6123.地産地消経済構築のチャンス



國井より、質問が寄せられた。
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こんにちは。

私、株の事は、殆ど解りません。
日銀が金利を安くすると、殆ど利子がつかないどころか、貯金の預
かり手数料を取られかねません。
株を持っていた方が良いのではと思うくらいです。株の配当を期待
すればいいのでしょうか。経済が順調にいくのでしょうか。

国、地方の債務が1100兆円を世界から、避難されていました。
この債務、借金財政は、世界にどんな影響を与えるのでしょう。

それどころかコロナ禍で世界中が借金財政になっていくのではない
ですか。

このコロナ禍で国民に一人当たり、10万円が交付されます。
これは、国民の所得として、税申告されるのでしょうか。

その他、持続化交付金等々と色々、国は補償しなくてはなりません。
(一部企業は、手数料を得て、潤っているようですが・・・)

コロナ禍後、税収は、減少するのは、間違いありません。

明日食べる食事もないと言った国民も多く出ている状況です。
非正規雇用の方々の悲惨な状況も伝えられています。
国民は、多方面にシフトする能力が必要なことは、言うまでもあり
ませんが・・・

日銀がお札を印刷すれば済むことなのでしょうか。
コロナが終息後、ハイパーインフレになると言われます。
国民生活は、如何なるのでしょう???
 
國井 明子
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Fの回答:

日本経済は、ウイズコロナ経済に移行することで、経済規模は1~
2割程度は縮小すると思われます。

日本経済を示す株価も、その分、下落すると思われます。株を持つ
なら、今後に期待できる企業の株を持ってください。

ネット小売りやネット関連企業なのだと思いますが、現時点でも、
そのような企業の株は高いので、高値をつかまないようにしてくだ
さい。もう1つが、高利回り配当の安定株でしょうね。

銘柄の推奨は、資格がないのでできませんが、証券会社や株式投資
顧問などに聴いてください。もう1つ、一度に大量に買わずに、少
しづつ安い時に買うことです。

日銀は、日本国債を大量に買い、財政を安定させています。日本国
債の金利はゼロで、利払いも少なくしています。しかし、この結果
円札を大量に市場に供給していることになり、円安になる可能性が
高いのですが、米国のFRBも日本以上に米国債を買っているので、ド
ル安円高に最初はなるはずです。

世界的にも日銀、欧州中央銀行、FRBともに、国債を大量に買い、世
界的な金余り現象が起きています。このため、すべての通貨の価値
が下がり、世界的なインフレが起きるはずですが、中国の農民工が
月1万5千円という安値で労働する影響から、製品価格は維持か安値
になり、食料品やエネルギー価格が値上がりすると思います。

国民生活が苦しくなる可能性がありますが、地産地消経済に移行す
ることになると見ています。

食品価格が上がれば、海外から輸入するより、日本で作った方が良
いことになります。エネルギーも太陽光、水力、地熱、風力発電に
切り替えるチャンスが来ます。

しかし、地産地消経済への転換期は、景気後退期のインフレになり
、悪性インフレを起こしかねないと見ます。

悪くすると、ハイパーインフレになる可能性もありますが、日本は
世界最大の債権国であり、米国のような債務国ではないので、ドル
安円高方向になり、米国の方が先に悪性インフレになるでしょうね。
ドル価値が下がり、先に輸入物価が上がっていきます。

国民一人当たり、10万円が交付されますが、これには税金を掛け
ないと政府は言っています。しかし、地域限定の給付金には課税す
ると言います。

雇用と経済が回復するまでは、政府はいろいろな給付をおこなうは
ずですので、多くの国民は飢えることにはならないのではないかと
思います。

問題は、住所がなく、かつ銀行口座がないホームレスや非正規社員
で会社の寮を追い出された人たちです。この人たちには給付金を渡
す方法がない。

この人たちには、ホームレスの人たちへの支援組織を使うしかない
ようですね。

どちらにしても、日本は、脱中国、地産地消経済をこのピンチを利
用して、変えるチャンスが来たと見ています。

さあ、どうなりますか?



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