインフレの上昇が収まっていないことを確認して、 CPIショックを起こし、13日1276ドル大幅な下落な下落になった。 このCPIで、FOMCでは0.75%利上げは確実で、1%利上げの可能性もあ ると市場は見ている。年末までにFF金利は4%になるとみる見方もあ る。 しかし、F&Gインデックスは32程度であり、恐れとなっているが、ま だ底に達していない。強い恐怖になることが重要であり、まだ、底 になるまでには時間が掛かりそうだ。 1.日本の状況 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日経平均株価は、コロナで2020年3月19日に16,358円まで下げ、2021 年9月14日に30,670円で31年ぶりの高値になり、2022年3月9日は 24,717円の底値になり、9月9日は28,214円で、12日は327円高の 28,542円、13日は72円高の28,614円、14日は796円安の27,818円、 15日は57円高の27,875円、16日は308円安の27,567円。 今週は、647円ほど株価は下落した。NYダウが下落したことが大きい が、コロナ対策の入国審査緩和でインバウンド需要が円安での製造 業の需要増大の上に積み上がり、日本は景気が上昇することが考え られる。 それなのに、NYダウ下落に引きずられて日本株が下落する事態であ り、今が買いのチャンスである。 日銀は、各銀行にレートチェックを入れて、150円の円安時に、為替 介入する可能性を行動で示し、鈴木財務相も「過度な変動に対しては 、やれることはすべて行う」とけん制の発言をしている。 9月19日は英国と日本で国葬になり、休日となり、取引が薄いので、 ここを狙って、投機筋は150円を試しに来るとみられる。投機筋は日 本国債も売っている。円の狙い撃ちである。 これを止めるには、日銀の金融政策を利上げなり、量的緩和の中止 なりの引き締め方向にシフトさせるしかないが、それを日銀は行う 方向ではない。 以後は、有料版を見てください。 2.中国の状況 3.ウクライナ戦争の推移