2660.科学技術の進展への方策



Fさま
取り上げていただきありがとうございます。

>しかし、エネルギー保存の法則という現在の常識の前で、受け入れ
>ることを拒んでいる科学者が多いことを知った。ブラウンガスは再
>現性があり、それを否定できないために、このガス溶接は多くの人
>が認めている。エネルギー保存の法則を逸脱しないように記述して
>あり、受け入れられたようである。


副島氏の言う「現代物理学の洗脳装置化」ですね。
理論は作るもので覚えるものじゃないのですが物理は敷居が高いの
でつい丸覚えしてしまう。
型にはまった受験勉強に慣れると、急に創造しろ、脱線してみろと
いっても不安が先立って無理ですね。
中途半端な優等生ほどあほになる(自嘲/自戒です)。

それはそうと

このサイトを含めネットでいい意見が多数上がっていますが、現実
の変革につながりません。意識はすぐ移行できます、しかし権力も
かねも無ければ永久に「ゴマメの歯軋り」を出られない。
現実は働きかけることでしか変更出来ません。
このギャップをどううめるか。

技術育成ファンドはどうだろうか。
日本にとっての最大の不幸は国家の支持基盤、指導層が経済的に貧
しいこと。技術や知識を持っているほとんどののひとがサラリーマ
ンなので小口の現金しかない。
単独で新技術を応援することはまず不可能。
マイクロクレジットのユノスのような仕組みは出来ないだろうか。
普通の人には技術へのアプローチのすべがない。
技術を支えるアクセス回路が無い。
ここを変えれば日本を変えることが出来るかも知れない。

現実性はあるでしょうか?

団塊君
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(Fのコメント)
理論や技術を評価する力がないと、投資していいどうかが分からな
い。特に技術や理論のまがい物は、詐欺と同じように美しく見える
ように何重にも包装されているために、騙されやすいし、それを見
抜くのは難しい。このため、私も何回も騙されたために十分に注意
するようにしている。

日本企業も多くのまがい物を持ち込まれているために、どうしても
否定的な対応をしている。このため、良い物も埋もれる結果になる。
それが近くにいる発明者の機器でしょうね。発明者は歯軋りしてい
る。

このため、米国ではエンジュル制度を整備して、科学技術のエンジ
ェルは難しいが、米国ではそのエンジュルがいる。エンジュルとは
、初期立ち上げフェーズをサポートする投資家であるが、米国のエ
ンジュルの投資費用は、すべて減税対象になるために、大金持ちは
少しの損をいとわないでエンジュルになっている。研究開発は費用
と時間がかかる。このため、そう簡単ではない。マイクロクレジッ
トのような小額では無理がある。

しかし、日本は投資資金を減税対象にはしないために、その仕組み
がない。このようなエンジュル投資制度は日本の国情に合わないと
いうのが大方の知識人の考え方のようです。
この考え方はどうなのでしょうね??


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