5989.鳥海山旅行



今回は、買ったホンダNBOXで車中泊旅行して楽しむことした。行く
場所は車中泊できる道の駅を渡り、3年前18切符で羽越本線で見
た圧倒的な鳥海山を目指すこととした。

車中泊旅行の準備としては、車内が見えないようにしたカーテンを
着け、寝袋と空気マットを買い、170センチの長さに水平にする
ために、高さ25センチの踏み台、高さ13センチの箱を買い、前
後の段差を埋めている。

今回の車中泊最初の旅行では、コーヒーのセット、車載用ポット、
カップ麺を買い、ヤクルト、野菜ジュースなどを持った。それと着
かえ、風呂セット、洗面用具などである。冬のコート、ポカロンな
ど寒さ対策も十分にした。

17日
3月17日有料版コラムを書き終え、昼食を家で食べてから家を出
た。まず、車中泊のSランクに指定されている越後湯沢に近い「道
の駅みつまた」を目指した。道の駅に風呂がついていることが条件
になっている。この時期、スキー場が近いので、多くの車中泊車が
いるとみた。

途中、関越道に入り上里SAで1時間ほど寝て、谷川PAで水をボ
トルに入れてから越後湯沢に行った。「道の駅みつまた」に着いた
のが16時で駅の駐車場は空きが少なかった。道の駅で牛丼の夕食
をして、街道の湯に行ったが、18時頃、風呂は満杯であり、スキ
ー客でごった返していた。体を洗う順番の列ができている。このた
め、体を洗うのを断念した。

風呂後、周辺を散歩したが、残雪が多くて、まだ冬の中のような雰
囲気である。スキー場には、多くの客が来ていると思うが、周辺に
歩いている人を見かけない。

20時頃、多くの車が出ていった。日帰りの客が多いのかもしれな
い。23時頃、お手洗いに起きたが、キャンプンカー2台、数台の
車、1台のトラックが居た。

3時頃、寒くて起きた。冬のコートを着、足先が冷たいので、ホッ
カロンを足先に入れ、再度寝袋に入った。5時に起きて、駅を出発
した。途中、北陸高速道の栄PAでサンドイッチとコーヒーを買い
、ヤクルト、野菜ジュースで朝食とした。

18日
最初に白鳥で有名であった瓢湖に行った。白鳥が3羽しかいない。
多くのカモと鳩が、白鳥の餌を食べて、白鳥がカモをくちばしで追
い払っている。

これだったら、千葉県印西市の本埜「白鳥の郷」の方が白鳥が多い
し、絵になる。ということで、早々、退散した。期待外れ。

村上を目指していくことにした。ここから一般道で行く。まず海岸
線に出て、113号線に出る。そこから113号線、345号線で
北上した。村上の近くの瀬波温泉の龍泉で温泉に入った。ここで、
やっと体を洗えた。温泉の後、村上市内のイヨボヤ会館の駐車場に
入れ、サーモンハウスでサケ親子丼を食べて、車で1時間程寝た。

村上はサケの加工で有名であり、サケがおいしい。イクラとサケの
親子丼もおいしかった。

笹川流れを目指して北上を再度開始、「道の駅笹川流れ」の駐車場
に入れて、奇岩を見た。羽越本線を北上すると、車内から海岸線を
見ると、非常に荒荒らしい海岸線に魅了したが、それを見ようと、
今回来たのである。

笹川流れの奇岩を見たら、途中で高速道路に入ったが、高速料金を
払わない。鶴岡西で降り、「道の駅庄内みかわ」に駐車した。ここ
で車中泊したが、ここの道の駅は広いし、いろいろな施設がある。
コインランドリーやスーパーもある。田田の湯があったが、既に温
泉に入っているので、入らなかった。

食事処に行ったが、定休日であり、ラーメンの看板を見つけて入っ
た。あまりおいしくなかった。

車中泊の車も多く、キャングカー1台と5台以上の車、5台以上の
トラックが止まっていた。昨日より暖かい。

19日
6時「道の駅庄内みかわ」を出て「道の駅鳥海」を目指して、7号
線を北上した。途中のコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い、
朝食とした。2時間弱程度で着いた。道の駅に観光案内所があると
思ったが、なかったので遊佐駅に行った。8時半の開始を待って観
光案内所で、鳥海山の見所を聞いた。丸池様がよいと勧められた。

