2806.デビット・ロックフェラーの来日



デビット・ロックフェラーの来日
                   ピーマンヘッド

先日ロックフェラーが来日しておりましたが、その節天皇陛下と会
談されたそうですが、どんな内容の話であったのか我々国民として
は大いに気になるところです。

あれだけの大物が高齢を押して来日するからには、それ相応の目的
があるものと思いますが、例にとって芸能人やスポーツ関係のニュ
ースは何回もしつこく繰り返して報道をするマスコミもこうした問
題はタブー視するのか一向にとりあげられません。

日本の最高権威者とアメリカの最高権力者の間でなにが話し合われ
たのか、何らかの推測論評があっても然るべきと思いますがこの国
の国民には日本を代表するテレビ、新聞では何ひとつ伝えてくれま
せん。

天皇家とロックフェラーは特別に親しい関係にあるようで天皇が訪
米された折にはロツクフェラーの私邸に宿泊されていますが何故、
どうしてそうした関係にあられたのかも我々国民には全くわかりま
せん。

どなたかこうした点についてご存知の方がいらっしゃったら、是非
ご教示いただきたいと思います。

==============================
シティ、日本が“国有化”!?アノ人が来日し根回しか 
ゆうちょ銀、りそななど噂に… 

サブプライム問題をめぐり市場関係者が不安視するシティ

米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)問題で巨額損
失をこうむった米シティグループ。その先行きを不安視する市場関
係者が増えており、「サブプライム問題は端的にいえば、シティの
巨額損失をいかに穴埋めするかということに帰結する」(在米金融
機関幹部)とまで言われている。金融界では今、日本の金融機関が
シティの支援に乗り出すのではとの観測も出ている。

 シティは2007年7〜9月期決算で、サブプライム関連の損失
が約65億ドル(約7500億円)発生。さらに11月には、最大
110億ドル(約1兆2600億円)もの追加損失が発生する見通
しであることを発表、損失は合わせて2兆円規模に達する見込みだ。

 こうした状況を受けてシティの株価は急落し、10月初旬まで
40ドル台後半で推移していたものが30ドル台半ば近辺まで下げ
ている。

 「シティの株価が低迷から抜け出すには時間がかかるだろう。と
いうのも、シティのサブプライム関連の損失は現時点で2兆円規模
と見込まれているが、米国の金融関係者の間には『実際はその5〜
10倍、10兆〜20兆円はあるのではないか』とみる向きもある
からだ。最終的な損失額はいくらなのか。そのあたりがクリアにな
らなければ、シティへの不安は払拭(ふっしょく)されないだろう
」(在米金融機関幹部)

 そんななかで浮上しているのが、日本の金融機関がシティへの資
本支援などに乗り出すのではないかという観測である。

引責辞任したチャールズ・プリンス前会長兼CEOの表情が同社の
実情を物語る。 
 こうした観測が浮上してきた背景の1つが、ロックフェラー財閥
のデビッド・ロックフェラー氏(92)が11月上旬に来日したこ
と。表向きは著書「ロックフェラー回顧録」(新潮社)を10月に
出版したことを受けての来日とされるが、額面通りに受け取る金融
関係者はいない。

 「デビッド・ロックフェラー氏は親日家として知られるが、それ
でも世界的な財閥の重鎮が本の出版くらいでわざわざ日本まで来た
りはしない。シティはロックフェラーとつながりがあるとされてい
る。来日の目的は、シティ支援の感触を確かめることだったのでは
ないかとみる金融関係者は多い」(大手銀幹部)

 その支援について、先の在米金融機関幹部が次のように指摘する。

 「万が一、シティがサブプライム問題で重大なダメージを被るよ
うなことになれば、信用崩壊から世界恐慌に発展する恐れすらある
。最悪の事態を回避するため、米国側が日本にシティ支援を求める
ことは十分ありえる話だ」

 気の早い日本の金融界では、支援策をめぐっていろいろな観測が
飛び交っている。

 「政府のコントロールが利きやすい『ゆうちょ銀行』などが、シ
ティの優先株を大量に引き受けるのでは」

 「りそなホールディングスの“きれいな部分”だけをシティに譲
渡するというやり方もある。りそなには約2兆円の公的資金が入っ
ており、日本政府のコントロール下にある」

 くしくも、ロックフェラー氏が来日中の11月5日、シティのチ
ャールズ・プリンス会長兼最高経営責任者が巨額損失の責任をとっ
て辞任。後任の会長には、シティグループの経営委員会会長を務め
るロバート・ルービン元財務長官が就いた。

 「元財務長官のもとで経営を立て直すということは、シティの事
実上の“国有化”ともとれる。それほど、シティはダメージを受け
ているということなのだろう」(在米金融機関幹部)。今後の成り
行きが注目される。

ZAKZAK 2007/11/19
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Fのコメント)
米国FRBは、一度シティを助けている。グリーンスパンが絡んい
たが、二度目であるのでシティを見放しして国有化することもせず
に、日本に助けを求めるしかない状態になっている。

シティを助けることができる国は、ドル外貨準備が多い日本と中国
である。ロックフェラー氏は親日的であるので、日本に助けを求め
たように感じる。共産国家中国にシティを預けることはしなかった
のでしょうね。

少し前、米国は日本に米軍の変わりをしてほしいと依頼したが、小
泉・安倍政権は憲法9条の改変ができずに、米国は米軍の変わりを
中国に頼んだ。米国の期待に日本は応えなかったことで、米国国務
省は日本をパッシングして中国を頼りにしだしたのだ。

しかし、米国には経済的な分野も中国に頼ることに抵抗感がある人
たちがいる。その代表的な人物がロックフェラー氏なのでしょうね。

どちらにしても、日米関係を大事にしないと、米中同盟に米国を追
い込むことになる。

しかし、デビット・ロックフェラーはJPモルガン・チェースのト
ップであったと記憶しているので、シティのことになると国家ベー
スになりますね。


コラム目次に戻る
トップページに戻る