2757.読者の意見



日本の首相ほどしんどい仕事はない

今回の突発的安部退陣事件で思ったこと。

いまの日本の民主主義ほど日本のために行動することが難しく組ま
れているシステムはないであろう。歴史上の珍品である。

#1 金がないと選挙には勝てない。 
人気投票であるので媒体に対する影響力がいる。それは広告宣伝費
のことである。実際の権力者は金を出す者である。
それがXX会といった党派のこともXX資本のこともある。しかし公平
に見せかけないと暴動が起こる。
欧米ではそこでボケと突っ込みを準備して漫才をやらせ交互に政権
を担当させるシステムを発明した。(議会制-2大政党政治)

#2 金の不明朗を失脚ねたにする。
米軍の情報部がこれといったエリートの身辺情報を集めており、折
に触れて、内部告発のような体裁で検察や新聞に流すようである。
敗戦後のマスコミがCIAの資金で作られたことは、歴史的事実のよう
である。

検察は成績主義の権化のようになっており、すぐ飛びつくようであ
る。その上で未決のまま1年以上交流するような「民主主義」ではあ
りえないことが平気で行えるようである。
植草事件や、気の毒な産婦人科医の訴訟をみればよくわかる。
痴漢冤罪の構造である。日本は昔から{グアンタナモ」国のようで
ある

#3 女性関係で落とす。
多くの結婚している女性の苦労のタネは夫の浮気である。これをマ
スコミではやせば人口の半分は感情的即時反応をする。
女性は感情で判断するし、TVのXXショーは考える余裕を与えない。
(男性にとって性欲は生物学的に仕組まれた神様のトラップとしか
思えない)

#4 属国の立場で国民の利益を守らねばならない。
あいては日本を100回は滅亡させることが出来る武力を持ち、
あらゆる無理難題を言ってくる。そのうえ国家的大量虐殺の常習犯
である。これをどうすり抜けるか。

#5 あまりに日本が優秀である
日本の技術力が敵に渡ればその国に勝ち目はない。だから逃げない
ように必死の妨害工作を仕掛ける。
(これを知らないのは日本人だけ)

#6 あまりに米国に洗脳されすぎて日本人は自分を見失っている。
だから守ってくれない。
生来の勉強好きのおかげで欧米に注入された正義をそのまま信じて
いる。
「学の始原は疑いに有り」でなく「学の始原は丸覚えに有り」にな
っている。特に文科系学者の責任は重い。
学問を家元化しすみわけテリトリーに変化させ自分の特権と思って
いる。(たぶん家康のしわざ。自発性をおさえるために奇形の儒教
である朱子学をねじ込み支配の道具にした。
また仏教を戸籍管理係兼人民監視隣組組織にした。そこからいまだ
に文系学問が逃れられていない)

#7 政治家内の権力暗闘がひどい
よくわからないが、理念でなく利権で結合しているために
弱まったと見たら直ちに足をすくいにくる習性がある。これはたぶ
ん未来永劫変わらない。
(もっとも理念で結合していても激烈な内ゲバを起こすことはXX教
団でもよく見られるが。)

#8 大臣がこんなに落とされるということは、安部政権は戦争状
態であることを示す。
どこと?、もちろん宗主国と。安部氏はまじめにこれで悩んだと見る。

このような事情で命の危険はいつでもある。ストレスがすごいでし
ょう。
よほどの不感症(X泉さん)か家康のような(縄文杉のような太さの
)神経でないと持たない。
血筋は良くとも善人に首相は無理である。権力を持っているようで
持ってない日本の首相の立場。

「そんなにえらそうなこと言うならおみぇーがしてみろよ」といわ
れますね。

合掌。

団塊君
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2755.米国衰退が明確化について   
   
 Fさま、

こんにちわ、興味深く拝読させていただきました。
その中で一つ、自分ならちょっと違うことをする
と思うという点があったので、失礼を省みず今般
メール申し上げることになりました。
よろしくお願い申し上げます。

> このままであると、日米同盟は終了し、日本は独自路線か中
国と組むことになるでしょうね。

私はこの点において、ちょっと違った考え方をしております。
それは、日米同盟破棄後、日本が組む相手は中国ではなく、
ロシアではないか?という考えです。
ロシアと組めば、北方領土問題が解決に向けて大きく前進する
ことは間違いないでしょうし、地球温暖化の影響を見据え、
10年前からユダヤ資本が計画し推進している「北極海経済圏構想」
にもまた日本が大きく関わっていく突破口となるからです。

とはいえ、私自身は日米同盟破棄は誤った選択だと思います。
なぜならば、太平洋が一つの海として安全と安定を確固たる
物にしているからこそ、紛争こそ多発しているとはいえ、
世界の平和が保たれていると考えているからです。

そして、太平洋の東西に位置する日米の連携が進展することで実現
されるであろう「21世紀の太平洋文明」なるものが姿を現す時、
もしくは姿を現すためには北極海経済圏なるものの経済エンジンが
必要とされるのです。

したがって、今回の流れは、日米露三国の地下水脈的な三角同盟関係
に発展していくように日本が持っていくことが非現実的とは言え、
理想的な道になりうるのではないか?と考えています。

問題は、この非現実的な理想論を実現するための具体的な筋道を
どうしていくのか?ということであり、これこそが私の目下の個人的
趣味的な研究課題の一つでもあります。

長々と乱文を書き連ねてしまいました。
最後まで読んでいただけたことを深く感謝申し上げます。
これからも頑張ってください。
応援しております。

A Bee The First(蜂球のための最初の蜂)拝
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(Fのコメント)
ロシアや中国は、ランドパワー国家群で、日本は米国や英国、豪州
と同じシーパワー連合であり、その国家の成立ちや国家戦略は大き
く違うと地政学では見る。

このため、中国包囲網を米国と組んでロシアを含めて築くことは、
できるが、日米同盟を拒否してロシアと組むと、上海協力機構(S
CO)に加盟させられて、反米同盟の一国になる。日本の外交は難
しくなる。

ロシアは同盟国でも相手の軍事力が弱いと、つい最近のグルシアの
ように不満があるとすぐに軍事力で侵略してくる。非常に難しい国
で、日本の軍事力をロシア程度にしておかないと難しいですよ。

中国の軍事力増強はロシア対応という意味もあることを知ってほし
い。日本も国家予算の多くを軍事費にして軍事道増強をしないと、
ロシアと対等な同盟関係はできないと思う。

中国やロシアと同盟関係になっても、いつ同盟国が攻めてきても大
丈夫な軍事力を持つことだ。それがランドパワー国家だと見るべき
である。

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