まず、胴腹の滝に行ったが、自動車の道の除雪はできているが、滝
まで行く歩きの山道は、雪深くて進めなかった。断念。

次に十六羅漢を見た。次におすすめの丸池様を見に行った。池が青
く、静かで神秘的である。ここはお勧め。案内所で勧める理由もわ
かる。感動的。その後、昼食であり、鳥海温泉で遊佐カレーを食べ
た。そして、近くの吹浦港と海岸線に出てみた。

少し晴れてきたので、鳥海山を撮ろうと月光川河川公園に行った。
生憎、雲が多く鳥海山の山頂を見ることはできなかった。少し待っ
たが、状況が一緒であり、あきらめた。

その後、15時になり、鳥海温泉のあぽん西浜の湯に入った。長い
こと湯に入り、疲れたので「道の駅鳥海」で、少し寝た。起きたが
、疲れている。運転もしたくない。

休憩所でコーヒーを飲みながら、Twitterを眺め、旅行のメモを書き
酒とつまみ、焼きそば、つくねなどを買い、車に戻り、ラジオを聞
きながら、晩酌をした。そのまま、少し早いが疲れたので寝た。

12時ごろ、トイレに行ったが、トラック1台、自車を除き2台の
車しか止まっていない。車中泊が少ないことがわかる。駅の広さも
小さい。日中は第2・3駐車場もあり、第3駐車場は高台にあり、静
かである。

20日
どうも、21日の天気が悪くなりそうであり、家に帰ることにした。
車の旅は、予定を決める必要がない。1週間分の下着を持ってきた
ので、最長1週間は旅ができるし、コインランドリーを使えば、何
週間でも旅ができる。

しかし、雪が降ると、多くの山越えの道が封鎖されることになる。
危ない気がしたので、帰ることにして、5時に「道の駅鳥海」を出
た。駅の近くのコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い朝食とし
た。7号線を南下して、酒井みなとから山形高速道路に乗り、湯殿
山で降り、月山で再度、山形高速に乗り、寒河江SAで休み、村田
で東北高速道に乗り、安達太良SAで喜多方ラーメンを食べ、そこ
で1時間ほど寝て、佐野SAで夕食としてロースカツ定食を食べ、
ここでも30分ほど休みとった。家に着いたのは18時を回ってい
た。「道の駅鳥海」ではナビの到着予想時刻は12時であったが、
倍の時間がかかったことになる。

高速のSA、PAで休み休み来たので、時間がかかってしまったが
、もう若くないし、続けて運転すると事故の確率は増えるので、無
理をしない。途中でいつも十分な体形で寝ることができるので、休
息をしつつ、運転することにしている。それが車中泊の良さのもう
1つである。

道の駅より、高速道のSA・PAの方がサービスがよい。お湯が出
てくるので、洗面するならSA・PAの方が快適である。

21日
朝、天気予報を見ると、雪で各所で通行ができない状態になってい
る。胸騒ぎは、これを示していたようである。宇宙仏の声を聴くこ
との重要性を今回も思い知った。

その他
ガソリン代は、8200円、帰りの高速代8500円、行きの高速
代は5000円であり、食費1万円、温泉費2000円である。

車中泊のポイント
持って行った食料類は、ヤクルト、野菜ジュース、ミカン以外は食
べなかった。特にコーヒーとカップ麺が必要がないことがわかる。

車中泊では、寒さ、暑さの対策が必要であり、特に暑さ対策は、今
後の時期、非常に大切だと思った。寒さはホッカロンが重要である。

車での旅行は、生活のリズムを作ることが重要であり、運転しすぎ
ると疲れで事故につながることが心配であり、歩かないと運動不足
になる。適当な運動や休憩などをどう取るのか検討することが必要
である。

地元の振興策
観光案内所は道の駅にはなく、鉄道の駅にある。道の駅は大きな道
路にあり、2つの駅の位置が違い、ほとんどの場合は遠く離れてい
る。鉄道利用した観光客より車利用の観光客が増えることになれば
、案内所を道の駅にも置いた方がよいのではないか?

車中泊は外部依存度が大きい。トイレ、食事、入浴、洗濯などであ
り、その需要を地域活性化につなげられるように感じる。

車の旅では、どこにでも行けるが、やはり有名な風景・自然の方が
良いし、食事でも名物の方がおいしい。このため、一部地域に限定
されてしまう可能性もある。

次は、どこに行こうかな?


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