週明け21日のNYダウは3日続落し、509.72ドル安の2万7147.70ドルで 、8月上旬以来、約1カ月半ぶりの安値。下げ幅が一時、940ドルを超 えた。ナスダックは14.48ポイント安の1万0778.80と続落。 米最高裁判事ギンズバーグ氏の死去に伴う後任人事を巡って米議会 で対立が深まり、追加経済対策が11月の米大統領選後になることと コロナ感染拡大の2つが原因。 とうとう、予測した通り、株価の下落が開始した。ここから当分、 株価は下落することになる。 止める方法は、追加の特別給付金が支給することと、FRBの量的金融 緩和を行うことしかない。 そして、円を買う動きが出て、ドル円も104円ちょうどまで円高にな った。 欧州株価も下落している。6月11日以来の大幅安となった。コロナ 感染が再び増加して、新たなロックダウン(都市封鎖)への懸念が 高まったことによる。 ストックス欧州600指数は3.2%安と、7月31日以来の安値。ドイツ のDAX指数は4.4%安と、6月11日以来の大幅安。