中ロも米も同じ穴の狢 大阪の渡部と申します. 中ロの算盤勘定の所為で,発展途上国の独裁政権,軍事政権が安定 的に維持され,経済制裁による人権擁護ができない状況にあるとの 内容ですが,一方で,米国による「民主化」というのも,イラクを 見れば口先だけのものでしかなく,やっていることは覇権主義. そして,軍需産業と国際資本のビジネス支援でしかないのではない でしょうか.中ロはそれを見透かしており,彼方此方からの非難も 何処吹く風との観があります. 結局,中ロも米も同じ穴の狢ではないかと思えてなりません. 2007/10/6 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (Fのコメント) 中ロの人権問題は、国内でも同様に起きているが、米国のイラクへ の侵略戦争は、イラク石油を抑えるために、イラク国民の人権を踏 みにじっている。 どちらもどちらであるが、戦後、米国は一貫して人権外交を旗印に して、東南アジアの独裁国家を民主化させてきた。日本の工場進出 で国民教育を促し、その後、国民の識字率が向上すると国民が政治 に目覚め、米国は自国への輸入を民主化レベルで規制するという制 度で、民主化を促してきた。このため、ミャンマーを除くアジアの 独裁国家のほとんどが民主した。この方法は、東南アジアの民主化 プロセスとして、世界のお手本になったのだ。 しかし、米国が超大国から普通の国になり、余裕がなくなって人権 外交を行わずに、人権を踏みにじる国家になったのでしょうね。 中国は人権を国内でも踏みにじっているために、他国の人権問題が 自国の人権問題に飛び火するのが恐ろしいようだ。 同じ穴の狢でも種類が違うようである。