6076.トランプ大統領のご乱心



月曜日有料版0章途中までをお送りします。

2年債と10年債の金利が逆転する逆イールドになり、8月14日にNYダ
ウは800ドル下げた。このため、トランプ大統領はハチャメチャな政
策を矢継ぎ早に打ち出してきた。今後の展開を検討しよう。
                        津田より

0.日米株価
NYダウは、利下げ期待で、7月16日27,398ドルと最高値を更新したが
、中国への追加関税UPと為替操作国認定の上に米国債の逆イールド
で、8月14日25,479ドルまで下げ、長期金利上昇で8月16日25,886ド
ルになっている。

日経平均株価は、2018年10月2日24,448円になったが、以後低調で、
12月26日18,948円と暴落し、米国で今年利下げ観測で、7月25日に、
21,823円まで戻したが、米国の追加関税UPで8月6日20,110円と大幅
な下落になり、その後は一進一退で8月16日20,418円になっている。

米株下落の直接の原因は、8月14日に2年国債の金利が1.59%で10年国
債の金利が1.5%と金利が逆転した逆イールドになったこととドイツ
GDP成長率がマイナスになったことで、先行きの景気後退を警戒して
、株が売られた。その後も10年債は金利低下して、8月15日には1.47
%まで下がったが、16日長期金利が上昇して逆イールドは解消した。

そして、このような景気後退局面になると、投資家は弱い企業や地
域から投資資金を引き上げて、資金を保全する行動に出ることが多
い。リスク・オフの行動であるが、この行動に出てきた。

アルゼンチンの株価は46%下落して、史上2位の下落率になっている。
ギリシャやイタリアの株価も大きく下落している。韓国のウォンは
ドル1224ウォンと下落し、韓国株も大きく下落した。銀行株も売ら
れ、ドイツ銀行株は1株7ドルから6.2ドルに急落している。

「巨額損失を隠蔽している」と会計専門家から指摘されて、GE株も
急落している。しかし、この会計専門家の指摘を見ると、多くの米
国企業が同じような隠蔽をしている可能性があり、今後、多くの米
企業名が出てくる可能性がある。その結果、社債市場の崩壊が起こ
りえる。この問題は要注意である。

そして、8月22日から24日米国経済シンポジウムであるワイオミング
州ジャクソン・ホールの会議に、主要国の中央銀行幹部や経済学者
らが参加して金融経済政策を討議する。ここでの議論が以後の政策
に大きく影響してくる。ここで、景気後退時の対応が話題になるは
ずであり、特に23日にパウエルFRB議長が講演するので、注目が集ま
っている。米国は9月の利下げは確実視されているが、QEがいつ始ま
るのかの目途が立つ可能性がある。

以後は、有料版を見てください。



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