2754.日本政治の方向性



首相は、福田さんで決まりですね。今後を検討する。 Fより

先週に続いて、同じ題名にしたが、次の首相選挙に自民党の大勢は
、福田さんになっている。これを覆すことは麻生さんでもできない。
今回の選挙も2番手になる。このシナリオは、2006年以後の予
想で、安倍首相と福田さんが反対になったことと、その政策順番が
逆になったようだ。

福田政権は、安定した長期政権になると見る。小沢民主党の反欧米
親中ロとの立場を争点にして、欧米に逆らいテロ特別法を拒否にし
て、深刻な安全保障問題を起こしてから、次の衆議院を戦うことに
なり、その上、その日本の安全を脅かしたことが民主党の汚点とし
て長期に国民に記憶されることになるため、自民党は長期的な復活
をする。

米国は、テロ対策特別法を日本が拒否したことを理由に日米同盟の
破棄を言い始めるし、それが原因でクリントン次期大統領が本当に
破棄すると見ている。そのため、日本の外交は独自性を要求される
が、そのような外交が難しいことは国民も分かるし、その原因を自
民党は、当分民主党のせいにできる。

福田さんは、バランスの中で政治をするので、自民党内部からの支
持を集め、かつ民主党の政策でも国民が必要とする物を取り込むは
ず。ご自分の意見を強く持っているように見えないので、官僚や地
方の声を聞く政治になる。小泉元首相とは大きく違うが、日本の村
社会では一番安定感があるのでしょうね。小泉改革の時代から安定
の時代に移ることになる。

もう少し、麻生さんで改革の時代を継続して欲しいという希望もあ
るが、政治家には耐えられない時代であったはず。政治家の年功序
列が無視された時代であったから、不満は溜まっていた。また、国
民の格差拡大という不満とあいまって、改革の継続はできなくなっ
た。

しかし、バラマキの時代にも戻れない。このため、小泉改革で行っ
たことは継続することになる。特に財政のバランス化は今後共に、
継続でしょうね。予算の配分には若干、変更はあると思うが。

2221.2006年以後の予想
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k8/180101.htm
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福田氏「靖国参拝せず」、テレビ番組で語る(ASAHI)
2007年09月15日01時07分

 自民党総裁選に立候補することを表明した福田康夫元官房長官は
14日夜、日本テレビの番組で首相になった場合、靖国神社に参拝
するかどうかを問われ、「参拝することは、おそらくないと思う」
と答えた。小泉前首相は靖国参拝を公約して実施し、中韓両国との
関係を悪化させたが、安倍首相は参拝の有無を明言しない方針で通
した。 
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福田氏支持、各派に広がる 自民党総裁選(ASAHI)
2007年09月14日20時57分

 自民党総裁選が14日告示され、福田康夫元官房長官と麻生太郎
幹事長が立候補を正式表明した。福田氏に対しては、麻生派以外の
全派閥が支持を決定。各派が福田氏支持に雪崩を打つなか、麻生氏
が地方の支持をどこまで拡大できるかが焦点となる。13日に立候
補の意向を表明した津島派の額賀福志郎財務相は、派内をまとめき
れずに立候補を断念し、同派は福田氏支持を表明した。15日に立
候補を受け付け、23日に投開票され、同日の両院議員総会で
第22代総裁が選出される。 


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