トランプ氏と中国が、チキンゲームを始めている。 中国は、米国債の大量売りや無人潜水機の奪取などを行い、米国債 の長期金利上昇とドル高を仕掛け、トランプ氏は、台湾との首脳会 談や「一つの中国」に捕らわれないと発言をする。 どちらも引くことをしない。 米中は、チキン・ゲーム化している。 強気同士の争いは、最後には戦争になる可能性があるので、誰かが 止めに入ることが必要である。できるのは、日本かロシアしかない が、どちらも動く必要がある。 日本の安倍首相はトランプ大統領と1月27日に会談をするという が、そこで、注意をした方が良いし、露プーチン大統領は習近平国 家主席に言うべきであろう。 しかし、中国と米国の対決は続くことになりそうである。 米企業の中国市場でのビジネスは存続できないことになる。米ダウ が製造業中心に暴落の危険がある。景気も悪くなることになる。 しかし、これに対して、トランプ氏は、中国からの輸入に関税を 45%にしてしまう。このため、米中の貿易は止まることになる。 さあ、大変なことになってきた。それでも株価が上がるのでしょう かね。1月20日までは、株価が上がる可能性があるが、それ以後 、下がることは確実であり、それを見越した売りが出て、年内にブ ラック・マンデーになることもあると思う。 3000円以上の下げが起こる可能性も年内にも可能性がある。 年内2万円になる方向になるのか、1万7000円になるのか、分 からないが、どちらにしても、年内や来年かは分からないが、大幅 な下げは確実な状況である。