2708.北朝鮮ミサイルに注意



北朝鮮が日本に警告を出し始めている。この検討。  Fより

6カ国協議は20日に閉幕したが、北朝鮮の金桂寛外務次官は満面の
笑みを浮かべ、ヒル次官補は苦虫を噛み潰した顔をしていた。

今回の6カ国協議のメインは米朝会議であったが、この中心テーマ
は米国と北朝鮮の平和条約、特に体制保障であった。この体制保障
を求める北朝鮮の意図は、中国から独立して、中国から米国へ乗り
換えることと、経済支援、エネルギー支援を同時に得ようとしてい
た。

しかし、米国のヒル次官補が厳しいと見ているのは、軽水炉などの
建設費の半分程度を日本から出されることを狙っているが、日本は
拉致問題の解決をしないと、金を出さないと言っているために、ク
リンチになることが分かっている。もう1つの体制保障は中国の反
対が予想できる。

また、北朝鮮は日本に追い詰められている。日本の朝鮮総連は年間
数十億円の資金を金正日委員長に払っているが、日本が総連から債
権回収をすると、総連はその金を支払うことができないことになる。

今回の6カ国協議で日朝会談が実現したが、この席で金桂寛外務次
官は、「(日本は)金融制裁よりさらに深刻な政治危機を(北朝鮮
側に)もたらしている。これ以上進めば災難を招くので、気をつけ
るべきだ」と警告したようだ。

この意味は、ミサイルで日本を攻撃するぞという脅しである。在日
朝鮮人が居るために、大阪や東京を狙うことはしないが、日本の
どこかを狙うようである。この脅しは本気でしょうね。北朝鮮は
米国を取り込んで、日本と中国を思い通りにしようとしたが、残念
ながら、日中両国は米国経由でも北朝鮮の言いなりにはならない。

このため、北朝鮮はとうとう行く道を無くしている。北朝鮮が戦後
生き延びていたのは日本の総連からの資金であったことは判明して
いる。これがなくなる。このため、北朝鮮は大きな政治危機に見舞
われている。そして、国連でも北朝鮮は日本批判をしている。

北朝鮮の脅しに対して、日本は米国は勿論のこと、中国とも友好関
係を維持して、北朝鮮からの攻撃に対応する必要がある。日本への
攻撃に反撃する訓練を自衛隊は本格的にする必要も出てきた。
また、久間前防衛省大臣はMDが99%機能すると言ったが、北朝
鮮からのミサイル攻撃で、真価を問われることになる。

攻撃目標は舞鶴ではないかと見ているが、
さあ、どうなりますか???
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「日本は気をつけるべきだ」総連の債権回収で北外務次官
7月21日18時50分配信 読売新聞

 【北京=末続哲也】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の北朝鮮
首席代表、金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は21日、北京空港
で記者団に、19日に行われた日朝会談で、日本首席代表の佐々江
賢一郎・外務省アジア大洋州局長に対し、「(日本は)金融制裁
よりさらに深刻な政治危機を(北朝鮮側に)もたらしている。これ
以上進めば災難を招くので、気をつけるべきだ」と警告したことを
明らかにした。

 整理回収機構の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に対する債権
回収問題を念頭に置いた発言とみられる。
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総連捜索「外国人排斥」、国連総会の議題にせず(ASAHI)
2007年07月21日12時30分

 一連の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)への家宅捜索などが
「外国人排斥」に当たるとして、北朝鮮が国連総会の議題にすべき
だと主張していた問題で、総会の議題を決める一般委員会は20日
、議題として取り上げないことを全会一致で決定した。同日の委員
会で、日本側は「根拠のない一方的な非難だ」と反論。北朝鮮の主
張を支持する意見はなかった。 
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国連駐在の朝鮮常任代表・・・ 
      日本の野蛮な暴挙 「現代版人種粛清」 【ネナラ】
http://www.kcckp.net/ja/news/news_view.php?0+7506

国連駐在朝鮮常任代表が書簡を送る 

国連駐在の朝鮮常任代表は7月6日、日を追って露骨化する日本当局
の総聯弾圧策動に関連して、国連事務総長と国連総会議長に書簡を
送った。 

彼は書簡でまず、国際法の公認された規範にはなはだしく違反し、
在日朝鮮人の民族的権利を踏みにじる日本当局の策動が、今年に入
ってとうてい許せない最も無謀かつ悪辣な段階に至っている事実に
注意を喚起し、日本当局の野蛮な暴挙を資料をもって暴露した。 

そして、日本の在日朝鮮人弾圧策動をはじめ民族排外主義に警鐘を
鳴らすため、「現代版人種粛清」という案件を第61回国連総会の議
案に含めることと、本書簡を国連総会および安全保障理事会の公式
文書として配布することを求める、と述べた。
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6カ国協議、核放棄へ向け9月に行程表作成
(nikkei)
 【北京=佐藤賢】北朝鮮の核問題を巡り、18日から北京の釣魚台
迎賓館で開いていた6カ国協議の首席代表会合は20日、議長国の中国
が報道発表文を出して閉幕した。北朝鮮が核施設の無能力化や核計
画の申告を「真剣に実施する」と明記したが、期限は明示しなかっ
た。朝鮮半島非核化など同協議の下に設けた5作業部会を8月に開い
た後、9月初めの同協議本会合で核放棄に向けた今後の行程表をまと
める方針を示した。

 首席会合は北京の釣魚台迎賓館で18日に開幕。関係国は「議長声
明」の形での発表も想定していたが、各国の代表団全員が集まる本
会合ではなかったため、報道発表文の形式を採った。

 外相級を想定する6カ国閣僚会合は6カ国協議本会合の後、できる
だけ早く北京で開催する。米国などが「年内」を主張していた無能
力化の実施期限は盛り込めず、具体的な議論は作業部会に先送りし
た。(07:00) 


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