日米関係の転換点(ライスの勝ち) を読んで Fさま いつも、拝読しております。有益なコラムをありがとうございます。 WP紙への例の意見広告 the Facts から衝撃を受けた米国は、 おとなしかった子どもが反抗期に入っておろおろする親のようで、 しばらくは、なだめたり、すかしたり、脅したり、を繰り返すでしょう。 しかし、自我を持ってしまった子どもが、もとの12歳に戻ることは もうありません。やがて親元を去っていきます。 日米同盟も空文化。かといって、日中同盟など論外ですから、 日本は、19世紀の英国のような孤立への道を歩むでしょう。 光栄ある孤立。この場合、日本の核武装は必然です。 Fさまは「悲しい」と表現されましたが、私は「めでたい」と感じます。 60年目にやってきた独立記念日のような晴れやかな気分です。 もう、チェイニーに脅されて、イラクへ派兵する必要もないのです。 maomao ============================== (Fのコメント) コラムを読んで、反応していただいて、ありがとうございます。 日本の立場は微妙な状況になっている。中国の軍拡には、米国と協 力して反対する必要があり、米国との協調関係も維持しながら、 どう日本の独立を成し遂げるかという課題に取り組むのでしょうね。 米国の経済も弱くなり、軍事的な冒険もしなくなりますから、日本 は、自国を守るにも地域での集団安全保障を確立しないといけなく なる。 オーストラリアとの同盟関係が成立しようとしているが、このよう な関係を東南アジアとも1つ1つ作る必要があると思います。 精神論ではなく現実的な軍事バランスを見ながら対応をしないと、 戦前の中国や韓国の悲劇を今後の日本が味わうことになるので、 安全保障上の問題には慎重に対応しないといけない。 そのため、今は米国との同盟関係を崩すことは慎むべきでしょうね。 徐々に米国離れをしていくしかないと見ますが、どうでしょうか??